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[参加型]怨狩り

#7

5話 2つ星の共同作業①

テテテテン♪
これは、不穏な一晩の攻防戦の序章に過ぎなかった。
[水平線][トミー]
「えっーと、新人が3人か。はいみんな〜ちゅうもーく!新人来たよ〜!」
「ぁ、っ龍蛛…嶺雨です、っ……」
「自分最前あや。よろ〜。」
「俺は大川蓮之。よろしく。」
自己紹介などを終えると、只管な無の時間が広がる。監視してるこっちの身にもなってほしい。
本日から龍蛛嶺雨と、最前あやと、大川蓮之がこの仕事に就いた。因みに、ここに新人教育なんてものはない。
この街は治安が悪い。(4話参照)22時頃には、ヤクザの抗争や、(規制音)とか(規制音)とか。
こんな街で生き残っている時点で基礎は叩き込まれているようなものだから。
「にしても…」(変な奴ばっかだな…)
伶が何か言おうとしてやめた。またこの会社への愚痴だろうか。大体こっちだって結構苦労してんのに愚痴をあーだこーだ言いやがっ…
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙だの゙じい゙い゙い゙」
あやが電気椅子に乗ってる。盛り上がったカルミアと御影がボリュームを上げたのを見逃さなかった。
「ちょっと…怖いですね……。」
嶺雨がそう言いながら蜘蛛針をゆっくり刺している。みんな怖い。
蓮之は、黙々と薬を作っている。
「これ、飲んでみて。」
泡影が試飲(毒見)することになった。
するとどうだろう。ボフンと煙の音と共に、見事な食パンが出来ている。まるでパ◯どろぼうだ。
「ごめん調合間違えた。」
食パンになってて喋れないのか、泡影はムッとした顔をしているだけだ。
「あー伶が酒飲んでるー」
「うるせーなー、俺23だぞ?」
[水平線][ウツギ]
「新入生1人来ました…。」
「俺の名はレヴィ。よろしく。」
ここはまだ4人以下なので一応ゲームとかは全員できる。けど喧嘩が起きるかどうかは別。
「よろしゅう。」「よろしく〜。」
………。以降、無の状態だ。
基本的に何も起きないのだ。
19時を回った辺り、動きがあった。
「マリパ持ってきよったで〜。」
この前喧嘩が起きたというのに、里那は性懲りもなく今度はマ◯オパーティをチョイスした。
「よし、2以上出たらスターが取れ…」
画面に表示された大きな「[大文字][太字]1[/太字][/大文字]」に笑いが起こった。
「スターもろとくで〜」
惜しい。あと2マス足りない。
また笑いが起きた。
レヴィが颯爽とスターを奪っていく。
「ガッハッハ!それではコインを没収だ!」
プツッ
九絵が速攻で電源を落とした。
「そらズルいわ〜。」
因みに結果は
1位 紫雨
2位 レヴィ
3位 御影
4位 九絵
だった。
ありゃ、正体不明の4が続出してる。
レーダーは…なんじゃこりゃ!!
テテテテン♪
「[斜体]モーズ大住宅街にて、怨霊が大量発生しました。至急向かってください。[/斜体]」
これは、不穏な一晩の攻防戦の序章に過ぎなかった。

2025/01/21 19:52

ふかしいも。 ID:≫1twJnxLLHxnQU
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