二次創作
光の子守り人
ガンッ!
私は条件反射的に剣を振って攻撃を防いだ。ネコおじは、短剣を持っていた。
今まで信じていた人がまさか魔王側で、私の命を狙っていたなんて。信じられないまま、襲い来る攻撃を防ぎ続けていた。
「やっぱお前は、出来損ないで無力な僧侶なんだよ!!」
「……っ?!」
後ろから飛んできた声が、かなり間近に聞こえた。
私が身を翻した時には黒い衣装を纏った勇者……が迫っていて、光騎士になった今の自分でも、さすがに痛みは覚悟しなくてはならないと思った。
「うぉおおおおおお、フィジ・カル!!!!」
そこに割り込んできたのは、明るい声と何かが破壊される音だった。
私も、ネコおじも、元勇者も、動きを止めて割り込んできた何かを見つめた。魔王城の壁に、ぽっかりと穴が空いていたのである。いくつもの部屋を貫通して……。
「何者だ!」
魔王は怒りを顕にして階段を駆け下りた。私も、こんな時に現れる人物に心当たりがない。そう考えると第三陣営しか浮かばない……私は別の緊張感に体が強ばった。
「僕たちはドズル社! そこにいる●●さんを助けに来た!」
聞いたことのある単語に、私は開いた口が塞がらなかった。
私は条件反射的に剣を振って攻撃を防いだ。ネコおじは、短剣を持っていた。
今まで信じていた人がまさか魔王側で、私の命を狙っていたなんて。信じられないまま、襲い来る攻撃を防ぎ続けていた。
「やっぱお前は、出来損ないで無力な僧侶なんだよ!!」
「……っ?!」
後ろから飛んできた声が、かなり間近に聞こえた。
私が身を翻した時には黒い衣装を纏った勇者……が迫っていて、光騎士になった今の自分でも、さすがに痛みは覚悟しなくてはならないと思った。
「うぉおおおおおお、フィジ・カル!!!!」
そこに割り込んできたのは、明るい声と何かが破壊される音だった。
私も、ネコおじも、元勇者も、動きを止めて割り込んできた何かを見つめた。魔王城の壁に、ぽっかりと穴が空いていたのである。いくつもの部屋を貫通して……。
「何者だ!」
魔王は怒りを顕にして階段を駆け下りた。私も、こんな時に現れる人物に心当たりがない。そう考えると第三陣営しか浮かばない……私は別の緊張感に体が強ばった。
「僕たちはドズル社! そこにいる●●さんを助けに来た!」
聞いたことのある単語に、私は開いた口が塞がらなかった。