少女に明日を
人は1人じゃ生きられないし、1人の世界で生きてるわけじゃない。
けど、本当の意味で自分自身を理解しているのも、自分自身が理解できるのも結局自分自身ただ1人だけ。
誰かに頼ってばかりでは、生きられない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
???「誰に何を求めてんの?」
明日華「…え?」
???「助けて姉さんってさ、結局あなたは他人任せだった…その証明にしかならないよ。」
明日華「っ、違っ、」
???「何も違わないでしょ。あなたは自分自身で立ち向かうことを放棄した。その結果がその言葉でしょ?」
明日華「私はただ客観的に見て敵わないから…」
???「だから零や永遠にお願いするの?
…自分勝手だね。零も永遠も来てくれないことくらい分かってるでしょ?」
明日華「…っどうしろと言うの!敵わない…そうだよ、だから他人を頼るの!グスッ、あぁ、足が震えるの、力が足りないの、ねぇ助けてよ…」
???「そうしてるのはあなた自身でしょ?今あなたを助けられるのはあなたしかいない。」
明日華「どうにもならないよ…」
???「限界を決めて、勝手に無理無理言って、本当に…馬鹿ね。私はね、あなたであり、あなたは私。だから分かるのよ。あなたは強い。私も強い。だから…
あなたに負けるという選択肢はないわ。」
明日華「…本当に?」
???「自分の心にきいてみたら?」
明日華「…」
最初から答えなんて出ていた。私は超越者であり、最強。ただそれだけ。あぁ、なんで迷っていたんだろう。答えなんてとてつもなく簡単だったのに…本当に馬鹿だったな…でも、もう大丈夫。見失ったりしない。間違えたりしない。結局自分を救えるのは自分自身だけだったから、だから…このピンチだって自分自身で自分自身を守ってみせる。
【万物創造】《真髄解放》『概念創造』
空音明日華はこの一瞬の内に急成長を遂げた。不完全だった能力も、不安定だった精神も、全てを完璧に制御しきり、一瞬の内に能力の使い方において四天閣遥と同じレベルへ至った。あくまで能力においてのみであり、身体能力や魔法も成長したわけではなく、全体値で見るなら四天閣遥には及ばないだろう。だが、その成長速度は異常であり、これまでも、今も、そしてこれからも更新される事はないだろう。そして、今の明日華の力はこの場を支配するには十分だった。静かになったこの場の絶対強者として彼女は言い放つ…
『生み出すは…終焉。素晴らしきこの世界を私が染めてみせましょう。』
けど、本当の意味で自分自身を理解しているのも、自分自身が理解できるのも結局自分自身ただ1人だけ。
誰かに頼ってばかりでは、生きられない。
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???「誰に何を求めてんの?」
明日華「…え?」
???「助けて姉さんってさ、結局あなたは他人任せだった…その証明にしかならないよ。」
明日華「っ、違っ、」
???「何も違わないでしょ。あなたは自分自身で立ち向かうことを放棄した。その結果がその言葉でしょ?」
明日華「私はただ客観的に見て敵わないから…」
???「だから零や永遠にお願いするの?
…自分勝手だね。零も永遠も来てくれないことくらい分かってるでしょ?」
明日華「…っどうしろと言うの!敵わない…そうだよ、だから他人を頼るの!グスッ、あぁ、足が震えるの、力が足りないの、ねぇ助けてよ…」
???「そうしてるのはあなた自身でしょ?今あなたを助けられるのはあなたしかいない。」
明日華「どうにもならないよ…」
???「限界を決めて、勝手に無理無理言って、本当に…馬鹿ね。私はね、あなたであり、あなたは私。だから分かるのよ。あなたは強い。私も強い。だから…
あなたに負けるという選択肢はないわ。」
明日華「…本当に?」
???「自分の心にきいてみたら?」
明日華「…」
最初から答えなんて出ていた。私は超越者であり、最強。ただそれだけ。あぁ、なんで迷っていたんだろう。答えなんてとてつもなく簡単だったのに…本当に馬鹿だったな…でも、もう大丈夫。見失ったりしない。間違えたりしない。結局自分を救えるのは自分自身だけだったから、だから…このピンチだって自分自身で自分自身を守ってみせる。
【万物創造】《真髄解放》『概念創造』
空音明日華はこの一瞬の内に急成長を遂げた。不完全だった能力も、不安定だった精神も、全てを完璧に制御しきり、一瞬の内に能力の使い方において四天閣遥と同じレベルへ至った。あくまで能力においてのみであり、身体能力や魔法も成長したわけではなく、全体値で見るなら四天閣遥には及ばないだろう。だが、その成長速度は異常であり、これまでも、今も、そしてこれからも更新される事はないだろう。そして、今の明日華の力はこの場を支配するには十分だった。静かになったこの場の絶対強者として彼女は言い放つ…
『生み出すは…終焉。素晴らしきこの世界を私が染めてみせましょう。』