二次創作
稲荷崎高校オカルト研究会所属の「さしすせ」
「スリーカード」
「ストレート」
「ストレートフラッシュ」
「……チッ、ハイカード」
中学3年生になりました。
先に言っておきますが、時間は無視するものです。
今は昼休みなのでオカルト研究会の部室に集まって、
ビリは全員に何か奢るって約束でポーカーをしている。
お弁当食べつつ皆んなで楽しくやってます。
因みに硝子ちゃんの主食はタバコなので中学校の部室とは思えない匂いが漂っている。
五条くんはどの役も揃わなかったハイカードなので自動的に負けで、
対して私は2番目に強い役のストレートフラッシュで一人勝ち。
「いぇーい勝った!!これで43連勝だ。ささっ、ビリの五条くんには何奢ってもらおうかな〜?」
「メビウスゴールド。1か6で頼む」
「私は部活の移動費でも払ってもらおうかな」
「あーそれいいね。今度高校見学という[漢字]体[/漢字][ふりがな]てい[/ふりがな]で仙台行くし、五条にはそのときに財布……げふん、財政係になっていただきましょうか」
「さんせー。でも五条はタバコ買ってこい」
中学生がタバコを買えるのかと思ったけど、硝子ちゃん曰くやんちゃな人達が御用達の緩い店があるらしい。
私は行ったことないけど五条くんや夏油くんは何回か行ってるらしい。
いいなー私も行きたい。
タバコ屋に行ってみたいってなんだか素行不良の生徒みたいだ。
外面は完全にいいことにちゃんの私がこんなこと言い出したら担任の先生もお母さんもびっくりするんだろう。
でも、目の前に居るのは親友なので問題ナシ。
中学生最後の時にやんちゃするのも青春だね!
「硝子ちゃん、硝子ちゃん、私もタバコ吸ってみたい」
「んー……やめとけ。世羅は子供舌だからタバコ吸っても不味くて咽せるだけだからな」
「やってみなきゃ分かんないじゃん」
「ハハハ、失敗するやつの常套句だな。それに世羅は………」
加えていたタバコを離してマジでキスする5秒前の位置でふぅ、っと紫煙を吹きかけた。
タバコの匂いが鼻と喉を突いて、思わず咳き込んでしまった。
「けほっ、」
「自分で吸って早死にするより、私の副流煙で寿命を縮める方が似合ってる」
「っ、か……DV彼氏だぁ」
「でも好きだろ?」
「うん♡好き♡硝子ちゃん私の理想の彼氏過ぎ。一生[漢字]親友[/漢字][ふりがな]ダーリン[/ふりがな]でいてね♡」
「勿論だよ[漢字]親友[/漢字][ふりがな]ハニー[/ふりがな]」
「キャー♡」
思わず硝子ちゃんに抱きついてしまった。
耳元で秘密の話をするように言われて、ドキドキしちゃった。
いけないことをしてしまった背徳感………硝子ちゃん、好き♡
まぁ私達が一生親友なのは生まれる前どころかビックバンが始まる前から決まってた事だけどね!
そんな感じの私と硝子ちゃんの世界に浸っていた。
「傑……」
「ああ、悟……」
「「俺たちは何を見せつけられてるんだろう(な)」」
えっ、後ろの最強組がなんか言ってる?
それが何?
