少女に明日を
人は1人では生きていけない。
誰が1人で何も無い始めの世界から食糧を十分に集められるだろうか。
あるいは誰がこの世界のシステムを1人で動かせるだろうか。
人は群れるものだ。
だが群れるには明確な敵が居なくてはいずれ価値観の違いで分断してしまうだろう。
しかし敵が近くては直ぐに敵は撃たれてしまい、逆に遠すぎては実感が湧かず分断してしまう。バランスが重要なのだ。
だが、こう思ってしまう。利害の繋がりは本当の繋がりなのだろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
言いたい事は言い切った。あとはノープラン。臨機応変に対応するだけだ。でもそこで予想外の事が起こった。
ディジジョン[フッ…ハハ、ハハハハ!]
明日華[…!何が面白いんですか?]
ディジジョン[いや、とても面白いので。]
明日華[だから、何が面白いんですか?]
ディジジョン[条件次第では同盟は受けるつもりでした。革命後の利益が何割だとかそういう交渉が来ると思っていました。だから予想外で、フフッ、あなたはとても面白いですね。]
明日華[結局、どうするのですか?あなたの答えを下さい。]
ディジジョン[お受けしましょう。]
明日華[あーはい。お受け…お受けしましょう?!]
ディジジョン[ハハッ、本当にあなたは面白いですね。]
明日華[本当に受けてくださるのですか?]
ディジジョン[はい。お受けします。ただし、条件があります。]
明日華[条件…お聞きしても良いですか?]
ディジジョン[少し護衛を外していただけませんか?こちらも護衛を外します。]
明日華「永遠姉さん…」
永遠「分かった。なにかあったら大声出しなさいよ。」
明日華「おけぃ。」
永遠姉さんが扉から外に出る。それを見てディジジョンさんの護衛も外に出る。そして真っ向からディジジョンさんに向き合い直す。
明日華[それで条件というのは…]
ディジジョン「ーーーーー」
…!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
会談は終了し、レデェス国と桜ノ王国に同盟関係が出来た。ちなみに会談後に零姉さんがディジジョンさんに電話してレデェス国の革命同意国…レデェス共同革命条約が適応される国とも同盟が繋がれる方針となったらしい。…やっぱ、零姉さん1人で良くない?まぁ話を戻して…それに乗じてレデェス共同革命条約が撤回され、新たに新世界革命同盟が組まれる方針となった。仕事は果たせたかな〜。
零「2人とも、本当に良くやったわね〜。」
永遠「私はほぼ何もしていないわよ。癪だけど明日華のお陰よ。」
明日華「えへへ。でも私だけじゃ出来なかった。私ね。今回で少しだけ、ほんの少しだけ強くなれた気がするんだ。」
2人「!」
明日華「それも全部姉さん達のおかげだなぁって…だから、ありがとう!」
2人「本当に良い子に育ったわね。」
明日華「えへへ。」
永遠「今回の一件でレデェス国、攻略で良いのかな?」
明日華「攻略っていうよりかは良き隣人ができたみたいな…」
零「攻略よりかは交渉成功じゃないかしら。」
永遠「明日華。」
明日華「へっ?何?」
永遠「1番活躍したあなたが言ったら?」
明日華「え、えーとじゃあ…」
『レデェス国&レデェス国の同意国、交渉成功!』
誰が1人で何も無い始めの世界から食糧を十分に集められるだろうか。
あるいは誰がこの世界のシステムを1人で動かせるだろうか。
人は群れるものだ。
だが群れるには明確な敵が居なくてはいずれ価値観の違いで分断してしまうだろう。
しかし敵が近くては直ぐに敵は撃たれてしまい、逆に遠すぎては実感が湧かず分断してしまう。バランスが重要なのだ。
だが、こう思ってしまう。利害の繋がりは本当の繋がりなのだろうか。
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言いたい事は言い切った。あとはノープラン。臨機応変に対応するだけだ。でもそこで予想外の事が起こった。
ディジジョン[フッ…ハハ、ハハハハ!]
明日華[…!何が面白いんですか?]
ディジジョン[いや、とても面白いので。]
明日華[だから、何が面白いんですか?]
ディジジョン[条件次第では同盟は受けるつもりでした。革命後の利益が何割だとかそういう交渉が来ると思っていました。だから予想外で、フフッ、あなたはとても面白いですね。]
明日華[結局、どうするのですか?あなたの答えを下さい。]
ディジジョン[お受けしましょう。]
明日華[あーはい。お受け…お受けしましょう?!]
ディジジョン[ハハッ、本当にあなたは面白いですね。]
明日華[本当に受けてくださるのですか?]
ディジジョン[はい。お受けします。ただし、条件があります。]
明日華[条件…お聞きしても良いですか?]
ディジジョン[少し護衛を外していただけませんか?こちらも護衛を外します。]
明日華「永遠姉さん…」
永遠「分かった。なにかあったら大声出しなさいよ。」
明日華「おけぃ。」
永遠姉さんが扉から外に出る。それを見てディジジョンさんの護衛も外に出る。そして真っ向からディジジョンさんに向き合い直す。
明日華[それで条件というのは…]
ディジジョン「ーーーーー」
…!
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会談は終了し、レデェス国と桜ノ王国に同盟関係が出来た。ちなみに会談後に零姉さんがディジジョンさんに電話してレデェス国の革命同意国…レデェス共同革命条約が適応される国とも同盟が繋がれる方針となったらしい。…やっぱ、零姉さん1人で良くない?まぁ話を戻して…それに乗じてレデェス共同革命条約が撤回され、新たに新世界革命同盟が組まれる方針となった。仕事は果たせたかな〜。
零「2人とも、本当に良くやったわね〜。」
永遠「私はほぼ何もしていないわよ。癪だけど明日華のお陰よ。」
明日華「えへへ。でも私だけじゃ出来なかった。私ね。今回で少しだけ、ほんの少しだけ強くなれた気がするんだ。」
2人「!」
明日華「それも全部姉さん達のおかげだなぁって…だから、ありがとう!」
2人「本当に良い子に育ったわね。」
明日華「えへへ。」
永遠「今回の一件でレデェス国、攻略で良いのかな?」
明日華「攻略っていうよりかは良き隣人ができたみたいな…」
零「攻略よりかは交渉成功じゃないかしら。」
永遠「明日華。」
明日華「へっ?何?」
永遠「1番活躍したあなたが言ったら?」
明日華「え、えーとじゃあ…」
『レデェス国&レデェス国の同意国、交渉成功!』