少女に明日を
多数決とは大を救い小を切り捨てる物だ。
多数決は多くの人の意見を取り入れる事が出来る。
だが、多数決は少ない方の人を切り捨てる。
例えば、全員の意見を取り入れられるのなら。
この世界は…変わっていただろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝食後、黒と淡い青の髪を持つ彼女が緑がかった白の彼が自室に戻ろうとするのを呼び止める。
零「多岐兄、話があるんだけど、私の部屋に来てくれない?」
多岐「はい、分かりました。」
永遠「何何〜?秘密話でもあるの?」
零「作戦をたてるだけよ。」
淡々と返した零に少し不満を覚える。横を見れば明日華も同じだったらしく、声が揃う。
永遠&明日華「私じゃ力不足なの?」
零「え?そうだけど。」
永遠&明日華「グハッ」
私と明日華に10000のダメージ。私と明日華はダウンした。じゃねえよ。まぁ、でもこれまでずっと零に作戦は任せてたし、相談役ができるのは良い事か。
永遠「ま、作戦は任せた!」
明日華「結局こうなるのか〜。」
少しショックそうな明日華を見つつもまぁ初心者にできる事はないし…といった感想が出てきた。明日華…成績悪いお前には無理だ☆
零「おけ。」
多岐「任されました。」
零と多岐が零の部屋へ行く。意外とノリが軽い零を見つつ、残された私は同じく残されたあすかに話しかける。
永遠「私達も解散って事で。おやすみ!」
明日華「いや、まだ昼!」
明日華が何か言っていた気がするが気の所為だろう。カーテンを閉めて、歯磨きして、お風呂入って寝た。
明日華「いや、本当に寝るんかい!」
関西圏じゃないのに思わず関西弁になってしまう明日華がいた様な気がした…むにゃむにゃ…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
眠りに落ちていたがしばらくして自然と目が覚める。カーテンを開けて窓の外を見れば太陽がほぼ真上にあった。
零「起きろー。明日華ー。」
廊下から零の声が響く。少し身支度をしてから声のした方を覗けばそこには明日華の部屋の前で仁王立ちする零がいた。
明日華「んー。おはよう零。今何時?」
零「もう12時です!」
明日華「そっかー。あと10分、30分、1時間…むにゃむにゃ。」
零「お・き・ろ!」
声が廊下に響くなか、扉が開けっぱなしなために明日華の部屋が見える。そして布団を被り、まだ寝ようとしている明日華が見えた…と思った瞬間、零が明日華の布団を剥ぎ取る。ナイス零!
永遠「明日華を起こしに来たって事は何か用があったの?」
あの後後ろから声をかけて、リビングで全員集合して私が真っ先にきく。
零「多岐兄と相談して、これからの方針が決まりました。」
明日華「どうするつもりなの?」
零「まず、私達は票を確認しました。」
永遠「私達2人でえぐい時間かけて頑張って集めたやつよね。」
あの時は疲れた〜…でも票ってえっぐい量あったはずだけどよく3時間くらいで終わったな…
零「えぇ、そうです。そして、集計の結果、革命に賛成が9641万1193人、反対が261万6583人、中立が1億514万3031人で、取り残しは0人です。」
明日華「わぁ、お疲れ様です。」
うん、本当にお疲れ様。表の割れ方的に1番多いのが中立…
永遠「中立が多い、つまり、戦いに巻き込まれたくない人が多い、と。」
多岐「反対は軍人であったり、政治家であったりする人達とその関係者。あとは戦いを起こすくらいなら諦めて欲しいっていう思いの人って感じかな?」
え…エスパー?確かにそう言う人の家も必死で回ったけど…え…なんで知ってるの…?
永遠「ちょっと待って、多岐も零も来てないでしょ。なんで分かるの?」
零「まぁ、私の能力でね。」
零の能力?そういえば、零も私と同じく黙ってたな。どんな能力なんだろう。いや、いいや。余計な詮索はしないのも大事だからね。
零「話を戻すけど中立が1番多い。つまり、多数決では決められない。」
永遠「そうだね。」
明日華「だったら、どうするつもりなの?」
多岐「簡単だよ。賛成派の人を扇動するんだ。」
永遠「扇動して?」
多岐「もう、後戻りはしないっていうアピールをすると同時に、扇動した人の中に怪我人を出さない様にして安全だと伝え、少しでも人員を増やす。」
明日華「なるほど。」
永遠&明日華「分かった。任せて!」
零「あと、私は用事があるから行けない。」
永遠&明日華「またかよ!」
零って毎回忙しそうにしてるよね〜…いや実際裏方とか処理とか作戦とか道具の準備とかも含めて全部零がやってくれてるから忙しいんだろうけどさ…まぁ、方針は定まったし、革命を進めるぞー。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
暗めの室内で大量にびっしりとメモがされた紙をライトで照らしながら覗き込む2人がいた。
「敵の手の内、読みやすすぎですね。心配になってきました。」
1人がそう呟くともう1人が返事をする。
「それだけの敵だったという事では?」
「まぁ、それもそうか。ーー、もういいです。」
「はい。では、ーー。」
そう言って片方が部屋を退出する。椅子に腰掛け、のんびりと空を見つめた後、残った1人はこう呟く。
「さてと、作戦を進めますか。」
[明朝体]ーーー『この勝負、勝つのは私達だ。』[/明朝体]