今は硝子ちゃんあとイチャイチャしてるんだ、無視無視。
コンコン。
おや、このノックの仕方とシルエットは、
ガッキーじゃない方のガッキーこと、五条くんの担任の新垣先生じゃないか。
東京の街に排気音響かせてバイクを乗る回してた不良だっただし、
元の性格もめんどくさがりなのタバコや校則違反にとやかく言わないのでみんなから人気だ。
そんな先生なので硝子ちゃんもタバコはそのままだ。
「ちーす、さす揃ってか〜」
「ガッキーじゃん」
「なんですか新垣先生、今日は特に悟と殴り合った意外に悪い事してないですよ」
「目の前にタバコ吸ってる悪いやつがいるんだがなぁ……」
「吸ってるのは硝子なんで」
「ガッキーもタバコいる?」
「それメビウスだろ。俺は永遠のセブンスター派なんだよ。まぁいいや、ライターあるか」
「一瞬で派閥裏切るじゃん、ウケる」
「先生も吸うんだったら換気扇回していい?匂い篭っちゃう」
「おー」
この後授業だし、タバコの匂いガッツリは困るんだよねぇ。
まぁ、そのために部室にファブリー◯(超消臭)と、
ファブ◯ックミスト(フレンチマカロンの香)が置いてあるんだけど。
「それで先生、なんか用なの?うちの部室ならタバコ吸えるから来たとかだったら蹴るけど」
「あ゙ーそれもあるんだが、一番はお前らにこれ渡しにきたんだ」
そういうと、ファイルから紙をぺろりと出すと五条くんと夏油くんに配った。
それぞれそれなりに有名な高校の名前が書かれているが、書かれてる内容はふたりでちょっとづつ違う。
スカウトか。
そうだねぇ、秋だしそういう時期だよねぇ。
「桐皇学園高校、海常高校、陽泉高校、洛山高校………どこ?」
「アレじゃないか、ほら、バスケが強いところだ。確か」
「お前ら、ほぼ二人で弱小バスケットボール部を全国大会に連れてったていうか、引っ張ったからな。スポーツ推薦枠が圧倒的に多い」
「あ〜そういや8月に全国で棋聖の世代だか、隕石の世代だか「キセキだよ」……そうそう、キセキの世代をクズどもがぶっ飛ばしたやつね」
「思い出してきた、厨二病っぽい名前の学校の厨二病っぽいあだ名の猿たちのやつだ」
「私がカラフルレンジャーだって言って、相手を困惑させたやつだ」
「世羅が金髪のヤツに連絡先聞かれて硝子が飛び蹴りかましたやつだ」
あーね。
っと、それぞれ思い出して、なんで二人がこんなにスカウトが分かった。
あれは忘れもしない5月頃。
下から数えて2番の二人が、一番の人がクジで引いた部活に入部して大会優勝してくるという内容の賭けをやった。
結果、五条くんと夏油くんの惨敗。
硝子ちゃんの圧勝した。
そして硝子ちゃんが引いたクジはバスケ部。
もう後はお察し、大会に優勝するために五条くんと夏油くんは忙しい呪霊掃除の隙間を塗って、猛練習を重ねた。
自身の有り余る才能で地区大会を突破して、県大会も突破。
そしてそのまま8月の全中まで爆走していった。
なんか決勝戦の相手が凄い有名な人たちだったらしいけど、
二人はそれをモノともせずにダブルピースで表彰台を飾った。
それが周りにとっては凄い事だったらしくて、色んたところから取材が来たけど、
二人の態度が悪過ぎて記事には使われることが無かった。
そして1週間も経てば各方面から謎の圧力がかかって人はこなくなった。
一体どこの何条家がやったんでしょうかね………。
まぁ、賭けで始めたことなんで二人は全国が終わったら直ぐに退部して、オカルト研究会に戻ってきた。
なのにこれだけ推薦が来るだなんて、やっぱり私の親友すげぇな。
「知らず知らずのうちに、俺らの有り余る才能に振り回されてた人には悪りぃけど俺はスカウト受けねぇよ」
「自己肯定感エッグ」
「私もだね」
「はぁなんで?」
「受けるところもう決めてんだよ」
「はぁー偉いなぁお前。俺はお前らぐらいのときはバイク流すか喧嘩、あとは薬キメるしかしてなかったわ」
「なんでお前教師やってんだよ」
「安心しろ、薬はもう抜けてる」
「そうじゃねぇ」
「俺が言えるのはタバコと酒はいいが、薬物はやるもんじゃねーぞ」
「やらねぇよ!!」
昼休みもそろそろ終わる時間なので、夏油くんにファブリーズを振りかけあいって匂いを消す。
硝子ちゃんもタバコを携帯式の灰皿に入れて、自分で自分にファブリッ◯ミストを掛けた。
五条くんは最初から無限で匂いを防いでいたらしい。
何それ便利。
「それで、お前らどこ受けるんだよ」
その話に戻るのかという感じなんだけど、私は優しいので答えてあげることにした。
私は両親の離婚で、親権がある方の親……お母さんの出身地である兵庫に引っ越すことが決まってる。
だから今学校を決めても仕方ないので引っ越してから学校を決めるつもりだ。
「私は引っ越した先で決めるつもり。みんなは?」
「さー?」
「秘密〜」
「もうちょっと先かな」
五条くんは秘密らしい。
そんな感じで、昼休みは解散になった。
「ストレート」
「ストレートフラッシュ」
「……チッ、ハイカード」
中学3年生になりました。
先に言っておきますが、時間は無視するものです。
今は昼休みなのでオカルト研究会の部室に集まって、
ビリは全員に何か奢るって約束でポーカーをしている。
お弁当食べつつ皆んなで楽しくやってます。
因みに硝子ちゃんの主食はタバコなので中学校の部室とは思えない匂いが漂っている。
五条くんはどの役も揃わなかったハイカードなので自動的に負けで、
対して私は2番目に強い役のストレートフラッシュで一人勝ち。
「いぇーい勝った!!これで43連勝だ。ささっ、ビリの五条くんには何奢ってもらおうかな〜?」
「メビウスゴールド。1か6で頼む」
「私は部活の移動費でも払ってもらおうかな」
「あーそれいいね。今度高校見学という[漢字]体[/漢字][ふりがな]てい[/ふりがな]で仙台行くし、五条にはそのときに財布……げふん、財政係になっていただきましょうか」
「さんせー。でも五条はタバコ買ってこい」
中学生がタバコを買えるのかと思ったけど、硝子ちゃん曰くやんちゃな人達が御用達の緩い店があるらしい。
私は行ったことないけど五条くんや夏油くんは何回か行ってるらしい。
いいなー私も行きたい。
タバコ屋に行ってみたいってなんだか素行不良の生徒みたいだ。
外面は完全にいいことにちゃんの私がこんなこと言い出したら担任の先生もお母さんもびっくりするんだろう。
でも、目の前に居るのは親友なので問題ナシ。
中学生最後の時にやんちゃするのも青春だね!
「硝子ちゃん、硝子ちゃん、私もタバコ吸ってみたい」
「んー……やめとけ。世羅は子供舌だからタバコ吸っても不味くて咽せるだけだからな」
「やってみなきゃ分かんないじゃん」
「ハハハ、失敗するやつの常套句だな。それに世羅は………」
加えていたタバコを離してマジでキスする5秒前の位置でふぅ、っと紫煙を吹きかけた。
タバコの匂いが鼻と喉を突いて、思わず咳き込んでしまった。
「けほっ、」
「自分で吸って早死にするより、私の副流煙で寿命を縮める方が似合ってる」
「っ、か……DV彼氏だぁ」
「でも好きだろ?」
「うん♡好き♡硝子ちゃん私の理想の彼氏過ぎ。一生[漢字]親友[/漢字][ふりがな]ダーリン[/ふりがな]でいてね♡」
「勿論だよ[漢字]親友[/漢字][ふりがな]ハニー[/ふりがな]」
「キャー♡」
思わず硝子ちゃんに抱きついてしまった。
耳元で秘密の話をするように言われて、ドキドキしちゃった。
いけないことをしてしまった背徳感………硝子ちゃん、好き♡
まぁ私達が一生親友なのは生まれる前どころかビックバンが始まる前から決まってた事だけどね!
そんな感じの私と硝子ちゃんの世界に浸っていた。
「傑……」
「ああ、悟……」
「「俺たちは何を見せつけられてるんだろう(な)」」
えっ、後ろの最強組がなんか言ってる?
それが何?
