ビルド｢アレ?…この魔物達は一体……｣
少年シドー｢それよりここどこだ?からっぽ島じゃなさそうだが……｣
クリエ｢あーッ!ゴーレムにヘルコンドル、ひょうがまじんにようがんまじん!なんで?!あの時倒したはずなのに?!｣
ビルド｢うわぁ?!…って、もしかして、あなたは…僕のご先祖様?!｣
少年シドー｢はぁッ?!そんなわけないだろ!お前の先祖が何で一緒に居るんだよ!｣
ゴレムス｢ウゴゴ…懐かしい…メルキド以来…｣
ヘルコ｢コッコッコッ!まさかお前に出会うとはねクリエ!｣
ヒョウガ｢まさかこの世界で出会うなんてね…｣
ヨウガン｢それより今このビルダー、クリエのことをご先祖って言ってなかったか?えっ、てことはあのビルダー結婚したの???｣
幽々子｢あら～、あなた達知り合いなのかしら～?｣
妖夢｢……みたいですね。にしてもさっきから言っている[太字][斜体]ビルダー[/斜体][/太字]って何ですか?｣
ビルド｢えっとビルダーっていうのは………

[中央寄せ]～ビルダー説明中～[/中央寄せ]

………っていう人達のことなんだ。｣
幽々子｢成る程ね～。つまり、モノ作りを生業とする職業のことなのね。｣
クリエ｢えっ?ビルダーって人々が失ったはずのモノを作り出す力を持った者のことじゃないの?｣
ビルド｢あ～……多分ご先祖様の時代のビルダーはそういう選ばれた者的な奴みたいだね。僕の時代だとビルダーは職業なんだ。｣
クリエ｢…と言うかさっきからご先祖様って言ってるけど私まだ結婚してないし子供も居ないよ?｣
ビルド｢僕はあなたの子孫なんだ。あと、僕らの時代だとご先祖様は伝説のビルダーとして語り継がれて居るんだよ!｣
クリエ｢私が伝説のビルダー?へぇ～……いやいや、だとしてもおかしいでしょ?何で未来の子孫と先祖の私が一緒に居るのよ!｣
ヒョウガ｢ホールのせいね。こんなことするのはアイツしかいないわ。｣
少年シドー｢ホール?それって誰なんだ?｣
ヨウガン｢ホールってのは次元を自在に移動する魔物『じげんりゅう』の名前だ。ホールは俺達の住む世界、『モンストティア』の管理者で、たまに別の世界にモンストティアの住人を連れ込んだり、モンストティアに別の世界の住人を連れ込んだりとやりたい放題の龍だ。だが珍しいな。アイツが連れてくるのは基本的に死人だけのはずだが……｣
クリエ｢私や子孫?のビルドとそこのガラ悪い男の子は生きてるからね～……｣
少年シドー｢誰がガラ悪い男の子だ!俺はシドーだ!｣
ゴレムス｢ウゴゴ…確かにガラ悪い…デカいハンマー持ってる…物騒…｣
少年シドー｢うっせぇな!デカいハンマーならビルドとかコイツもそうだろ!｣
幽々子｢………まあいいわ。とりあえず上がりなさい。｣