想い出は友情、時々希望。
アルト視点
海底に沈む沈没船から帰ってきて、2週間余りが経った。
ソプラノ「[小文字]う~む…どこまで考えても意味が分からないな[/小文字]」
ソプラノもオレも、ふとした時には装飾品が輝きを失った理由を考えている。
ソプラノ「なあ、アルト…」
アルト「ん?装飾品のこと何か思いついたのか?」
ソプラノ「このマスに入る言葉がわからないんだ」
アルト「クロスワードしてんじゃねえっ!!!」
…全く、ソプラノって奴は…
アルト「ソプラノ、装飾品の輝きを失った件なんだけどよ…シエルに聞くのはどうだ?」
ソプラノ「シエル君かい?…たしかに彼女はいろいろ知恵が深そうだが」
アルト「うん、なんか知ってそうだし。もし何も知らなくても一緒に考えてくれる気がする知らんけど」
ソプラノ「じゃあ訪ねてみるか?」
アルト「おう」
[水平線]
シエル視点
神威「あ、そうそう最近変な夢見たんだよねー」
あたしが集めた資料を読みながら、先輩がそんなことを言う。
シエル「変な夢?あたしもこないだヌンチャク振り回すお姉ちゃんの横で
台パンしてるアルトさんを眺める黄夏さんの夢は見たよ」
神威「うーわ俺が今話そうとした夢より気になるし何その夢」
神威「えぇーっとねぇ…、[太字]たくさんの神様と天使が、会議してる夢[/太字]だった」
シエル「…神様と、天使?」
記憶を手繰り寄せるように悩みながら、先輩はぽつぽつと喋る。
神威「神様のひとりが…『宇宙再支配プロジェクト』っていうのを言ってて。
…そこから、ぼんやりして思い出せないんだー。」
シエル「え~、不思議な夢だね~…」
神威「…うーん。俺嫌な予感するんだ」
シエル「嫌な予感?」
神威「…[太字]夢が現実になる気がするんだ……現実は、夢みたいにずっと流れているのに…[/太字]」
夢が現実に?
それって、神様の言ってたことが起こるかもしれないってこと?
シエル「…先輩ほんと、文系に染まりきってますよね」
神威「そうだね、せんせーのおかげで…」
ピーンポーン
シエル「はーい!今日はお客さんが多いなあ」
ガチャ
アルト「よっ」
ソプラノ「やぁ、久しいね?」
シエル「…ナァンデ男性ばっか来るんだァ???」
神威「あれ?アルトさんにソプラノさん!」
アルト「神威さんも来てたのか」
シエル「ま、まあまあ…上がってくださいよ!」
ソプラノ「では失礼して…」
神威「しかし俺たち一切女性の部屋入るのに躊躇ないですね」
アルト「多分研究室だからだと思う((」
シエル「うん女らしさとか捨てたからねー、なけなしの女らしさがこのみつあみ((」
神威「なけなし…((」
ソプラノ「それで…この間、私たちの装飾品が光らなくなったという話をしただろう?」
シエル「あ!それなんですけどね!?あたしの腕輪も光らなくなったんです!」
アルト「はっ…?」
シエル「装飾品が光らなくなるの…どういうことなんだろうな…」
神威「…うーん、あのー…」
神威「皆さん、[太字]これをしてから光らなくなった、とかはないんですか?[/太字]」
ソプラノ「…そこまで大層なことはしてないが…」
シエル「あたしもいつのまにか光らなくなってたからわかんない」
アルト「…でも確か、光らなくなった日って…すごく変な言い方するけど
確かソプラノとお互いに本当の自分をさらけ出してたような…」
シエル「え何それ下ネタ?((」
アルト「んなわけねえだろ56すぞ」
シエル「こわいよぉ」
ソプラノ「よ、要はだな…お互いに色々思うところあったんだよ、色々。
それをお互い言い合ったというかそういうのに近いと思うんだ」
アルト「フォローありがとう…((」
うーん、つまり二人とも本音を言い合ったってこと?
…あたしにそんなことあったっけ…?
