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彼岸花

#3

第三章 春日部 陽奈ちゃん

とある大学生二人が話している。
以下はその会話を記録したものである。
「なぁ、この事件知ってる?小学生女児誘拐事件」
「何だそれ?」
「お前知らねえのかよ。ニュース見てみろ、SNSでも最近話題になってるだろ」
「そうなん?俺全然ニュースとかネットとか見ないからなー」
「お前現代社会に置いてかれてるぞ。スマホも持ってない、テレビも見ない」
「iPadなら持ってる」
「なら見ろよ。少しでも社会の現状に興味を持て」
「へいへい。で、その事件がどうしたんだよ」
「実はこの事件な、未解決事件らしい」
「・・・・ほーん。で?」
「だから、お前もう少し興味を持てって。」
「それで?お前はこの話を俺に持参して何を得たいんだ?」
「冷めすぎだろ。どれだけ社会に関心がないんだよ。はぁ・・・もう、埒が明かないからいいわ。
〜小学生女児誘拐事件〜
誘拐されたのは春日部 陽奈ちゃん(10)
8月23日
○○県〇〇市
事件当日
その日、陽奈ちゃんは母親と某市にある水族館に来ていた。
陽奈ちゃんは、10歳の誕生日を迎えていた。
だがある時、陽奈ちゃんが「トイレに行きたい」と母親に告げた。
母親によると、陽奈ちゃんは一人でトイレに行ったらしい。
陽奈ちゃんの帰りがあまりにも遅かったので母親が心配して
トイレに行き様子を見に行った。
トイレに行くと、そこには”陽奈”と書かれた靴が一足だけ落ちていた。
陽奈ちゃんは、自分の持ち物をなくさないようにするためによく、自分の
物には名前を書く癖があったと母親は証言していた。
それで自分の娘のものと確信をしたらしい。
母親はその場で直ぐに警察に連絡をしたらしい。
警察が、現場を捜査したところ他にも証拠が出てきたため
警察側は、誘拐事件の可能性を視野に入れて現在も捜査は行われているが、
未だ犯人らしき者を特定できていないらしい。
って言うのが、事件の全容。」
「長々と説明ご苦労さん」
「・・・・・・はぁ。お前なぁ・・・・・。」
「何だよ」
「別に。で、この事件についてお前はどう思う?」
「・・・・・どうって言われても・・・つうか、警察がわからないことが俺が知ってると思うかよ・・・・普通に考えて。」
「いや、単に意見が聞きたいだけだわ」
「・・・・・・まぁ、普通に犯人ただの変態じゃね?」
「まぁ、普通に考えたらなー」
「にしても、最近物騒な事件ばっかだよなー」
「なー」
「お前気をつけろよ、メディアにしっかり目を通せ」
「へいへい」

ここで二人の会話は終了した。







作者メッセージ

こんばんは 無人間です
第三章をお読みいただきありがとうございます。
同時進行が滞らないように頑張って執筆していきます。
感想お待ちしております。
それではまた、第四章でお会いしましょう。

2025/02/24 20:14

無人間 ID:≫ 18vMWMAhTOtbE
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