少女に明日を
人は愚かでどうしようもない生物だ。
人は自分の行いを肯定してほしいと願う生き物だ。
人は誰かに肯定される為に嘘を吐き、お世辞を言うのである。
世界中の人、どこにいる人もみんなそうだ。
だからこそ、心の底からの肯定と同意。それができるのは強い証だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
真っ暗な暗闇。そんな中で僕を呼ぶ声がする。
「ーー!、ーーーーー!ーーーー?。…ーー!」
誰だ?僕は…死んだんだよ。確かに死んだんだ…。嗚呼、なんでだよ…、僕はもっと……、…。
「目を覚ませ!お前はまだ死んでいない!」
あれ?なんで…なんで声が近づいて…てか、なんだよ確かに僕は…なんで、なんで諦めたんだ?僕はまだ、
ーーー生きたい
刹那、視界に光が映った。その光はとても眩しく、まるで僕を照らしているようだった。
ーーー「よく頑張ったね、あなたは自分で生を勝ち取ったのよ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーー「あれ?ここは…?」
永遠「ここはあなたがいた場所よ。」
ーー「…、!」
返事が返ってくるとは思っていなかったのか少年は驚いた様子でこちらを見た。そして静かに口を開いた。
ーー「…あなたが助けてくださったのですか?…、いや、違うな…。あなたが助けてくださったんですよね。本当にありがとうございます。」
永遠「感謝は素直に受け取っておくわ。でも、あなたは私だけでは助からなかった。あなたが助かったのは自分のお陰でもあるのよ。」
ーー「うぅ〜、ありがとうございます〜。」
そうやって話をしながらとりあえず家に連れて行くことにした。
永遠「ただいま〜。」
ーー「ええっと、失礼します。」
明日華「おかえりなさい。…ところでその人は?」
永遠「今から説明するわね。仕事を普通にしてたんだけど…路地裏から声が聞こえて、その方向に行ったら彼がいたの。傷が酷かったから、取り敢えず手当してうちに連れてきたんだけど…」
明日華「なるほど…。つまり人助けって事ね。よくやった。」
永遠「上から目線やめろ。」
(ぐぅー)
ーー「ええっと、…すみません。」
永遠&明日華「…!ふふっ、ご飯にしよっか。」
ーー「よろしくお願いします…」
少年をリビングに案内して、その後、速攻で作れるサンドイッチとインスタントスープを出しといた。困ってそうだったから拾ってきたけど私達は彼の事を全く知らない。同居するには信用関係が必要だ。少しずつでも会話するしかないな。
永遠「えっと、名前はなんて言うの?」
ーー「(もぐもぐ、ごっくん。)そういえば、自己紹介がまだでしたね。僕の名前は羽咲 多岐(はざき たき)です。えーと…25歳で…好きな物は肉じゃがです!」
名前を聞いたら年齢と好きな物付きで返ってきた。多分、こちらの意図が分かってるんだろうな。
多岐「えっと、失礼ですが…名前はなんと言うんですか?」
永遠&明日華「あっ!(忘れてた)」
永遠「私の名前は空音 永遠で17歳、好きな物は家族で、こっちは」
明日華「私の名前は空音 明日華で15歳、好きな物は…この世界の全て、かな?」
永遠「1人だけスケールがデカいのよ。」
明日華「えー、だって…同じ地球に住む生物。それだけで仲間みたいなものじゃん。」
永遠「相変わらずね。まぁ、そこが明日華の良さでもあるんだけど。」
多岐「教えていただきありがとうございます。」
永遠「そろそろ…本題に入りましょうか。あなたはなぜあそこで倒れていたの?」
多岐「…そうですね。昔は、恵まれていたんです。優しい両親に育てられて…、愛されて、いた。でも、5歳の時に…戦争が始まって両親は類稀なる能力の使い手だったから、戦争に、駆り出されて…もう、2度と…2度と、返ってきませんでした…。戦争中、と言う事もあって…誰も引き取ってくれなかったから、1人になってしまった…んです。でも、僕には…、僕の能力には価値があったらしいです。だから、この能力を狙い、売ろうとする人が増えて、それでも、逃げるから…、殺して…、…、死体商人に会ってしまえ、って……、。」
永遠「悪い事を…聞いたわね。」
多岐「…いや、良いんです。でも、これで分かったでしょう…。僕は危険なんです。だから…僕はここにいてはいけない…。」
明日華「…なんで、そんなこと言うんですか?…私は…誰1人として見捨てたくないんです!」
永遠「そうね。大丈夫よ、私達、全員最強だから。」
多岐「皆さんが良くても、もう1人の同居人は、」
零「別に良いわよ。」
零以外「!」
永遠&明日華「おかえり。えっとー、いつからそこに…」
急に背後…キッチンから声が聞こえた。…えっ!そんなことある?
