少女に明日を
人はどうしても交わらない時がある。
そんな時人は、暴力に頼るしかなくなってしまう。
この世界に暴力が戦闘が存在するのは、必然だった。
そして、ここでぶつかり合うのも必然だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
手当てをしている中、1人の安物の服を身につけたいかにもごろつきです、と言わんばかりの大きな男が話しかけてくる。
??「あ?何やってんだよ。てめぇ。」
永遠「あなたは?」
??「邪魔者に教えてやる義理はねぇよ。…まぁ、少し可哀想だな。教えてやる。そいつは能力持ちだ。しかも、能力は【万里鵬翼】。空を飛べる。しかも、魔法も使える。属性は風。俺ら一般市民からすれば希少な存在なんだよ。まぁ、つまりな。それは俺の金なんだよ。」
その言葉が紡がれる度に永遠の瞳が曇っていく。気分が悪くなる。殺意が少しずつ漏れ出てくるが、それにも気付かず、言葉を言い切った馬鹿さは評価してもいいかもしれない。
永遠「なるほどね。」
??「理解したか?あぁん?」
永遠「えぇ、理解したわ。あなたがクズって事はね。」
言葉と同時に男に目を向ける。普段優しい色をしている淡い桃は今は殺意の籠った鋭い色をしていた。
??「舐めた口聞きやがって、子供風情が!」
すごいスピードで拳がこちらに向かってくる。それに対して、私は…
ーーー水魔法『水氷要塞』
私がそう呟いた瞬間、凍った、鋭い冷たさを持つ水魔法の壁が出現する。ついでに少年と私達がいる空間も隔離する。
??「っ。お前、魔法の使い手か!なるほどなぁ、これは…金になるなぁ。」
(ボコッ、ゴキ…パリン)
そう言いながら放った一撃。それにより水氷要塞が破壊される。氷の欠片が静かにその男を映し、自分自身を映す。氷越しにみた私の顔は酷く殺意に塗れていた。
??「でも、残念だったな。俺は最強なんだよ!だから、お前は俺には勝てねえんだよ。ハッ、とっとと諦めな!」
そう言いながらまた突っ込んでくる。だが威力はさっきのと比べ物にならない。
なるほどね。大体限界はわかった。馬鹿なやつだな。はぁ、
[明朝体]ーーー勝てないのは、お前の方だよ。[/明朝体]
その瞳が妖しく輝く。空間が、世界が、大量の魔力によって歪む。
刹那、
馬鹿の体におびただしい数の傷がつく
馬鹿の足に土が道路を破って出てきて、動けなくする
馬鹿の片腕から炎が付き、焦がしていく
馬鹿の力が無に帰す
馬鹿の視界が真っ暗になる
そして私は馬鹿に静かに近付く。
??「はっ?嘘だろ…。まさか…、お前、全属性持ちか?(…2属性の時点でまずいのに…。まずい、不味い、マズイ)」
永遠「へぇ、全属性使ってないのに…体の魔力から悟ったか。」
??「いやだ、嫌だ、イヤダ。死にたくない。」
馬鹿は酷く焦ったように顔を歪める。それに対して私は酷い嫌悪感を抱く。
永遠「これまで人を傷つけたくせに?本当に愚かで醜い馬鹿だな。許されると思っているのか?」
??「あぁ、あ…あっ」
永遠「さよならだ。」
??「イヤダー!」
絶望しきった顔は必死に生きようともがく。無駄なのに。
ーーー虚無魔法【虚無世界】
永遠「…殺しはしないわ。ただ時が来るまで閉じ込めておくだけよ。」
楽勝だったわね。能力の出番は無かったわ。さてと、少年の方は大丈夫かしら?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
永遠「って、事があったのよ。」
零「そう。大変だったわね。」
永遠「別にー。楽勝だったしー。」
零「それなら良いけど。」
そんな時人は、暴力に頼るしかなくなってしまう。
この世界に暴力が戦闘が存在するのは、必然だった。
そして、ここでぶつかり合うのも必然だった。
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手当てをしている中、1人の安物の服を身につけたいかにもごろつきです、と言わんばかりの大きな男が話しかけてくる。
??「あ?何やってんだよ。てめぇ。」
永遠「あなたは?」
??「邪魔者に教えてやる義理はねぇよ。…まぁ、少し可哀想だな。教えてやる。そいつは能力持ちだ。しかも、能力は【万里鵬翼】。空を飛べる。しかも、魔法も使える。属性は風。俺ら一般市民からすれば希少な存在なんだよ。まぁ、つまりな。それは俺の金なんだよ。」
その言葉が紡がれる度に永遠の瞳が曇っていく。気分が悪くなる。殺意が少しずつ漏れ出てくるが、それにも気付かず、言葉を言い切った馬鹿さは評価してもいいかもしれない。
永遠「なるほどね。」
??「理解したか?あぁん?」
永遠「えぇ、理解したわ。あなたがクズって事はね。」
言葉と同時に男に目を向ける。普段優しい色をしている淡い桃は今は殺意の籠った鋭い色をしていた。
??「舐めた口聞きやがって、子供風情が!」
すごいスピードで拳がこちらに向かってくる。それに対して、私は…
ーーー水魔法『水氷要塞』
私がそう呟いた瞬間、凍った、鋭い冷たさを持つ水魔法の壁が出現する。ついでに少年と私達がいる空間も隔離する。
??「っ。お前、魔法の使い手か!なるほどなぁ、これは…金になるなぁ。」
(ボコッ、ゴキ…パリン)
そう言いながら放った一撃。それにより水氷要塞が破壊される。氷の欠片が静かにその男を映し、自分自身を映す。氷越しにみた私の顔は酷く殺意に塗れていた。
??「でも、残念だったな。俺は最強なんだよ!だから、お前は俺には勝てねえんだよ。ハッ、とっとと諦めな!」
そう言いながらまた突っ込んでくる。だが威力はさっきのと比べ物にならない。
なるほどね。大体限界はわかった。馬鹿なやつだな。はぁ、
[明朝体]ーーー勝てないのは、お前の方だよ。[/明朝体]
その瞳が妖しく輝く。空間が、世界が、大量の魔力によって歪む。
刹那、
馬鹿の体におびただしい数の傷がつく
馬鹿の足に土が道路を破って出てきて、動けなくする
馬鹿の片腕から炎が付き、焦がしていく
馬鹿の力が無に帰す
馬鹿の視界が真っ暗になる
そして私は馬鹿に静かに近付く。
??「はっ?嘘だろ…。まさか…、お前、全属性持ちか?(…2属性の時点でまずいのに…。まずい、不味い、マズイ)」
永遠「へぇ、全属性使ってないのに…体の魔力から悟ったか。」
??「いやだ、嫌だ、イヤダ。死にたくない。」
馬鹿は酷く焦ったように顔を歪める。それに対して私は酷い嫌悪感を抱く。
永遠「これまで人を傷つけたくせに?本当に愚かで醜い馬鹿だな。許されると思っているのか?」
??「あぁ、あ…あっ」
永遠「さよならだ。」
??「イヤダー!」
絶望しきった顔は必死に生きようともがく。無駄なのに。
ーーー虚無魔法【虚無世界】
永遠「…殺しはしないわ。ただ時が来るまで閉じ込めておくだけよ。」
楽勝だったわね。能力の出番は無かったわ。さてと、少年の方は大丈夫かしら?
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永遠「って、事があったのよ。」
零「そう。大変だったわね。」
永遠「別にー。楽勝だったしー。」
零「それなら良いけど。」