- 閲覧前にご確認ください -

今作は第1部「能力者たちの詩編歌」、第2部「希望に満てる知識欲」、第3部「誠と偽りの狂情曲」、第4部「真実、誠実の優等生」
の続編です。
まだそれらを見ていない人は、先にそちらをご覧いただけると話がわかりやすいと思います。
第1部→https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=1969&no=1
第2部→https://novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2089&no=1
第3部→novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2280#JumpTitle
第4部→novelcake.net/works/lite/?mode=view&log=2733&no=1

文字サイズ変更

想い出は友情、時々希望。

#2


アルト視点

海底に沈む沈没船から帰ってきて、2週間余りが経った。

ソプラノ「[小文字]う~む…どこまで考えても意味が分からないな[/小文字]」

ソプラノもオレも、ふとした時には装飾品が輝きを失った理由を考えている。

ソプラノ「なあ、アルト…」

アルト「ん?装飾品のこと何か思いついたのか?」

ソプラノ「このマスに入る言葉がわからないんだ」
アルト「クロスワードしてんじゃねえっ!!!」

…全く、ソプラノって奴は…


アルト「ソプラノ、装飾品の輝きを失った件なんだけどよ…シエルに聞くのはどうだ?」
ソプラノ「シエル君かい?…たしかに彼女はいろいろ知恵が深そうだが」
アルト「うん、なんか知ってそうだし。もし何も知らなくても一緒に考えてくれる気がする知らんけど」
ソプラノ「じゃあ訪ねてみるか?」
アルト「おう」

[水平線]


シエル視点

神威「あ、そうそう最近変な夢見たんだよねー」

あたしが集めた資料を読みながら、先輩がそんなことを言う。

シエル「変な夢?あたしもこないだヌンチャク振り回すお姉ちゃんの横で
台パンしてるアルトさんを眺める黄夏さんの夢は見たよ」
神威「うーわ俺が今話そうとした夢より気になるし何その夢」

神威「えぇーっとねぇ…、[太字]たくさんの神様と天使が、会議してる夢[/太字]だった」

シエル「…神様と、天使?」

記憶を手繰り寄せるように悩みながら、先輩はぽつぽつと喋る。

神威「神様のひとりが…『宇宙再支配プロジェクト』っていうのを言ってて。
…そこから、ぼんやりして思い出せないんだー。」

シエル「え~、不思議な夢だね~…」

神威「…うーん。俺嫌な予感するんだ」

シエル「嫌な予感?」

神威「…[太字]夢が現実になる気がするんだ……現実は、夢みたいにずっと流れているのに…[/太字]」

夢が現実に?

それって、神様の言ってたことが起こるかもしれないってこと?


シエル「…先輩ほんと、文系に染まりきってますよね」

神威「そうだね、せんせーのおかげで…」

ピーンポーン

シエル「はーい!今日はお客さんが多いなあ」

ガチャ

アルト「よっ」
ソプラノ「やぁ、久しいね?」

シエル「…ナァンデ男性ばっか来るんだァ???」

神威「あれ?アルトさんにソプラノさん!」
アルト「神威さんも来てたのか」

シエル「ま、まあまあ…上がってくださいよ!」

ソプラノ「では失礼して…」
神威「しかし俺たち一切女性の部屋入るのに躊躇ないですね」
アルト「多分研究室だからだと思う((」
シエル「うん女らしさとか捨てたからねー、なけなしの女らしさがこのみつあみ((」
神威「なけなし…((」


ソプラノ「それで…この間、私たちの装飾品が光らなくなったという話をしただろう?」
シエル「あ!それなんですけどね!?あたしの腕輪も光らなくなったんです!」
アルト「はっ…?」


シエル「装飾品が光らなくなるの…どういうことなんだろうな…」

神威「…うーん、あのー…」


神威「皆さん、[太字]これをしてから光らなくなった、とかはないんですか?[/太字]」

ソプラノ「…そこまで大層なことはしてないが…」
シエル「あたしもいつのまにか光らなくなってたからわかんない」

アルト「…でも確か、光らなくなった日って…すごく変な言い方するけど
確かソプラノとお互いに本当の自分をさらけ出してたような…」
シエル「え何それ下ネタ?((」
アルト「んなわけねえだろ56すぞ」
シエル「こわいよぉ」

ソプラノ「よ、要はだな…お互いに色々思うところあったんだよ、色々。
それをお互い言い合ったというかそういうのに近いと思うんだ」
アルト「フォローありがとう…((」


うーん、つまり二人とも本音を言い合ったってこと?

…あたしにそんなことあったっけ…?


神威「まあ俺まだ装飾品手に入れてないし…わかんないんだけどね」

シエル「うーん、あたしも色々考えてみることにするかぁ…」

あぁ、考えることが増えていくよ~~~…

作者メッセージ

ね む い

コ メ ン ト く だ さ い

2025/01/17 00:26

おとうふ ID:≫rpvJPv02lqkiQ
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 3

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL