少女に明日を
人には人の[漢字]物語[/漢字][ふりがな]ストーリー[/ふりがな]がある。誰かの人生においてそれは番外の様なものかも知れない。だがそれを歩んでいる人にとっては紛れもない自分の物語なのである…
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桜ノ王国の現在の地位は危うい。革命と言えば聞こえはいいがそれは結局周りからすれば侵略行為に等しいからだ。レデェス国とその周辺国の支援はあるものの敵の方が圧倒的に多い。だが内部でも3人の革命家がたしかにこの国での革命を成し、王もそれに同意したのだから革命を取り消すこともできない。言ってしまえば八方塞がりと言った感じだ。
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その現状に頭を悩ませる人々がここに6人。
秦「で、整理しようか。現状俺らが敵に回しているのは…この世界の国、約200ヵ国からレデェス国の影響力が強い約15ヵ国を引いて、この国と親しい10ヵ国を引いて、中立国の5ヵ国も引いて…約170ヵ国がこの国の敵だな!」
玖易「きっつ…」
玖会「辛すぎるだろ…」
佐須羅「???何か問題なのか?」
雪「いや問題しかないわよ。」
佐須羅「なんでだ?」
壱河「味方がほとんど居ませんからね…」
玖易「馬鹿な佐須羅はそんな事すら分かんないの?」
佐須羅「そんなん前からだろ。戦争中は味方は1人、敵は未知数なんだから変わんねぇだろ。」
雪「それは…」
玖会「流されそうになってるとか悪いけど戦争中の方がまだ良かったよ。だって前はほぼ全世界が敵ってわけではなかった。他の国も自国でいっぱいいっぱいだしね。でも今はほぼ全世界が敵なんだよ。だから確かに不利な状況だ。」
佐須羅「いやそうかも知んないけどよ、全部潰せば同じだろ?」
佐須羅以外「この脳筋が!」
秦「…まぁでも一理あるな。」
玖易「正気?」
玖会「無理がある。」
秦「確かに交渉次第で味方にできそうなところは交渉でどうにかするべきだ。だが結局は力で上手く纏めるしかない。そうするしかやりようがないのが革命ってもんだろ。取り敢えず交渉できそうなところは交渉しよう。異論はあるか?」
壱河「ありません。」
雪「分かったわよ。」
佐須羅「おし!頑張るぞ!」
秦「玖易と玖会は?」
玖易「はぁ…分かったよ。」
玖会「…了解。」
秦「よし!じゃあ作戦を考えようか。交渉でどうにかなりそうな国は…」
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覇皇「次の世代も育ってきた様だな。もうそろそろ時代交代か?」
??「いいえ。この国にはまだあなたが必要でしょう。」
覇皇「そうか…」
??「…いつまで回答を先延ばしにするおつもりですか?もうそろそろ答えを出さなくては…私達は滅んでしまいますよ。」
覇皇「…痛いところをつくな。分かっている…そろそろ私も考えなくてはならない様だ…」
??「…考える必要はありますか?」
覇皇「どういう意味だ?」
??「考えなくても分かっているのではないですか?現役時代の様にもう1度…」
覇皇「…少し、1人にさせてくれ…」
ーーー歯車はすでに動き出している…私は…どうするべきだろうか…
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桜ノ王国の現在の地位は危うい。革命と言えば聞こえはいいがそれは結局周りからすれば侵略行為に等しいからだ。レデェス国とその周辺国の支援はあるものの敵の方が圧倒的に多い。だが内部でも3人の革命家がたしかにこの国での革命を成し、王もそれに同意したのだから革命を取り消すこともできない。言ってしまえば八方塞がりと言った感じだ。
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その現状に頭を悩ませる人々がここに6人。
秦「で、整理しようか。現状俺らが敵に回しているのは…この世界の国、約200ヵ国からレデェス国の影響力が強い約15ヵ国を引いて、この国と親しい10ヵ国を引いて、中立国の5ヵ国も引いて…約170ヵ国がこの国の敵だな!」
玖易「きっつ…」
玖会「辛すぎるだろ…」
佐須羅「???何か問題なのか?」
雪「いや問題しかないわよ。」
佐須羅「なんでだ?」
壱河「味方がほとんど居ませんからね…」
玖易「馬鹿な佐須羅はそんな事すら分かんないの?」
佐須羅「そんなん前からだろ。戦争中は味方は1人、敵は未知数なんだから変わんねぇだろ。」
雪「それは…」
玖会「流されそうになってるとか悪いけど戦争中の方がまだ良かったよ。だって前はほぼ全世界が敵ってわけではなかった。他の国も自国でいっぱいいっぱいだしね。でも今はほぼ全世界が敵なんだよ。だから確かに不利な状況だ。」
佐須羅「いやそうかも知んないけどよ、全部潰せば同じだろ?」
佐須羅以外「この脳筋が!」
秦「…まぁでも一理あるな。」
玖易「正気?」
玖会「無理がある。」
秦「確かに交渉次第で味方にできそうなところは交渉でどうにかするべきだ。だが結局は力で上手く纏めるしかない。そうするしかやりようがないのが革命ってもんだろ。取り敢えず交渉できそうなところは交渉しよう。異論はあるか?」
壱河「ありません。」
雪「分かったわよ。」
佐須羅「おし!頑張るぞ!」
秦「玖易と玖会は?」
玖易「はぁ…分かったよ。」
玖会「…了解。」
秦「よし!じゃあ作戦を考えようか。交渉でどうにかなりそうな国は…」
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覇皇「次の世代も育ってきた様だな。もうそろそろ時代交代か?」
??「いいえ。この国にはまだあなたが必要でしょう。」
覇皇「そうか…」
??「…いつまで回答を先延ばしにするおつもりですか?もうそろそろ答えを出さなくては…私達は滅んでしまいますよ。」
覇皇「…痛いところをつくな。分かっている…そろそろ私も考えなくてはならない様だ…」
??「…考える必要はありますか?」
覇皇「どういう意味だ?」
??「考えなくても分かっているのではないですか?現役時代の様にもう1度…」
覇皇「…少し、1人にさせてくれ…」
ーーー歯車はすでに動き出している…私は…どうするべきだろうか…