見つけることが出来るなら
僕は屋上から見える景色を堪能している。
…授業をサボって
まぁ、今更真面目に受けたって意味ないし、それに僕は…
ガチャ
屋上の扉を開ける音がした。
…えっ、なんで?
今授業中だよね?
あれ?
もしかして、僕が寝ている間に昼休みになった?
僕、そんなに長く寝たつもりないんだけど…
いや、もしそれぐらい寝てたとしてもね?
誰も「白の幽霊」がいる屋上になんてこないはずだよ?
僕が混乱していると屋上の扉を開けた人が、僕がいる場所来て声をかけてきた。
「もしかして、君が教室からいつの間にか消えて、屋上にいるっていう白の幽霊の桜井葉月?」
「え?」
なんで僕の名前知ってる?
僕、始業式のときもサボってるから誰も名前知らないはず…なんだけど。
…とりあえず聞いてみる?
いや、この人が誰なのかを先に聞きた方がいいのか?
どうすれば…
「あ、ごめん。びっくりさせてしまったかな?
初めまして、俺は佐々木葵。今日、この学校に転校してきた転校生だよ。君のことは、山下先生から少し話を聞いたんだ。」
山下先生から…か。
なら、大丈夫なのか?
とりあえず自己紹介しておこう
「…僕は桜井葉月。よろしく」
「よろしくね。葉月くん」
佐々木は僕の方を向いてそう言った。
…授業をサボって
まぁ、今更真面目に受けたって意味ないし、それに僕は…
ガチャ
屋上の扉を開ける音がした。
…えっ、なんで?
今授業中だよね?
あれ?
もしかして、僕が寝ている間に昼休みになった?
僕、そんなに長く寝たつもりないんだけど…
いや、もしそれぐらい寝てたとしてもね?
誰も「白の幽霊」がいる屋上になんてこないはずだよ?
僕が混乱していると屋上の扉を開けた人が、僕がいる場所来て声をかけてきた。
「もしかして、君が教室からいつの間にか消えて、屋上にいるっていう白の幽霊の桜井葉月?」
「え?」
なんで僕の名前知ってる?
僕、始業式のときもサボってるから誰も名前知らないはず…なんだけど。
…とりあえず聞いてみる?
いや、この人が誰なのかを先に聞きた方がいいのか?
どうすれば…
「あ、ごめん。びっくりさせてしまったかな?
初めまして、俺は佐々木葵。今日、この学校に転校してきた転校生だよ。君のことは、山下先生から少し話を聞いたんだ。」
山下先生から…か。
なら、大丈夫なのか?
とりあえず自己紹介しておこう
「…僕は桜井葉月。よろしく」
「よろしくね。葉月くん」
佐々木は僕の方を向いてそう言った。