二次創作
邪悪な兄弟に捧げるパラレルワールド
私は二人より先にペタ城に戻って食事の準備でもすることにした。
……しかしこの城、キッチンというものがない。
まさか、(美味しいけど)あのハイカロリーで体に悪そうなファストフードが主食なのか?
そうであれば食生活を根本から叩き直さねばなるまい。
「シオカラくん、キッチンってある?」
「ふぇ?そんなの無いっすよ。だいたい買ってくるっす。」
あぁ、やっぱり。こりゃ困った。
こんな食生活で大丈夫なのか……?早死しそうだな、ほんとに。
「しょうがない、作るか!」
腕まくりをした私に、シオカラくんは目を見開く。
これでも小さな工場で働いていた経験はある。キッチンくらい作れるだろう。
ただ、問題があるとすればこの機械ばかりの都市。
水なんてなかなか引いてこられない。
どうしようかな………。あ、そうか。
「シオカラくん、ちょっとお願いがあるんだけど。」
[水平線]
キッチンを作るための場所は、確保できた。
ここからは製造だが……。金属とか使えるものあるかな?
「ヘラ、ちょっと見てきてくれないか?」
―誠に神使いが荒いやつよの。―
文句は言うが、ちゃんと行ってくれる点ありがたい。
設計図もだいぶ進んだし、そろそろギラとヤンマが戻ってくる「ラクレスーーー!!!」
「どうしたんだ、シオカラくん。」
「それが、それが、それがぁぁ!!」
シオカラくんによれば、イシャバーナ女王にヤンマとギラが連れ去られたらしい。
なるほど?そう来るか。イシャバーナはここからだいぶ遠い。
シュゴッドたちはギラについて行ってしまっただろうし……。
「ま、二人ならなんとかなるだろ。イシャバーナなら特にさ。」
イシャバーナの人は好きで人を殺したりはしないだろう。
会ったことないのに、知っている気がする。
さっさとキッチン作っちゃおう。それで、美味しいもの作ろう。
二人の笑顔が、早く見たいな。
「そうっすね!」
「うん。あ、ヘラ、どうだった?」
―東の方向にスクラップが大量にあったぞ。―
スクラップか。あればあるだけほしいな。
水道は通ってるだろうから……。
私の設計図はどんどん複雑になっていく。
彼らが帰ってきたあとが楽しみだ。
……しかしこの城、キッチンというものがない。
まさか、(美味しいけど)あのハイカロリーで体に悪そうなファストフードが主食なのか?
そうであれば食生活を根本から叩き直さねばなるまい。
「シオカラくん、キッチンってある?」
「ふぇ?そんなの無いっすよ。だいたい買ってくるっす。」
あぁ、やっぱり。こりゃ困った。
こんな食生活で大丈夫なのか……?早死しそうだな、ほんとに。
「しょうがない、作るか!」
腕まくりをした私に、シオカラくんは目を見開く。
これでも小さな工場で働いていた経験はある。キッチンくらい作れるだろう。
ただ、問題があるとすればこの機械ばかりの都市。
水なんてなかなか引いてこられない。
どうしようかな………。あ、そうか。
「シオカラくん、ちょっとお願いがあるんだけど。」
[水平線]
キッチンを作るための場所は、確保できた。
ここからは製造だが……。金属とか使えるものあるかな?
「ヘラ、ちょっと見てきてくれないか?」
―誠に神使いが荒いやつよの。―
文句は言うが、ちゃんと行ってくれる点ありがたい。
設計図もだいぶ進んだし、そろそろギラとヤンマが戻ってくる「ラクレスーーー!!!」
「どうしたんだ、シオカラくん。」
「それが、それが、それがぁぁ!!」
シオカラくんによれば、イシャバーナ女王にヤンマとギラが連れ去られたらしい。
なるほど?そう来るか。イシャバーナはここからだいぶ遠い。
シュゴッドたちはギラについて行ってしまっただろうし……。
「ま、二人ならなんとかなるだろ。イシャバーナなら特にさ。」
イシャバーナの人は好きで人を殺したりはしないだろう。
会ったことないのに、知っている気がする。
さっさとキッチン作っちゃおう。それで、美味しいもの作ろう。
二人の笑顔が、早く見たいな。
「そうっすね!」
「うん。あ、ヘラ、どうだった?」
―東の方向にスクラップが大量にあったぞ。―
スクラップか。あればあるだけほしいな。
水道は通ってるだろうから……。
私の設計図はどんどん複雑になっていく。
彼らが帰ってきたあとが楽しみだ。