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夜明けの詩

#1


暗い部屋の中にいては

どうしても考える事まで暗くなる

「前を向く」と

そうあなたたちに誓ったはずなのに

私は後ろを向いてしまった。

私なら出来ると思っていたはずなのに

その時はできなくなってしまった

忘れたい事

逃げたい事

どうにもできない事

苦しい事

辛い事

悲しい事

夜が広がる窓から雪崩れ込んできた

夜から逃げるために

私は部屋の隅っこに行って

丸まって

何もみないようにした

視野はどんどん狭くなって

押し込めて

押し込めて

気づいた時にはぎゅうぎゅうになって

全てを投げ出そうとさえした

それでも

苦しい事は嫌で

辛い事も嫌で

悲しい事だって嫌だった

最初から最後まで

結局それだけなんだ

私がそう気づいた時

少しだけ窓の外には茜色が見えた

鮮やかな桃色に染まっていく空をしっかり見るために

私は窓を開けた

そうしたら

私の部屋の中に溜まっていた夜も

私の気持ちと一緒に外へ飛び出して行って

朝焼けに溶かされていった

もう大丈夫

そう思えたとき

気づいたらもう窓の外は白くなっている

前を向かせてくれた

空にありがとう

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

あああ
初めて書いた詩です…もう、恥ずかしい。

でも、いつかは友達に見せるつもり…なので。
よかったら、コメントお願いします。
アドバイスでもご指摘でも、もちろん感想でも構いません。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!
もしかしたらこれからも投稿する…かもしれないです。

2023/06/25 11:46

あむ ID:≫kplpkj2LkIMuY
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