マッシュルに転生した奴らの話
??「グランツっ!!子供たちを保護しろ!!!」
その言葉の数秒後に鉄格子がある廊下に飛び込んで来たのはパツ金のキラキライケメンだった。
イケメンを見た瞬間に●●とウィリアムはあのキラキラの魔力はこの人のモノだと理解する。
キラキライケメンの方は2人の事を見つけると光鉄格子の側まで駆け寄ってきた。
??「大丈夫かっ!!」
ウィル「オレは大丈夫だけどっ、この子が元気ない!」
ウィリアムと●●はイケメン及び、黒い魔力の魔法使いを警戒して5歳児の演技をする事にした。
人間というのはコレぞ子供という子供には油断すると2人は今世で分かっていたのである。
イケメンは2人の演技には気づいている様子はなく、●●のぐったりした様子(演技)を見て「少し待っててくれ。」と言って鉄格子を魔法で開けて入ってきた。
そこからは「あっ」と、言う間も無く●●とウィリアムの状態を確認を終えると●●に上着を掛けてお姫様抱っこで鉄格子から出す紳士っぷりを見せつけた。
ウィル「(顔だけじゃんく、対応までもイケメンだ。)」
イケメン「少年、名前はなんていうんだ?」
ウィル「うぃ、ウィリアムです……。」
イケメン「そうか、ウィリアム。お前はこんな状況で自分よりもこの女の子を優先したんだ。とんでもない男前に成れる素質、持ってるよお前。」
更にはウィリアムのケアまで欠かさないこのイケメンいや、この男前のこそ、
ライオ・グランツ。17歳だ。
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