みんな!ぼくのものがたりだよ!by40代男性
「ねぇねぇ母さん、今年はサンタさんはくるかな?」
「ど、どうでしょうね…さ、サンタさん来るかなぁ…?」
12月24日の夜。
ぼくは、寒い中窓の外を眺めてた。
ううん…今年は胃薬と、ウコンの力1年分がほしいなぁ。
あ、あと、最近はハゲてきちゃったから、毛が生えてくる薬とか、あるかなぁ!
ぼくの名前は佐藤弘!今年で48歳だ!
去年はなぜか、サンタさん来なかったんだよね。
どうしてかなぁ。
クッキーも、お手紙も用意したのに。
「…あら、弘まだ起きてたの!窓の外なんか眺めてないで早く寝なさい!」
「はぁい。母さん!……母さん、なんで最近はサンタさん来ないの?」
ふと、浮かんだ疑問。
すると、母さんは、「は?」といいつつ真剣に話してくれた。
「ええ…!弘、本気だったの?!」
「うん。サンタさんは死んじゃうまで来てくれるんでしょ?だから、今年は手作りチョコレートを作ったの!お手紙もね。」
母さんは、ぽかんとしてしまった。
「どうしたの?母さん。」
「……弘、あのね、サンタさんは、よい[太字]子[/太字]に来るのよ。もう今年で48のおじさんには来ないのよ。残念だけど、もう来ないわ…」
「ええっ!な〜ん〜でぇ〜!やだ、サンタさん来てよぉ!うわぁぁぁん!」
なんでサンタさん来てくれないの?今年はアルバイト、頑張ったよ!
実家からでる努力もしたのにぃ!
「うわぁぁぁぁぁん!うわぁぁぁぁん!」
ぼくは、母さんに思いをぶつけるように、思いっきり泣いた。
すると、母さんは、顔をしかめながら、
「明日精神科へ行きましょう…おやすみ、弘。近所迷惑だからもう泣かないでよ〜」
「はぁい」
そう返事をして、ぼくは、布団をかぶった。
「ど、どうでしょうね…さ、サンタさん来るかなぁ…?」
12月24日の夜。
ぼくは、寒い中窓の外を眺めてた。
ううん…今年は胃薬と、ウコンの力1年分がほしいなぁ。
あ、あと、最近はハゲてきちゃったから、毛が生えてくる薬とか、あるかなぁ!
ぼくの名前は佐藤弘!今年で48歳だ!
去年はなぜか、サンタさん来なかったんだよね。
どうしてかなぁ。
クッキーも、お手紙も用意したのに。
「…あら、弘まだ起きてたの!窓の外なんか眺めてないで早く寝なさい!」
「はぁい。母さん!……母さん、なんで最近はサンタさん来ないの?」
ふと、浮かんだ疑問。
すると、母さんは、「は?」といいつつ真剣に話してくれた。
「ええ…!弘、本気だったの?!」
「うん。サンタさんは死んじゃうまで来てくれるんでしょ?だから、今年は手作りチョコレートを作ったの!お手紙もね。」
母さんは、ぽかんとしてしまった。
「どうしたの?母さん。」
「……弘、あのね、サンタさんは、よい[太字]子[/太字]に来るのよ。もう今年で48のおじさんには来ないのよ。残念だけど、もう来ないわ…」
「ええっ!な〜ん〜でぇ〜!やだ、サンタさん来てよぉ!うわぁぁぁん!」
なんでサンタさん来てくれないの?今年はアルバイト、頑張ったよ!
実家からでる努力もしたのにぃ!
「うわぁぁぁぁぁん!うわぁぁぁぁん!」
ぼくは、母さんに思いをぶつけるように、思いっきり泣いた。
すると、母さんは、顔をしかめながら、
「明日精神科へ行きましょう…おやすみ、弘。近所迷惑だからもう泣かないでよ〜」
「はぁい」
そう返事をして、ぼくは、布団をかぶった。