今は硝子ちゃんあとイチャイチャしてるんだ、無視無視。
コンコン。
おや、このノックの仕方とシルエットは、
ガッキーじゃない方のガッキーこと、五条くんの担任の新垣先生じゃないか。
東京の街に排気音響かせてバイクを乗る回してた不良だっただし、
元の性格もめんどくさがりなのタバコや校則違反にとやかく言わないのでみんなから人気だ。
そんな先生なので硝子ちゃんもタバコはそのままだ。
「ちーす、さす揃ってか〜」
「ガッキーじゃん」
「なんですか新垣先生、今日は特に悟と殴り合った意外に悪い事してないですよ」
「目の前にタバコ吸ってる悪いやつがいるんだがなぁ……」
「吸ってるのは硝子なんで」
「ガッキーもタバコいる?」
「それメビウスだろ。俺は永遠のセブンスター派なんだよ。まぁいいや、ライターあるか」
「一瞬で派閥裏切るじゃん、ウケる」
「先生も吸うんだったら換気扇回していい?匂い篭っちゃう」
「おー」
この後授業だし、タバコの匂いガッツリは困るんだよねぇ。
まぁ、そのために部室にファブリー◯(超消臭)と、
ファブ◯ックミスト(フレンチマカロンの香)が置いてあるんだけど。
「それで先生、なんか用なの?うちの部室ならタバコ吸えるから来たとかだったら蹴るけど」
「あ゙ーそれもあるんだが、一番はお前らにこれ渡しにきたんだ」
そういうと、ファイルから紙をぺろりと出すと五条くんと夏油くんに配った。
それぞれそれなりに有名な高校の名前が書かれているが、書かれてる内容はふたりでちょっとづつ違う。
スカウトか。
そうだねぇ、秋だしそういう時期だよねぇ。
「桐皇学園高校、海常高校、陽泉高校、洛山高校………どこ?」
「アレじゃないか、ほら、バスケが強いところだ。確か」
「お前ら、ほぼ二人で弱小バスケットボール部を全国大会に連れてったていうか、引っ張ったからな。スポーツ推薦枠が圧倒的に多い」
「あ〜そういや8月に全国で棋聖の世代だか、隕石の世代だか「キセキだよ」……そうそう、キセキの世代をクズどもがぶっ飛ばしたやつね」
「思い出してきた、厨二病っぽい名前の学校の厨二病っぽいあだ名の猿たちのやつだ」
「私がカラフルレンジャーだって言って、相手を困惑させたやつだ」
「世羅が金髪のヤツに連絡先聞かれて硝子が飛び蹴りかましたやつだ」
あーね。
っと、それぞれ思い出して、なんで二人がこんなにスカウトが分かった。
あれは忘れもしない5月頃。
下から数えて2番の二人が、一番の人がクジで引いた部活に入部して大会優勝してくるという内容の賭けをやった。
結果、五条くんと夏油くんの惨敗。
硝子ちゃんの圧勝した。
そして硝子ちゃんが引いたクジはバスケ部。
もう後はお察し、大会に優勝するために五条くんと夏油くんは忙しい呪霊掃除の隙間を塗って、猛練習を重ねた。
自身の有り余る才能で地区大会を突破して、県大会も突破。
そしてそのまま8月の全中まで爆走していった。
なんか決勝戦の相手が凄い有名な人たちだったらしいけど、
二人はそれをモノともせずにダブルピースで表彰台を飾った。
それが周りにとっては凄い事だったらしくて、色んたところから取材が来たけど、
二人の態度が悪過ぎて記事には使われることが無かった。
そして1週間も経てば各方面から謎の圧力がかかって人はこなくなった。
一体どこの何条家がやったんでしょうかね………。
まぁ、賭けで始めたことなんで二人は全国が終わったら直ぐに退部して、オカルト研究会に戻ってきた。
なのにこれだけ推薦が来るだなんて、やっぱり私の親友すげぇな。
「知らず知らずのうちに、俺らの有り余る才能に振り回されてた人には悪りぃけど俺はスカウト受けねぇよ」
「自己肯定感エッグ」
「私もだね」
「はぁなんで?」
「受けるところもう決めてんだよ」
「はぁー偉いなぁお前。俺はお前らぐらいのときはバイク流すか喧嘩、あとは薬キメるしかしてなかったわ」
「なんでお前教師やってんだよ」
「安心しろ、薬はもう抜けてる」
「そうじゃねぇ」
「俺が言えるのはタバコと酒はいいが、薬物はやるもんじゃねーぞ」
「やらねぇよ!!」
昼休みもそろそろ終わる時間なので、夏油くんにファブリーズを振りかけあいって匂いを消す。
硝子ちゃんもタバコを携帯式の灰皿に入れて、自分で自分にファブリッ◯ミストを掛けた。
五条くんは最初から無限で匂いを防いでいたらしい。
何それ便利。
「それで、お前らどこ受けるんだよ」
その話に戻るのかという感じなんだけど、私は優しいので答えてあげることにした。
私は両親の離婚で、親権がある方の親……お母さんの出身地である兵庫に引っ越すことが決まってる。
だから今学校を決めても仕方ないので引っ越してから学校を決めるつもりだ。
「私は引っ越した先で決めるつもり。みんなは?」
「さー?」
「秘密〜」
「もうちょっと先かな」
五条くんは秘密らしい。
そんな感じで、昼休みは解散になった。