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この物語はフィクションです。ハッシュタグを見た上で大丈夫な人だけどうぞ。

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少女に明日を

#4

ステージ1 エピソード3“出会い”

出会いとは始まりである。
出会いとは幸運である。
出会いがあるから行動できる。
人とは1人では生きられない生物であるからだ。
だが、時に…出会いとは不幸な物である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

明日華「まずは桜ノ王国から攻略しようって言ってたけど…こんなの本当に効果あるの?」
永遠「知らないけど、零があるっていうならあるんじゃない?」
明日華「いや零に全責任押し付けてる〜。」
永遠「そんな事ないよ。成功したら私たちの手柄。んで失敗したら零の責任。」
明日華「かわいそうなんだけど…」
永遠「用事があるからって仕事してない零が悪い。」
明日華「いやそ…んー…そんだねそうしよう。」
永遠「よし!満場一致。」

そういう会話をした後、私達は別々にデモ活動的なのを始めた。零曰くデモ活動は桜ノ王国最高法規により自由を許されているし、成功例は少ないがデモはテレビなどのあらゆる放送で話題になりやすい事もあり、的を得た内容であれば人数は集まりやすいらしい。あと、デモ活動で大事なのは暴力を振るわせない事らしい。零曰くあくまでも論理で負かすことが大事で、論理で負かせたあとにそれでも対抗しようとする奴は暴力に頼るしか無くなるから正当防衛という形で沈静化するという風にするらしい。でも意見を言うのが怖いと言う人も多いと思う。だからこそ無記名投票をしてもらっているのだ。しかも一軒一軒回っている。例えば

永遠「突然失礼します。今、私達はこの国を変えるための活動をしています。」
家主「…」
永遠「心当たりがあると言うことで良いでしょうか?」
家主「リビングに案内しよう…。」
永遠「お招きいただきありがとうございます。単刀直入にききます。今の生活に不満はありませんか?」
家主「…初対面のお前にそれを話せと?」
永遠「そうですね。例えば、今この瞬間は何を言っても他者にきかれることは無いと言ったら?」
家主「…そんなの…誰が信じるんだよ?」
永遠「そうですよね…。」

その瞬間ナイフを家主に喉元に突き立て、逃げられないようにもう片腕で拘束する。

家主「なにすんだよ!クソ!離しやがれ!」
永遠「(ボソッ)あなたは脅されて嘘をついた。それだけです。」
家主「ッ!(ボソッ)感謝する。」
家主「嗚呼、そうだよ!今の桜ノ王国は最低だ!俺が怪我人で使えないから弟を連れて行きやがった。んで、弟を俺の元に返してくれなかった。本当にふざけんなよ!」

ナイフを片付け、家主を離す。

永遠「なるほど…。分かりました。」
家主「(ボソッ)お前だって変わらない。お前の事だって俺は信用できない。」
永遠「えぇ、分かっています。最後にこの紙に無記名で革命を起こしたいか起こしたくないか書いてください。」

こんな感じの事があった。正味毎回毎回疲れる。しかも一軒一軒全ての家を。こんなの時間がいくらあっても終わらないだろう。だからこそ明日華の能力をフルで使っているのだ。明日華の能力は…
ーーー【万物創造】
その名の通り、なんでも、全てを創造できる能力だ。
その能力で分身を大量発生させている。正直言って便利な能力だと思う。本当にずるい。でもこの調子なら順調に進められるはずだ。そんな時だった。か細い声が近くで聞こえたのは。

『…助けてください。…お願いします。誰でも良いから…誰か、誰か……!助けて………!』

建物が崩壊して、通りにくくなった路地裏。そこから声が聞こえた。

永遠「…行かなきゃ。」

考えるより先に動いていたとはこう言う事だろうか。いつの間にか私は足を進めていた。

そこには1人の少年がいた。ぼろぼろで血液がついた服。少年の体にはとんでもない数の傷があった。生きているのが不思議なくらいの出血量。その少年は私を見た途端口を必死に動かす。

『お願いします…僕を、助け(ゴフッ)』

言い終わる前に少年は血を吐き、その場に倒れた。

永遠「………」

ーーー【ーーーー】



ーーー禁忌『生死反転』

作者メッセージ

暇だったので出します。
無理!と言う方は回れ右をお勧めします。
キーワード
・零の不在
・桜ノ王国最高法規
・【万物創造】
・禁忌『生死反転』

2025/03/13 21:55

空音零 ID:≫ 0i3oezDTnK5GQ
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