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この物語はフィクションです。ハッシュタグを見た上で大丈夫な人だけどうぞ。

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少女に明日を

#30

ステージ3 エピソード7“禁忌”

禁忌とはなんだろうか?
人を殺すこと?人の精神を傷つけること?
私はそうは思わない。では禁忌とはなんだろうか?
答えなんて簡単だ。
人が人の死を認めないことだ。
人はいつかは死ぬ。死を否定するのはその人の人生を否定することであり、生物そのものを否定するに等しい。
だが、私はどうしてもあなたに生きていて欲しいと願ってしまう…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

何を間違えた?足を引っ張ってごめんなさい。ずっと私はは優れてた。ずっと私は最強だったはずだ。正しかったはずだ…なんでだろう?零も明日華も気づけば私の前を行っていた。未熟なのは私の方だった。
嗚呼…真っ暗だな。落ちてるかの感覚すらもない。何も無い。粉々に砕け散ったはずなのに思考が鈍らないのは私が超越者だからなのかな?超越者…私は超越者の中でも最強の一角だったはずだ。言いながらも出来ない…
私は…弱いな…明日華の助けてにも応えられない。零の手助けにもならない。本当に、本当に…ごめん。

『あなたは何を成したかった?』

平和な世界を作りたかった。

『なんでそれを成したかった?』

私達にとって生きやすい世界が欲しかったから。

『あなたには何が足りなかった?』



『周りの環境は悪かった?』



『あなたには全てがあった。だからこれは最後の質問…』



ーーー『あなたは目標に何をした?』



何も言い返せない。私は…私は自分自身が褒められる人間だと思えない。自業自得…そんな言葉が似合う気がする。
私が居なくても零も…明日華すらもちゃんと進んでいける。私は邪魔だったのかもしれない。きっと零と強くなった明日華なら2人でも革命を起こせるし燐にも勝てる…そっか…私って、必要なかったんだ…ほら今も零は自分自身の力だけで燐とやり合えていて、明日華は強敵と優位に戦っていて…

ほんっと、惨めだなぁ…

私って必要なかったの?何もできないの?誰も救えないし、誰かにとっての何かにすらもならないの?…答えなんて分かりきっていた…ただ認めたくなかった。明日華が敵を倒した時、プツッと私の中で何かが切れた気がした。きっと切れてはいけないものだった…でも…。
私は要らなかった。居ても居なくてもいい…そんな存在だった。必要なかった。誰かにとっての何かにすらもならなかった。努力もきちんと出来ないし、気づくのが遅すぎて、もう手遅れだった…能力だけが強い、才能だけがあった、役立たず。
私が生にしがみつくからここにまだ残っている…でも、もう吹っ切れちゃった。



ーーー生きててごめんね。さようなら、零、明日華…










[斜体]…助けて、永遠姉。[/斜体]












…本当に?私に助けを求めているの?私に助けて欲しいの?…まだ、あなた達の横にいていいの?



ーーー【生死裁決】《真髄解放》
   [禁忌]『絶対生化』

作者メッセージ

更新だぜ☆うぁ〜ネーミングセンスが落ちてる〜!!
ネタはいくらでも思い浮かぶのに…ネーミングセンスと語彙力が…チーン
無理〜な人は回れ右〜
見てくださりありがとうございます!

キーワード
・「…助けて、永遠姉」
・【生死裁決】《真髄解放》[禁忌]『絶対生化』

2025/06/07 20:22

空音零 ID:≫ 9ixiBSBZrTprs
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