- 閲覧前にご確認ください -

この物語は妄想捏造で出来たお話です。実際に登場する人物名、団体名等とは一切の関係がありません。ご本人様方々のご迷惑となることはしないで下さい
無断転載、自作発言、拡散等禁止です
解釈不一致が生じる可能性があります
苦手な方、守れない方は閲覧しないで下さい

この小説は夢小説です。
下のフォームに作者さんの指定した語句を入力してお読みください。

お名前設定

お名前変更フォーム

下記フォームに必要事項を入力し「登録」ボタンを押してください

あなたの名前

文字サイズ変更

二次創作
光の子守り人

#28

衝撃の

 魔王の背後には、勇者ではなくなった彼の姿があった──。
「ハハ……ハハハハハ! これで、これで……! 俺を縛るものは何もなくなった!」
 高笑いをする元勇者は、魔王の体を背中から剣で貫いたのである。私は目眩がする思いだった。だけど、ここで膝をつく程、私はもう弱くない。
 私は、一歩前に出た。
「ハルトくん、どうして……!」
 仮に勇者を嫌っていたとして、なぜ自分を引き入れた魔王すら刺したのか。私は理解出来なかった。
「ハルト……ああ、そんな名前だった時もあったなぁ……」と話す彼は、不気味に笑い続けた。「今からこの俺が魔王だ! 今日から俺はこの世界の……うっ?!」
 しかし、彼は突然倒れた。何があったのかと騒ぐ彼の背後には、MENの姿があった。
「後ろから暗殺……別にお前だけの特権じゃないんですわ」とMENが言う。「俺は、さつじん人形っすよ?」
「何っ……」
 ハルトはMENに悪態をつく前に床に倒れ込んだ。私はすかさず駆けつけた。
「みねうちっす。短剣研ぐの忘れてたんで」
 とMENは言って刃こぼれしている短剣をチラつかせた。さつじん人形であるMENが相棒ともなる短剣の手入れを忘れるはずがない。MENはここに来るまで、人とも魔物とも戦ってこなかったことを示しているようなものだった。
 私は、倒れたままの魔王の体に触れた。魔王でも、体が温かいのだと知る。息もある。
「みんな……」
 私はドズル社の彼らを振り向いた。彼らは、私が今からすることを咎めたりしないだろうか? 私は少し不安になったが、自分の目的は変わらなかった。
 私は、魔王たちへ振り向いた。
「あらゆる痛みを取り除け! リカバル!」
 私は最大級の力を込めて詠唱した。魔王も、ハルトくんも、ここにいる全員、死なせてはならない。私が、元僧侶として出来る最初で最後の魔法だった。

2025/01/17 16:03

ライム ID:≫pp8QlPLDI2JbM
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 31

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL