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この物語はフィクションです。ハッシュタグを見た上で大丈夫な人だけどうぞ。

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少女に明日を

#57

ステージ5 エピソード4“交わした約束”

ごめんなさいや罪悪感しか無くて、
それでも尚あなたは続いて、
嫌だ違う。たしかにそこにいて、
違う。あれ?それは本当にいるんだよな?
違う、これは虚偽で、いつわりのなにか?
あれ?これほんとうにのぞんだのか?
ちがうちがうちがう、ちがう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ナイフと剣、リーチの差は明らかだが魔術によるカバーにより拮抗していた。互いに膠着状態にイライラしているのか、相手が先に能力を使用してくる。

【絶運命定】『必中運命』

技が必中になる技…まぁその程度なら…

【反鏡射敵】『物理反射』

これで跳ね返せば良い。当たるという運命を変えるのではなく、その運命を果たした上で反射する。そうすれば別に困ったことは何も…

(グサッ)



永遠「…え?」

自分の体を剣が貫通していた。赤が自分の体から垂れてくる。相手はいつの間にか背後に回っていて、急いでそちらに顔を向ける。

永遠「…なんで…確かに、反射したはず…」
ヘイター[私が定めた運命は必ずあなたの身体を私の剣が貫く…運命を果たす為に強制力が働いた…それだけですよ。]
永遠「…なるほどね。」

思った以上に厄介な能力らしい…でも何より…私がこの能力を有していたならば必ず…革命派に勝利する…という運命を決定する…運命の強制力があるのならば、私は…

光魔法『超回復』

体を回復させながら頭を動かす。

ヘイター[今のうちに降伏しますか?]
永遠[…いいえ。負ける訳にはいかない…降伏なんてありえないわ。]

能力という面では劣りすぎている。【生死裁決】がない今は100%勝てない…私がこいつと戦って勝てるのは…魔法分野、ただそれだけ。

剣とナイフをぶつけながら思考を続ける。

普通の魔法じゃ足りない、到底届かない。

【絶運命定】『欠陥運命』

こちらの攻撃はたまたま当たらなかった事にしてくる。こいつ本当に…強すぎる。今の私では足りない、成長しないと…

ヘイター[考え事ですか?余裕ですね?]

【絶運命定】『必中運命』

土魔法『土石隕落』

土で生み出された隕石に近いものがこちらに向かってくる。能力さえ働いてなければ害にすらもならなかった攻撃が能力によって死を決定付けようとしている。



…ごめん。零、明日華…。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

脳裏に浮かんだのは昔の私達。
私達は全員、奪われた側の人間だった。
家も、家族も、幸せも。その全てを奪われ、途方に暮れる中私達は出会った。初対面で幼いし、何も分からない中、ただ、光の無いその瞳を見れば一瞬で分かった。この子も私と同じなのだと。私達は気付けば仲良くなった。互いの事だけを信じて生きてきた。

子供だけで家を買えるだけのお金を稼ぐのは厳しかったから親の家をそのまま使ったり、それでも多少のお金はいる為、必死に稼いだらした。努力で積み上げた私達の家で誓ったのだ。

[明朝体]絶対に互いを裏切らない、

絶対に全員揃って、

この世界に光が差すのを見る。[/明朝体]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

嗚呼、走馬灯の中、笑う2人が眩しくて、だから裏切れない、破れない。絶対に。

纏った魔力が虹色に輝く。

私にしかできない事。



全属性魔法『虹明煌來』

纏った虹の魔力は気付けば全てを穿ち、運命すらも穿いていた。

作者メッセージ

3000回閲覧感謝!!!最近忙しいので毎日投稿はしないですけど…ごめんなさい…。取り敢えず超絶感謝です!

見てくださりありがとうございます!!
無理な方は回れ右。

2025/12/20 11:51

空音零 ID:≫ 6.Q/UQs1AVDZE
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