二次創作
マルマルちゃんとバツバツ君 vol.2
お昼ご飯を速やかに済ませ、休んだ分の実技の補習をすべく、実技室へ向かった。
だけど、私の頭の中はこれから行われる補習のことではなく、二口のことばかり。
二口はどこへ呼び出されたのだろうか。
体育館裏か、それとも中庭か……。
そんなことを考えながら、到着した実技室の扉を開けようとすると、隣の空き教室から男女の話し声が聞こえてきた。
思わず扉を開ける手が止まる。
「用があるなら早く話してくれない?」
この声は……二口?
と言うことは、もう1つの声は二口を呼び出した1年生の女の子。
「あの、私、二口先輩のことが……好きです!」
ああ、やっぱり告白か。
二口はなんて答えるのだろう。
気になる反面その続きを聞きたくなくて、私は慌てて実技室の扉を開けた。
「どうした、○○。そんなに慌てて」
すると、既に待っていた先生に驚かれてしまった。
「な、なんでもないです!」
「そうか。なら補習始めるぞ」
「はい、お願いします」
その後の補習は余り記憶にないけれど、どうにかクリアできたようだ。
「授業終わりにも続きをやるから、忘れて帰るなよー」
「はい……」
実習室を出た後、隣の空き教室の扉を少し開けて覗いてみたけれど、そこには誰もいなかった。
さすがにもう二口も例の子も教室に帰ったよね。
「私も戻ろ……」
教室へ戻ると一番最初に二口が話しかけてきた。
「○○、脱け殻みたいだぞ。そんなに補習難しかったのか?」
「あー、うん、そんなところ」
二口のせいでこうなっているのに、等の本人は何事もなかったかのように話しかけてくる。
そもそも、あんなところで告白しないでほしい。
二口も私が補習あるって知っているはずなのに、わざと聞かせてきたのかと疑ってしまう。
結局返事はどうしたんだろう。
続きを聞くのが怖くて、逃げるように実技室へ入ったから、答えは分からずじまい。
だけど、やっぱり気になる。
授業後に補習の続きが終わる頃には、二口の部活も終わっているかな。
そのときに聞いてみようかな。
だけど、私の頭の中はこれから行われる補習のことではなく、二口のことばかり。
二口はどこへ呼び出されたのだろうか。
体育館裏か、それとも中庭か……。
そんなことを考えながら、到着した実技室の扉を開けようとすると、隣の空き教室から男女の話し声が聞こえてきた。
思わず扉を開ける手が止まる。
「用があるなら早く話してくれない?」
この声は……二口?
と言うことは、もう1つの声は二口を呼び出した1年生の女の子。
「あの、私、二口先輩のことが……好きです!」
ああ、やっぱり告白か。
二口はなんて答えるのだろう。
気になる反面その続きを聞きたくなくて、私は慌てて実技室の扉を開けた。
「どうした、○○。そんなに慌てて」
すると、既に待っていた先生に驚かれてしまった。
「な、なんでもないです!」
「そうか。なら補習始めるぞ」
「はい、お願いします」
その後の補習は余り記憶にないけれど、どうにかクリアできたようだ。
「授業終わりにも続きをやるから、忘れて帰るなよー」
「はい……」
実習室を出た後、隣の空き教室の扉を少し開けて覗いてみたけれど、そこには誰もいなかった。
さすがにもう二口も例の子も教室に帰ったよね。
「私も戻ろ……」
教室へ戻ると一番最初に二口が話しかけてきた。
「○○、脱け殻みたいだぞ。そんなに補習難しかったのか?」
「あー、うん、そんなところ」
二口のせいでこうなっているのに、等の本人は何事もなかったかのように話しかけてくる。
そもそも、あんなところで告白しないでほしい。
二口も私が補習あるって知っているはずなのに、わざと聞かせてきたのかと疑ってしまう。
結局返事はどうしたんだろう。
続きを聞くのが怖くて、逃げるように実技室へ入ったから、答えは分からずじまい。
だけど、やっぱり気になる。
授業後に補習の続きが終わる頃には、二口の部活も終わっているかな。
そのときに聞いてみようかな。