少女に明日を
人は誰しも欲がある。
世間は欲張りというと悪いイメージがあるだろう。
だが欲は人の行動原理だ。
人はこうありたいこうしたいと思う事で行動できる。
欲には様々な有り方がある。
だから私の欲だって…1つの形で、エンドロールだろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
永遠[初めまして。私の名前は空音 永遠です。話を聞いてくれませんか?]
[…分かった。その前に言わせてくれ。助けてくれてありがとう。]
この戦場のリーダーらしき人が応えてくれた。
永遠[私は当たり前の事をしただけなので感謝は不要です。私はこの国を進めるためにいます。]
[分からない。進める必要がありますか。あなたはここにいるのだから戦場の厳しさを知っています。それを知らずに話してくるお偉いさんとは違います。]
永遠[この戦場を解放する為です。このままでは戦闘が長引き続けます。あなた達はいつまでも戦う事になります。]
[それは進めたって同じです。ここが片付いたら直ぐに次の戦場に駆り出されます。それでは何も変わらないです。]
私が思うよりこの国は厳しく、この人達は芯が通っているらしい。私も…そんなふうに芯を通せたらな…それにしてもどうしよう。私は説得が上手くない。ここに立っていたのが明日香や永遠だったら違ったかも知れないけど残念ながらそんな都合の良いこ事は無かった。まぁ、頑張るしかないんだけど。
永遠[だから現状維持で良いと思ういますか?そのままで苦労するのはあなた達です。]
[進める方が苦しいです。それに現状維持で良いだなんて思っていません。この国は間違っていると否定して元の平和な国に戻したいです。]
永遠[それだけで政府は動いてくれません。戻す?笑えます。元の小国に戻った所で周りの国に振り回されるだけです。]
[…そうかも知れないです。だが私達にその犠牲にならなくてはならないのですか?]
やっぱりこの世界は不正解だらけだと思うな〜。だって小国は自身を振り回す大国を恨み大国になろうとする癖に大国は小を切り捨てるが故に大になれるのだから切り捨てられた小が小国なら良かったと羨ましくなる。かと言って間が正解というわけでもない。ここに正解なんてないんだろうな。でも…だからこそ、
永遠[あなた達はこの国に弱くあって欲しいのですか?]
[自国の不幸を願う人はいません。だけど私達は生きていたいです。]
永遠[なぜ生きられないのですか?あなた達は大国であって欲しいけれど生きていたいのではないのですか?]
[そうです。ですがそれは望めません。]
永遠「最初から諦めていては何も変わらない。」
[…]
永遠[あなた達の願いはなんでしょうか。願いは無限です。人は自分に合った目標、願いを立てろと言いますが最初から素晴らしい人なんていないのだからそれは進む事の諦めと一緒ではないでしょうか。願いに向けて必死に走り続けられる人が真の強者となれます。だから私は世間が正しいとは思えません。]
[…そうかも知れません。私達は初めから無理だと諦めていたかも知れない。…一つ聞きたい事があります。あなたは私達を勝たせてくれますか?]
永遠[私が勝たせることはできません。ですがあなた達が勝つ事はできます。]
[…そうですか。わかりました。最高を願おうと思います。]
永遠[つまり…]
[改革派につきましょう。]
やったぜ☆
良かった〜。これで私の仕事はできたかな〜。時間が許す限り頑張るつもりではあるけどね〜。
ーーーそうだ。誰にも願いを縛る権利は無い。
世間は欲張りというと悪いイメージがあるだろう。
だが欲は人の行動原理だ。
人はこうありたいこうしたいと思う事で行動できる。
欲には様々な有り方がある。
だから私の欲だって…1つの形で、エンドロールだろう。
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永遠[初めまして。私の名前は空音 永遠です。話を聞いてくれませんか?]
[…分かった。その前に言わせてくれ。助けてくれてありがとう。]
この戦場のリーダーらしき人が応えてくれた。
永遠[私は当たり前の事をしただけなので感謝は不要です。私はこの国を進めるためにいます。]
[分からない。進める必要がありますか。あなたはここにいるのだから戦場の厳しさを知っています。それを知らずに話してくるお偉いさんとは違います。]
永遠[この戦場を解放する為です。このままでは戦闘が長引き続けます。あなた達はいつまでも戦う事になります。]
[それは進めたって同じです。ここが片付いたら直ぐに次の戦場に駆り出されます。それでは何も変わらないです。]
私が思うよりこの国は厳しく、この人達は芯が通っているらしい。私も…そんなふうに芯を通せたらな…それにしてもどうしよう。私は説得が上手くない。ここに立っていたのが明日香や永遠だったら違ったかも知れないけど残念ながらそんな都合の良いこ事は無かった。まぁ、頑張るしかないんだけど。
永遠[だから現状維持で良いと思ういますか?そのままで苦労するのはあなた達です。]
[進める方が苦しいです。それに現状維持で良いだなんて思っていません。この国は間違っていると否定して元の平和な国に戻したいです。]
永遠[それだけで政府は動いてくれません。戻す?笑えます。元の小国に戻った所で周りの国に振り回されるだけです。]
[…そうかも知れないです。だが私達にその犠牲にならなくてはならないのですか?]
やっぱりこの世界は不正解だらけだと思うな〜。だって小国は自身を振り回す大国を恨み大国になろうとする癖に大国は小を切り捨てるが故に大になれるのだから切り捨てられた小が小国なら良かったと羨ましくなる。かと言って間が正解というわけでもない。ここに正解なんてないんだろうな。でも…だからこそ、
永遠[あなた達はこの国に弱くあって欲しいのですか?]
[自国の不幸を願う人はいません。だけど私達は生きていたいです。]
永遠[なぜ生きられないのですか?あなた達は大国であって欲しいけれど生きていたいのではないのですか?]
[そうです。ですがそれは望めません。]
永遠「最初から諦めていては何も変わらない。」
[…]
永遠[あなた達の願いはなんでしょうか。願いは無限です。人は自分に合った目標、願いを立てろと言いますが最初から素晴らしい人なんていないのだからそれは進む事の諦めと一緒ではないでしょうか。願いに向けて必死に走り続けられる人が真の強者となれます。だから私は世間が正しいとは思えません。]
[…そうかも知れません。私達は初めから無理だと諦めていたかも知れない。…一つ聞きたい事があります。あなたは私達を勝たせてくれますか?]
永遠[私が勝たせることはできません。ですがあなた達が勝つ事はできます。]
[…そうですか。わかりました。最高を願おうと思います。]
永遠[つまり…]
[改革派につきましょう。]
やったぜ☆
良かった〜。これで私の仕事はできたかな〜。時間が許す限り頑張るつもりではあるけどね〜。
ーーーそうだ。誰にも願いを縛る権利は無い。