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警視庁 相談室の女刑事

#5


前の席に座っているあまり顔色のよくない男性が言った。
「すみません。」
私が、言うとケッとますます機嫌悪そうな顔になった。
「すみません。じゃねぇんだよ。こっちは、会社で毎日働いてるんだよ。」
どうやら、酔っているようだ。適当なところで切り上げないと。
キヤァーー
「「!?」」
悲鳴!?
なんだ。
すると、前の扉が開いて、男が入った。
一瞬で、前にいる酔っ払いの男に刃物を向け
「こいつを殺されたくなければ、言う事聞け。」
「嘘でしょ。」
「やべーじゃん。」
「警察呼ばなきゃ。」
「静かに、落ち着いて。向こうの車両に行ってください。」
高坂.....高坂が、案内に行ってくれたおかげで、この車両には、私と犯人と人質しかいなくなった。
「人質を取るってことは、要求があるのよね。」
手を上げながら聞いた。
「あんた、刑事か?」
「そうよ。」
「なら、警視庁の警視総監を読んでくれ。」
警視総監.......!?

2024/03/21 17:03

rikorisu ID:≫2tukLMLiv4qCc
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