零「ただいま。永遠が名前聞いた時ぐらいからね。」
零以外「…まじか。」
多岐「でも、本当に良いんですか。」
明日華「全然良いよ!」
永遠「そうそう、おいでよ!」
零「…むしろ、ここにいるかを決めるのはあなたの方よ。だって、ここはこの世界を変える…革命を起こそうとする者の集まりだもの。ここにいると危険が増える。それでもここにいたいか、それを決めるのはあなた自身よ。」
多岐「…革命。」
そうか、すっかり忘れていた。革命。それは危険を伴う。だからここは…
多岐「…本当に、…外にいたって危険ばかりだし、危険を伴うなら…世界を変える可能性がある方がマシだ。…それに今の世界は…変えなきゃいけない…。…ここに、いさせてください!」
多岐以外「!」
零「…そう。(ボソッ)それがあなたの決断なのね。」
永遠「これからよろしくね。」
明日華「やったー!よろしく多岐!」
零「革命の詳細、教えても良いんじゃない?」
永遠「そうだね。初めての本当の仲間だし!」
家族が増え、その家族が革命を肯定してくれた。本当に私は恵まれてるな。革命の詳細を伝えて、今日は解散になったのだった。
私も自分の部屋に入ろうとした時、零に呼び止められた。
零「ねぇ、永遠。」
ーーー『なんで、戦闘の形跡があるのかしら?』
人は自分の行いを肯定してほしいと願う生き物だ。
人は誰かに肯定される為に嘘を吐き、お世辞を言うのである。
世界中の人、どこにいる人もみんなそうだ。
だからこそ、心の底からの肯定と同意。それができるのは強い証だ。
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真っ暗な暗闇。そんな中で僕を呼ぶ声がする。
「ーー!、ーーーーー!ーーーー?。…ーー!」
誰だ?僕は…死んだんだよ。確かに死んだんだ…。嗚呼、なんでだよ…、僕はもっと……、…。
「目を覚ませ!お前はまだ死んでいない!」
あれ?なんで…なんで声が近づいて…てか、なんだよ確かに僕は…なんで、なんで諦めたんだ?僕はまだ、
ーーー生きたい
刹那、視界に光が映った。その光はとても眩しく、まるで僕を照らしているようだった。
ーーー「よく頑張ったね、あなたは自分で生を勝ち取ったのよ。」
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ーー「あれ?ここは…?」
永遠「ここはあなたがいた場所よ。」
ーー「…、!」
返事が返ってくるとは思っていなかったのか少年は驚いた様子でこちらを見た。そして静かに口を開いた。
ーー「…あなたが助けてくださったのですか?…、いや、違うな…。あなたが助けてくださったんですよね。本当にありがとうございます。」
永遠「感謝は素直に受け取っておくわ。でも、あなたは私だけでは助からなかった。あなたが助かったのは自分のお陰でもあるのよ。」
ーー「うぅ〜、ありがとうございます〜。」
そうやって話をしながらとりあえず家に連れて行くことにした。
永遠「ただいま〜。」
ーー「ええっと、失礼します。」
明日華「おかえりなさい。…ところでその人は?」
永遠「今から説明するわね。仕事を普通にしてたんだけど…路地裏から声が聞こえて、その方向に行ったら彼がいたの。傷が酷かったから、取り敢えず手当してうちに連れてきたんだけど…」
明日華「なるほど…。つまり人助けって事ね。よくやった。」
永遠「上から目線やめろ。」
(ぐぅー)
ーー「ええっと、…すみません。」
永遠&明日華「…!ふふっ、ご飯にしよっか。」
ーー「よろしくお願いします…」
