九瑞高校にまつわるエトセトラ。(9系)
(釈迦夫視点)
ちょっと気になって、その場にしばらく残っていた。
乾、のぶ、高松先生は帰っちゃったみたい。
やっぱ、なんもないかぁ。
鏡に背を向けたその時
ガシッ
僕の胴体が何者かに掴まれた。
助けを呼ぼうとしたが、口を塞がれてしまった
釈迦夫「っ……!んん……!!」
?「ちょっと、静かにしてもらえないかな。」
僕はなんとか口に当てられた手を振り払い尋ねる。
釈迦夫「なんのつもりなの?」
?「一緒に鏡の中へ行こうよ」
釈迦夫「…え?」
?「ずうっと1人。10年以上、ずうぅっと1人。すっごく寂しかったんだ。」
釈迦夫「そう、だったんだ」
?「おいでよ。僕と一緒なら、多分入れると思う。気にいると思うよ。」
僕は彼に手を引かれ、鏡の中に入った。
鏡の中は、すごく不思議で、綺麗だった。
合わせ鏡のようになっていて、ずっと…見てると…
頭が、変になりそう
あれ僕何してたんだっけ
七不思議ってなんだっけ
自分の名前はなんだっけ
頭がどんどん混同してくる
たどたどしく千鳥足になってその場をさまよう
?「どう?鏡の中は。いい世界でしょう?」
釈迦夫「うん、すっごく素敵!そういえば、君の名前は?」
田村「田村正資。田村でいいよ」
釈迦夫「いい名前だねぇ。僕は釈迦夫って言います!」
田村「これから、ずうっと一緒だね。」
ちょっと気になって、その場にしばらく残っていた。
乾、のぶ、高松先生は帰っちゃったみたい。
やっぱ、なんもないかぁ。
鏡に背を向けたその時
ガシッ
僕の胴体が何者かに掴まれた。
助けを呼ぼうとしたが、口を塞がれてしまった
釈迦夫「っ……!んん……!!」
?「ちょっと、静かにしてもらえないかな。」
僕はなんとか口に当てられた手を振り払い尋ねる。
釈迦夫「なんのつもりなの?」
?「一緒に鏡の中へ行こうよ」
釈迦夫「…え?」
?「ずうっと1人。10年以上、ずうぅっと1人。すっごく寂しかったんだ。」
釈迦夫「そう、だったんだ」
?「おいでよ。僕と一緒なら、多分入れると思う。気にいると思うよ。」
僕は彼に手を引かれ、鏡の中に入った。
鏡の中は、すごく不思議で、綺麗だった。
合わせ鏡のようになっていて、ずっと…見てると…
頭が、変になりそう
あれ僕何してたんだっけ
七不思議ってなんだっけ
自分の名前はなんだっけ
頭がどんどん混同してくる
たどたどしく千鳥足になってその場をさまよう
?「どう?鏡の中は。いい世界でしょう?」
釈迦夫「うん、すっごく素敵!そういえば、君の名前は?」
田村「田村正資。田村でいいよ」
釈迦夫「いい名前だねぇ。僕は釈迦夫って言います!」
田村「これから、ずうっと一緒だね。」
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