未来話をしよう。
LIAR視点
白く、温かい電飾。
神楽さん曰く、「やっぱ蝋燭だけじゃ暗いしみんなが心配だから」という理由で昨日ぐらいに付いたかなり明るめの電飾だそうだ。
…正直言って目が痛い。
五鬼継「LIAR先輩!おはようございます~!」
明るくなった小屋から幸せそうな声が聞こえる。
隣にはカウンターの方向を見て本を読んでいる男性がいる。
「おはよう五鬼継くん、隣にお客さんいる?」
五鬼継「あ!そうなんです、こちら…」
??「分かるでしょ、二重先輩?」
「…あ"~…悪夢だ…」
??「どっちかというと悲夢だなぁ((」
「…久しぶり、[太字][漢字]氷室結絆[/漢字][ふりがな]ひむろゆいはん[/ふりがな][/太字]君。」
氷室結絆くん。
始めて会った時はゆいはんっていう読みで中国人かなって思ってたけど(?)
話してみると思ってたより陽気ないたずらっ子って感じ。
カーディガンを羽織りながら腕組みしてる、どっかで見たことあるな~…
結絆「久しぶり~!ここらへんに用があったからたまたま寄ったけど、まだこんなことやってたんだ~w」
「仕事に受からないんだから仕方ないじゃん…」
五鬼継「…じゃあ僕神楽さん起こしてきますね!」
寝てるって確定してるけど…まぁそうか(((?
結絆「二重先輩はま~ったく駄目だなぁ、ちょっとは黒兎先輩を見習いなよ~」
「…結絆くん知らないと思ってた、黒兎のこと」
結絆「二重先輩と仲いいらしいからね、あ、今はLIAR先輩だっけ?」
「……さぁ。勝手にしなよ」
結絆「なっはは…機嫌悪いね~、僕なんかした?」
「そーだ!」と、笑顔で手を合わせる。
こういう時は大体ろくなこと思いついてないんだよな…
結絆「どーせなら黒兎先輩呼んじゃう?家庭教師になってくださいって言えるよ!!僕のおかげでね~♪」
・・・家庭教師とか僕のおかげとかよくわからないこと言ってるんだけどこいつ((
「好きにすれば?あ、私じゃなくて貴方のね?数学苦手らしいじゃん、好都合だよ。黒兎数学の教師だし~」
??「早くして無能兎」
??「相変わらず酷い((」
??「ほかの人と話すとか他所でやってください兎のぬいぐるみ殴りますよ」
??「それ私が作った奴じゃないの…?中に霊入ってるんだけど」
??「いつも通り怖いですね((」
結絆「…僕呼んでないはずなんだけどな?…あれ…、」
反射的にその顔が見たくて外へ駆け出す。
太陽の光が目に飛び込んできて目を強く閉める。
…でも、閉じた目を開けたその先には。
周りを囲まれている、見たかった、でも遠かった黒髪の顔があった。
白く、温かい電飾。
神楽さん曰く、「やっぱ蝋燭だけじゃ暗いしみんなが心配だから」という理由で昨日ぐらいに付いたかなり明るめの電飾だそうだ。
…正直言って目が痛い。
五鬼継「LIAR先輩!おはようございます~!」
明るくなった小屋から幸せそうな声が聞こえる。
隣にはカウンターの方向を見て本を読んでいる男性がいる。
「おはよう五鬼継くん、隣にお客さんいる?」
五鬼継「あ!そうなんです、こちら…」
??「分かるでしょ、二重先輩?」
「…あ"~…悪夢だ…」
??「どっちかというと悲夢だなぁ((」
「…久しぶり、[太字][漢字]氷室結絆[/漢字][ふりがな]ひむろゆいはん[/ふりがな][/太字]君。」
氷室結絆くん。
始めて会った時はゆいはんっていう読みで中国人かなって思ってたけど(?)
話してみると思ってたより陽気ないたずらっ子って感じ。
カーディガンを羽織りながら腕組みしてる、どっかで見たことあるな~…
結絆「久しぶり~!ここらへんに用があったからたまたま寄ったけど、まだこんなことやってたんだ~w」
「仕事に受からないんだから仕方ないじゃん…」
五鬼継「…じゃあ僕神楽さん起こしてきますね!」
寝てるって確定してるけど…まぁそうか(((?
結絆「二重先輩はま~ったく駄目だなぁ、ちょっとは黒兎先輩を見習いなよ~」
「…結絆くん知らないと思ってた、黒兎のこと」
結絆「二重先輩と仲いいらしいからね、あ、今はLIAR先輩だっけ?」
「……さぁ。勝手にしなよ」
結絆「なっはは…機嫌悪いね~、僕なんかした?」
「そーだ!」と、笑顔で手を合わせる。
こういう時は大体ろくなこと思いついてないんだよな…
結絆「どーせなら黒兎先輩呼んじゃう?家庭教師になってくださいって言えるよ!!僕のおかげでね~♪」
・・・家庭教師とか僕のおかげとかよくわからないこと言ってるんだけどこいつ((
「好きにすれば?あ、私じゃなくて貴方のね?数学苦手らしいじゃん、好都合だよ。黒兎数学の教師だし~」
??「早くして無能兎」
??「相変わらず酷い((」
??「ほかの人と話すとか他所でやってください兎のぬいぐるみ殴りますよ」
??「それ私が作った奴じゃないの…?中に霊入ってるんだけど」
??「いつも通り怖いですね((」
結絆「…僕呼んでないはずなんだけどな?…あれ…、」
反射的にその顔が見たくて外へ駆け出す。
太陽の光が目に飛び込んできて目を強く閉める。
…でも、閉じた目を開けたその先には。
周りを囲まれている、見たかった、でも遠かった黒髪の顔があった。