(こう視点)
もう卒業じゃん。
はっや。
いや早すぎん？
校門には桜が咲いている
満開とまではいかないが、うっとりさせる桜


畝地「あ、こうちゃんやっほ〜」
柳野「早いねえ卒業って」
林らとはまた違う方向の畝地と柳野。
髙橋(手を振る)
こう仲間の髙橋。
見渡す限り同級生がいる。
多分一、二年乾らは先に体育館にいるんだろうな。


卒業式があと5分で始まる。
遅いな…
あ、いた
遠くの坂を九瑞高のバッグを激しく揺らしながら駆け降りる2人が見えた
林「こうちゃん！間に合ってる！？」
こう「間に合ってるよ、5分前(笑)」
山上「林さんが寝坊するからじゃないですか！」
林「ごめんって！」
こんな青春っぽいやり取りができるのも、これからめっきりなくなるな


〜卒業式が終わって
乾、ノブ「卒業おめでとうございます！」
3年組「ありがとう〜！」
卒業式が終わったあと、俺らは乾とノブから花束をもらった
乾「改めて見ると林さんめっちゃ変わりましたね(笑)」
林「確かに。乾らが来た時は俺壊れてたからね」
山上「めっちゃくちゃ心配したんですからね…？」
こう「終わりよければすべてよし！両方引きずんじゃないぞ」
ノブ「僕こうちゃんのメンタル憧れるな…。」
乾「それな〜」


たくさんクイズ部で話して。
鶴崎先生も連れてきて(山上訂正:巻き込んで)クイズやって。
今日は最高の日だったな〜！


鶴崎「普通に声掛けてもらったら行くから…もう引きずらないでね？」