ホール｢そういうことでさらばだ!｣
ロビン｢待て!まだ話が…｣
ロビンが言い切る前にホールは穴の中に消え去ってしまった。
紫｢あの龍消えちゃったわね。｣
ロビン｢………まあ、話を戻しましょう。天魔。私達には今居場所が必要なんです。そこで、我々があなた達天狗に技術を提供する代わりに、この里にしばし移住というのは如何でしょう?｣
天魔は考え込み2分ほどたった後に口を開く。
天魔｢いいだろう…契約だ。｣
ロビン｢ではこの書類にサインを…｣
ロビンの渡したサインに天魔は印を押す。
ロビン｢これで契約成立ですね。よろしくお願いします。｣
天魔｢こちらこそ、これからよろしく頼む。｣
幻想と機械の共存が始まる瞬間だった。
後日、文々。新聞では号外が届いた。何でも、天狗が奇妙な機械軍と共存契約を結んだというのだ。
人里の者や幻想郷の民は目を疑った。あのプライドの高い天狗が、ぽっと出の妙な奴と手を組むなどと……しかし、天狗が彼らと手を組んだのは事実だ。この奇妙な事実を受け入れるも受け入れないもあなた次第だ。










ロビン｢ここが天狗の作業場ですか?天狗以外も居るようですが……｣
文｢彼らは我々天狗と協力関係にある河童のメカニック達です。｣
ロビン｢そうですか……それではメタハー、ファイボ。彼らとも仲良くよろしく……｣
メタハー｢了解です!｣
ファイボ｢お任せを!｣
河童達に騒ぎが起こる。そりゃあ見たこともない奇妙な機械が2体も居るのだからみんな我先に我先にとメタハーとファイボの方へ向かってくる。
にとり｢なんだなんだ?!｣
メタハー｢おや、あなたは…｣
にとり｢………構造が知りたい。解体してもいいかい?｣
メタハー｢斬りますよ?｣
ファイボ｢焼き尽くすよ?｣
にとり｢ひゃあ怖い!アンタらが新しく来たっていうメカニックかい?私は河城にとり。河童のメカニックさ!よろしく!｣
メタハー｢私はメタルハンターのメタハーです。｣
ファイボ｢私はファイアボールのファイボです。｣
メタハー&ファイボ｢｢こちらこそよろしく!｣｣