少年をリビングに案内して、その後、速攻で作れるサンドイッチとインスタントスープを出しといた。困ってそうだったから拾ってきたけど私達は彼の事を全く知らない。同居するには信用関係が必要だ。少しずつでも会話するしかないな。
永遠「えっと、名前はなんて言うの?」
ーー「(もぐもぐ、ごっくん。)そういえば、自己紹介がまだでしたね。僕の名前は羽咲 多岐(はざき たき)です。えーと…25歳で…好きな物は肉じゃがです!」
名前を聞いたら年齢と好きな物付きで返ってきた。多分、こちらの意図が分かってるんだろうな。
多岐「えっと、失礼ですが…名前はなんと言うんですか?」
永遠&明日華「あっ!(忘れてた)」
永遠「私の名前は空音 永遠で17歳、好きな物は家族で、こっちは」
明日華「私の名前は空音 明日華で15歳、好きな物は…この世界の全て、かな?」
永遠「1人だけスケールがデカいのよ。」
明日華「えー、だって…同じ地球に住む生物。それだけで仲間みたいなものじゃん。」
永遠「相変わらずね。まぁ、そこが明日華の良さでもあるんだけど。」
多岐「教えていただきありがとうございます。」
永遠「そろそろ…本題に入りましょうか。あなたはなぜあそこで倒れていたの?」
多岐「…そうですね。昔は、恵まれていたんです。優しい両親に育てられて…、愛されて、いた。でも、5歳の時に…戦争が始まって両親は類稀なる能力の使い手だったから、戦争に、駆り出されて…もう、2度と…2度と、返ってきませんでした…。戦争中、と言う事もあって…誰も引き取ってくれなかったから、1人になってしまった…んです。でも、僕には…、僕の能力には価値があったらしいです。だから、この能力を狙い、売ろうとする人が増えて、それでも、逃げるから…、殺して…、…、死体商人に会ってしまえ、って……、。」
永遠「悪い事を…聞いたわね。」
多岐「…いや、良いんです。でも、これで分かったでしょう…。僕は危険なんです。だから…僕はここにいてはいけない…。」
明日華「…なんで、そんなこと言うんですか?…私は…誰1人として見捨てたくないんです!」
永遠「そうね。大丈夫よ、私達、全員最強だから。」
多岐「皆さんが良くても、もう1人の同居人は、」
零「別に良いわよ。」
零以外「!」
永遠&明日華「おかえり。えっとー、いつからそこに…」
急に背後…キッチンから声が聞こえた。…えっ!そんなことある?
零「ただいま。永遠が名前聞いた時ぐらいからね。」
零以外「…まじか。」
多岐「でも、本当に良いんですか。」
明日華「全然良いよ!」
永遠「そうそう、おいでよ!」
零「…むしろ、ここにいるかを決めるのはあなたの方よ。だって、ここはこの世界を変える…革命を起こそうとする者の集まりだもの。ここにいると危険が増える。それでもここにいたいか、それを決めるのはあなた自身よ。」
多岐「…革命。」
そうか、すっかり忘れていた。革命。それは危険を伴う。だからここは…
多岐「…本当に、…外にいたって危険ばかりだし、危険を伴うなら…世界を変える可能性がある方がマシだ。…それに今の世界は…変えなきゃいけない…。…ここに、いさせてください!」
多岐以外「!」
零「…そう。(ボソッ)それがあなたの決断なのね。」
永遠「これからよろしくね。」
明日華「やったー!よろしく多岐!」
零「革命の詳細、教えても良いんじゃない?」
永遠「そうだね。初めての本当の仲間だし!」
家族が増え、その家族が革命を肯定してくれた。本当に私は恵まれてるな。革命の詳細を伝えて、今日は解散になったのだった。
私も自分の部屋に入ろうとした時、零に呼び止められた。
零「ねぇ、永遠。」
ーーー『なんで、戦闘の形跡があるのかしら?』