少女に明日を
番狂わせとは、予想やこれまでを覆す事を指す。分かりやすい例で言えば格下が格上を打ち倒す、などだ。
番狂わせは人生において時に良い方向に、時に悪い方向へ狂わせる。
それはいつも唐突に…突然起きる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
零「はぁ、それで?なにがあったの?」
零が私達や怪我人の手当てをしながら声をかけてくる。あの後明日華が泣き出したら零が何処からともなく現れてきて、サラッと事態を収束させた。今は革命派の本拠地にいる。
明日華「えっと〜…かくかくしかじか、ってとかかな?」
零「それで伝わるのは漫画やアニメの世界だけよ。まぁなんとなく分かったわ。それで永遠姉、能力はどうするつもり?」
永遠「零は魂を操る事で能力を付与できるんだっけ?」
零「えぇ、そうね。明日華も能力の創造は可能だから新しく能力は創れるわよ。ただ、今ある能力の復活は無理ね。私も魂を覗いてみたけど絡まりすぎて…最低でも1年は掛かるわね。それに封印は私の守備範囲外だから、途中で問題が起きる可能性も大いにあるわ。」
永遠「だよね〜。でも人1人に能力2つって行けるんだっけ?」
明日華「よく分かんないけど禁忌にはされてたよね…」
零「魂の容量的にほぼ不可能よ。まぁときどき例外もいるけど…ただ重い能力じゃなければ行けるわよ。」
永遠「まぁ、ないよりはマシか。んじゃ頼める?零。」
零「はい。」
明日華「私は…」
永遠「なんか失敗しそうだからやだ。」
明日華(´;ω;`)
零「痛いと思うけど我慢してね。」
永遠「は〜い。」
明日華「無視?!」
明日華の声を聞き流しながら零が私のひたいに手をかざすのを見守る。
【創霊死舞】『魂能付与』
刹那、魂が悲鳴を上げるのを感じた。激痛が一瞬にて私を苦しめ、一瞬にて引いていく。
永遠「っっ〜」
零「ごめん…予定より強い能力付与できそうだったからつい…」
永遠「…まぁ零だしいいわ。それでなんの能力にしたの?」
零「【反鏡射敵】…まぁ一言で表すなら攻撃を反射する能力ね。」
永遠「…Is this チート?」
明日華「英語モドキw」
零「制御できればね。まぁ永遠なら楽勝でしょうけど。」
永遠「まぁね。」
にしても…想定していないでしょうね〜。まさか新しい能力が追加されているなんて。この能力を使いこなせばできることを増やせるだろうけど…やっぱり【生死裁決】は使えないとキツイでしょうね。なんとかしたいのだけど…
永遠「1年かければ解ける可能性はあるのよね。」
零「まぁそうね。やった方がいいかしら?」
永遠「頼める?」
零「了解。あぁ、1年は目安よ。例えば、内部からも協力してもらえればもっと早くなるかも。」
永遠「了解。でもどうすればいいの?」
零「私の能力の一部を貸し出すからそれで解析しておいてくれる?一緒に使い方も流すから。」
永遠「…零の能力万能すぎない?そうだ。四天閣遥って名乗れない状況だから〈最強〉の名受け取ってくれない?」
明日華「ずっと思ってたんだけどさ…〈最強〉ってダサくね?」
永遠「それな。」
零「…〈霊魂〉で。」
永遠「り。私に帰ってきたときはどうしよ?」
明日華「〈死神〉でいいんじゃない?」
永遠「私の能力って殺すだけじゃないんだけど…あとなんか癪。」
零「まぁその時考えたら?」
永遠「それもそうね〜。」
明日華「そう考えるとそれを封じた敵って…」
永遠&零「言葉の通り番狂わせね。」
明日華「そうだね〜。」
それほどの事をやってのける。それは一種の執着とも言える。それほど思いが強いとしても…私は、私達は超えていくしかない。
革命を成功させなければ…私は…。
番狂わせは人生において時に良い方向に、時に悪い方向へ狂わせる。
それはいつも唐突に…突然起きる。
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零「はぁ、それで?なにがあったの?」
零が私達や怪我人の手当てをしながら声をかけてくる。あの後明日華が泣き出したら零が何処からともなく現れてきて、サラッと事態を収束させた。今は革命派の本拠地にいる。
明日華「えっと〜…かくかくしかじか、ってとかかな?」
零「それで伝わるのは漫画やアニメの世界だけよ。まぁなんとなく分かったわ。それで永遠姉、能力はどうするつもり?」
永遠「零は魂を操る事で能力を付与できるんだっけ?」
零「えぇ、そうね。明日華も能力の創造は可能だから新しく能力は創れるわよ。ただ、今ある能力の復活は無理ね。私も魂を覗いてみたけど絡まりすぎて…最低でも1年は掛かるわね。それに封印は私の守備範囲外だから、途中で問題が起きる可能性も大いにあるわ。」
永遠「だよね〜。でも人1人に能力2つって行けるんだっけ?」
明日華「よく分かんないけど禁忌にはされてたよね…」
零「魂の容量的にほぼ不可能よ。まぁときどき例外もいるけど…ただ重い能力じゃなければ行けるわよ。」
永遠「まぁ、ないよりはマシか。んじゃ頼める?零。」
零「はい。」
明日華「私は…」
永遠「なんか失敗しそうだからやだ。」
明日華(´;ω;`)
零「痛いと思うけど我慢してね。」
永遠「は〜い。」
明日華「無視?!」
明日華の声を聞き流しながら零が私のひたいに手をかざすのを見守る。
【創霊死舞】『魂能付与』
刹那、魂が悲鳴を上げるのを感じた。激痛が一瞬にて私を苦しめ、一瞬にて引いていく。
永遠「っっ〜」
零「ごめん…予定より強い能力付与できそうだったからつい…」
永遠「…まぁ零だしいいわ。それでなんの能力にしたの?」
零「【反鏡射敵】…まぁ一言で表すなら攻撃を反射する能力ね。」
永遠「…Is this チート?」
明日華「英語モドキw」
零「制御できればね。まぁ永遠なら楽勝でしょうけど。」
永遠「まぁね。」
にしても…想定していないでしょうね〜。まさか新しい能力が追加されているなんて。この能力を使いこなせばできることを増やせるだろうけど…やっぱり【生死裁決】は使えないとキツイでしょうね。なんとかしたいのだけど…
永遠「1年かければ解ける可能性はあるのよね。」
零「まぁそうね。やった方がいいかしら?」
永遠「頼める?」
零「了解。あぁ、1年は目安よ。例えば、内部からも協力してもらえればもっと早くなるかも。」
永遠「了解。でもどうすればいいの?」
零「私の能力の一部を貸し出すからそれで解析しておいてくれる?一緒に使い方も流すから。」
永遠「…零の能力万能すぎない?そうだ。四天閣遥って名乗れない状況だから〈最強〉の名受け取ってくれない?」
明日華「ずっと思ってたんだけどさ…〈最強〉ってダサくね?」
永遠「それな。」
零「…〈霊魂〉で。」
永遠「り。私に帰ってきたときはどうしよ?」
明日華「〈死神〉でいいんじゃない?」
永遠「私の能力って殺すだけじゃないんだけど…あとなんか癪。」
零「まぁその時考えたら?」
永遠「それもそうね〜。」
明日華「そう考えるとそれを封じた敵って…」
永遠&零「言葉の通り番狂わせね。」
明日華「そうだね〜。」
それほどの事をやってのける。それは一種の執着とも言える。それほど思いが強いとしても…私は、私達は超えていくしかない。
革命を成功させなければ…私は…。