神威「まあ俺まだ装飾品手に入れてないし…わかんないんだけどね」
シエル「うーん、あたしも色々考えてみることにするかぁ…」
あぁ、考えることが増えていくよ~~~…
海底に沈む沈没船から帰ってきて、2週間余りが経った。
ソプラノ「[小文字]う~む…どこまで考えても意味が分からないな[/小文字]」
ソプラノもオレも、ふとした時には装飾品が輝きを失った理由を考えている。
ソプラノ「なあ、アルト…」
アルト「ん?装飾品のこと何か思いついたのか?」
ソプラノ「このマスに入る言葉がわからないんだ」
アルト「クロスワードしてんじゃねえっ!!!」
…全く、ソプラノって奴は…
アルト「ソプラノ、装飾品の輝きを失った件なんだけどよ…シエルに聞くのはどうだ?」
ソプラノ「シエル君かい?…たしかに彼女はいろいろ知恵が深そうだが」
アルト「うん、なんか知ってそうだし。もし何も知らなくても一緒に考えてくれる気がする知らんけど」
ソプラノ「じゃあ訪ねてみるか?」
アルト「おう」
[水平線]
シエル視点
神威「あ、そうそう最近変な夢見たんだよねー」
あたしが集めた資料を読みながら、先輩がそんなことを言う。
シエル「変な夢?あたしもこないだヌンチャク振り回すお姉ちゃんの横で
台パンしてるアルトさんを眺める黄夏さんの夢は見たよ」
神威「うーわ俺が今話そうとした夢より気になるし何その夢」
神威「えぇーっとねぇ…、[太字]たくさんの神様と天使が、会議してる夢[/太字]だった」
シエル「…神様と、天使?」
記憶を手繰り寄せるように悩みながら、先輩はぽつぽつと喋る。
神威「神様のひとりが…『宇宙再支配プロジェクト』っていうのを言ってて。
…そこから、ぼんやりして思い出せないんだー。」
シエル「え~、不思議な夢だね~…」
神威「…うーん。俺嫌な予感するんだ」
シエル「嫌な予感?」
神威「…[太字]夢が現実になる気がするんだ……現実は、夢みたいにずっと流れているのに…[/太字]」
夢が現実に?
それって、神様の言ってたことが起こるかもしれないってこと?
シエル「…先輩ほんと、文系に染まりきってますよね」
神威「そうだね、せんせーのおかげで…」
ピーンポーン
シエル「はーい!今日はお客さんが多いなあ」
ガチャ
アルト「よっ」
ソプラノ「やぁ、久しいね?」
シエル「…ナァンデ男性ばっか来るんだァ???」
神威「あれ?アルトさんにソプラノさん!」
アルト「神威さんも来てたのか」
シエル「ま、まあまあ…上がってくださいよ!」
ソプラノ「では失礼して…」
神威「しかし俺たち一切女性の部屋入るのに躊躇ないですね」
アルト「多分研究室だからだと思う((」
シエル「うん女らしさとか捨てたからねー、なけなしの女らしさがこのみつあみ((」
神威「なけなし…((」
ソプラノ「それで…この間、私たちの装飾品が光らなくなったという話をしただろう?」
シエル「あ!それなんですけどね!?あたしの腕輪も光らなくなったんです!」
アルト「はっ…?」
シエル「装飾品が光らなくなるの…どういうことなんだろうな…」
神威「…うーん、あのー…」
神威「皆さん、[太字]これをしてから光らなくなった、とかはないんですか?[/太字]」
ソプラノ「…そこまで大層なことはしてないが…」
シエル「あたしもいつのまにか光らなくなってたからわかんない」
アルト「…でも確か、光らなくなった日って…すごく変な言い方するけど
確かソプラノとお互いに本当の自分をさらけ出してたような…」
シエル「え何それ下ネタ?((」
アルト「んなわけねえだろ56すぞ」
シエル「こわいよぉ」
ソプラノ「よ、要はだな…お互いに色々思うところあったんだよ、色々。
それをお互い言い合ったというかそういうのに近いと思うんだ」
アルト「フォローありがとう…((」
うーん、つまり二人とも本音を言い合ったってこと?
…あたしにそんなことあったっけ…?
神威「まあ俺まだ装飾品手に入れてないし…わかんないんだけどね」
シエル「うーん、あたしも色々考えてみることにするかぁ…」
あぁ、考えることが増えていくよ~~~…