多数決は多くの人の意見を取り入れる事が出来る。
だが、多数決は少ない方の人を切り捨てる。
例えば、全員の意見を取り入れられるのなら。
この世界は…変わっていただろうか。
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朝食後、黒と淡い青の髪を持つ彼女が緑がかった白の彼が自室に戻ろうとするのを呼び止める。
零「多岐兄、話があるんだけど、私の部屋に来てくれない?」
多岐「はい、分かりました。」
永遠「何何〜?秘密話でもあるの?」
零「作戦をたてるだけよ。」
淡々と返した零に少し不満を覚える。横を見れば明日華も同じだったらしく、声が揃う。
永遠&明日華「私じゃ力不足なの?」
零「え?そうだけど。」
永遠&明日華「グハッ」
私と明日華に10000のダメージ。私と明日華はダウンした。じゃねえよ。まぁ、でもこれまでずっと零に作戦は任せてたし、相談役ができるのは良い事か。
永遠「ま、作戦は任せた!」
明日華「結局こうなるのか〜。」
少しショックそうな明日華を見つつもまぁ初心者にできる事はないし…といった感想が出てきた。明日華…成績悪いお前には無理だ☆
零「おけ。」
多岐「任されました。」
零と多岐が零の部屋へ行く。意外とノリが軽い零を見つつ、残された私は同じく残されたあすかに話しかける。
永遠「私達も解散って事で。おやすみ!」
明日華「いや、まだ昼!」
明日華が何か言っていた気がするが気の所為だろう。カーテンを閉めて、歯磨きして、お風呂入って寝た。
明日華「いや、本当に寝るんかい!」
関西圏じゃないのに思わず関西弁になってしまう明日華がいた様な気がした…むにゃむにゃ…
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眠りに落ちていたがしばらくして自然と目が覚める。カーテンを開けて窓の外を見れば太陽がほぼ真上にあった。
零「起きろー。明日華ー。」
廊下から零の声が響く。少し身支度をしてから声のした方を覗けばそこには明日華の部屋の前で仁王立ちする零がいた。
明日華「んー。おはよう零。今何時?」
零「もう12時です!」
明日華「そっかー。あと10分、30分、1時間…むにゃむにゃ。」
零「お・き・ろ!」
声が廊下に響くなか、扉が開けっぱなしなために明日華の部屋が見える。そして布団を被り、まだ寝ようとしている明日華が見えた…と思った瞬間、零が明日華の布団を剥ぎ取る。ナイス零!
永遠「明日華を起こしに来たって事は何か用があったの?」
あの後後ろから声をかけて、リビングで全員集合して私が真っ先にきく。
零「多岐兄と相談して、これからの方針が決まりました。」
明日華「どうするつもりなの?」
零「まず、私達は票を確認しました。」
永遠「私達2人でえぐい時間かけて頑張って集めたやつよね。」
あの時は疲れた〜…でも票ってえっぐい量あったはずだけどよく3時間くらいで終わったな…
零「えぇ、そうです。そして、集計の結果、革命に賛成が9641万1193人、反対が261万6583人、中立が1億514万3031人で、取り残しは0人です。」
明日華「わぁ、お疲れ様です。」
うん、本当にお疲れ様。表の割れ方的に1番多いのが中立…
永遠「中立が多い、つまり、戦いに巻き込まれたくない人が多い、と。」
多岐「反対は軍人であったり、政治家であったりする人達とその関係者。あとは戦いを起こすくらいなら諦めて欲しいっていう思いの人って感じかな?」
え…エスパー?確かにそう言う人の家も必死で回ったけど…え…なんで知ってるの…?
永遠「ちょっと待って、多岐も零も来てないでしょ。なんで分かるの?」
零「まぁ、私の能力でね。」
零の能力?そういえば、零も私と同じく黙ってたな。どんな能力なんだろう。いや、いいや。余計な詮索はしないのも大事だからね。
零「話を戻すけど中立が1番多い。つまり、多数決では決められない。」
永遠「そうだね。」
明日華「だったら、どうするつもりなの?」
多岐「簡単だよ。賛成派の人を扇動するんだ。」
永遠「扇動して?」
多岐「もう、後戻りはしないっていうアピールをすると同時に、扇動した人の中に怪我人を出さない様にして安全だと伝え、少しでも人員を増やす。」
明日華「なるほど。」
永遠&明日華「分かった。任せて!」
零「あと、私は用事があるから行けない。」
永遠&明日華「またかよ!」
零って毎回忙しそうにしてるよね〜…いや実際裏方とか処理とか作戦とか道具の準備とかも含めて全部零がやってくれてるから忙しいんだろうけどさ…まぁ、方針は定まったし、革命を進めるぞー。
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暗めの室内で大量にびっしりとメモがされた紙をライトで照らしながら覗き込む2人がいた。
「敵の手の内、読みやすすぎですね。心配になってきました。」
1人がそう呟くともう1人が返事をする。
「それだけの敵だったという事では?」
「まぁ、それもそうか。ーー、もういいです。」
「はい。では、ーー。」
そう言って片方が部屋を退出する。椅子に腰掛け、のんびりと空を見つめた後、残った1人はこう呟く。
「さてと、作戦を進めますか。」
[明朝体]ーーー『この勝負、勝つのは私達だ。』[/明朝体]