- 閲覧前にご確認ください -

この物語は妄想捏造で出来たお話です。実際に登場する人物名、団体名等とは一切の関係がありません。ご本人様方々のご迷惑となることはしないで下さい
無断転載、自作発言、拡散等禁止です
解釈不一致が生じる可能性があります
苦手な方、守れない方は閲覧しないで下さい

この小説は夢小説です。
下のフォームに作者さんの指定した語句を入力してお読みください。

お名前設定

お名前変更フォーム

下記フォームに必要事項を入力し「登録」ボタンを押してください

あなたの名前

文字サイズ変更

二次創作
光の子守り人

#8

立て続け

 暴れるデビふくんをなんとか街外れまで連れ出し、周りに人がいなくなってから解放すると、そこには落ち込んだ様子の魔物の顔があった。
「●●さん、ごめんなさい。いきなり人間たちがお家を襲ってきて、僕は吹き飛ばされちゃったんよ」
 とおらふくんは言った。
 起きたことを責めても仕方がないので私は許そうと思ったが、おらふくんから予想外の話が出てきて驚いた。
「え……今なんて言った?」
「えっと、吹き飛ばされたって……」
「違う違う! もっと前の話!」
「人間たちがお家を襲ってきてって……」
「え?!?!」
 私は大きな声を出してしまった。どうして、なぜ。私は彼らをこっそり連れてきたから、家に魔物の子どもがいるなんて誰も知らないはず。私は急いで自宅へ向かった。私の部屋はアパートの角にあるはずが、そこには瓦礫しか残っていなくて言葉を失った。
 立ち尽くしていると、フラフラと小さな魔物が瓦礫から出てきた。
「あ、●●さん、おかえりなさい!」
 と言ったのは半裸の魔物、ドズルだ。髪には煤がついて体中がボロボロだ。私は膝をついた。
「どうしてこんなことに……」
 怪我はないのか、と聞こうとして、ドズルは眉を下げた。
「ごめんなさい、●●さん。いきなり人間たちが襲ってきて、●●さんの部屋をちゃんと守れなかったよ……」
 とドズルは後ろの残っている壁を振り向く。私はその壁に近づいてみた。壁や天井はほぼないものの、家具や道具はほとんど残っていた。他の部屋は跡形もなく崩れているのに。
「あ、おらふくんも無事だったのか」
 瓦礫の片付けをしていたらしい豚の魔物のMENが出てきた。うん、無事だったよ〜とおらふくんは空中でくるりと回ったが、まだ見当たらない魔物の子たちがいる。
「ぼんくんとおんりーくんは?」
 私は彼らに恐る恐る訊ねた。私はまだ、失うことへの恐怖が拭い取れていなかったのだ。
「こっちです」
 MENが何か答えようとするより早く、おんりーが出てきて声を掛けてきた。見た目はボロボロだが、歩けるならまだ大怪我はないようである。
「ぼんさんが、●●さんの部屋を守るって大きな魔法陣を張ったんです」とおんりーは言いながら瓦礫から離れたところへ向かう。「ぼんさん、魔力を使い過ぎちゃったのかもしれないです」
「……っ!」
 そこには、辛そうに横たわるぼんがいて、出会った時から掛けていた黒い眼鏡が大きくズレていた。
「今治すからね……!」
 私は僧侶だ。すぐに杖を取り出して魔法を詠唱した。
「あらゆる痛みを取り除け、リカバル!」
 私の魔法はキラキラした光の粒となってぼんへ注ぐ。すると、みるみる内にぼんの表情が和らいでいった。
「……うん、これで大丈夫」
 あとは安静な場所に行けば、ぼんはいずれ目を覚ますだろう。
 闇の存在の魔物に、私の光属性の治療魔法を掛けて良かったかは不安は残るけれど。
「とりあえず……寝るところを探そうか」

2025/01/15 19:59

ライム ID:≫pp8QlPLDI2JbM
続きを執筆
小説を編集
パスワードをおぼえている場合は、ご自分で小説を削除してください。【削除方法

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

パスワードについて

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 9

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL