少女に明日を
この世界は不平等だ。
その証明が大国と小国の差だろう。
大国は強い権利を持ち、小国は大国に従わなければならない。
そりゃそうだ。最初から勝敗が決まっている勝負に挑むなら従う方が良いに決まっている。
大国が世界を支配しているとも言えるだろう。
この不平等は…どうすれば覆るのだろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
零の言葉に私達は驚いた。思わず目を見開く。
だって零が言ったレデェス国は超大国。この世界の3代大国の1つだったのだから。
ここでレデェス国について説明しよう。レデェス国は国の中でも約200年前にできた新しい国であり、国土は世界の7分の1。人口は他の大国に比べると少ない約1億4000万でここ、桜の王国よりも低いが能力持ちは脅威の8割。魔法の使い手に関してはまさかの100%、全員である。また、この国はもともと何国かあったものを統一した国だ。だから貧富や差別も激しいらしく内戦とかも起こってるらしい。けどそん中でも戦闘では勝ち目がない…らしい。しかも今も領土拡大を狙って戦争をしている国だ。
うん…なんでこの国?!絶対他の国味方にしてからの方が良いって…。と、そんなことを考えていても、淡い青と鮮やかな赤はそんな事を気にも留めない様子で、話を続けようとしていた。
明日華「なんでレデェス国?!他の国からの方が良くない?」
そんな矢先にアホ毛の彼女がそう言う。よく言った明日華。その通りすぎるだろ。そう心の中で同意すると、私と戦っていた双子も同意の声を漏らす。
『僕もそう思う。』
永遠「だよね!えっとー…」
その言葉に同意する…けど、名前が思い上がらない。てか、知ってるっけ?
「ごめん。」
「自己紹介忘れてた。」
2人が無表情のままそう告げると、黒髪に白い瞳の彼も同意する。
秦「確かに自己紹介してない奴も多いな。」
永遠「よーし、恒例行事の時間だー!」
自己紹介…即ち、恒例行事である。楽しみ!って感情を表に出しながらそう言うと、白髪の彼が不思議そうな表情で聞いてくる。
壱河「恒例行事って?」
あ、確かに恒例行事って言っても、普通は伝わらないか。急いで補足する。
零「自己紹介よ。ただ普通の自己紹介じゃなくて、普段言わない能力とか魔法属性とかを言うのよ。」
佐須羅「へぇ、楽しそうだな!俺は炎雷 佐須羅だ!21歳、能力は【雷火炎砲】!属性は雷と火だ!よろしくな!」
私の言葉に素早く反応したのは、赤髪のなんか馬鹿…素直そうな彼。そして、少し嫌そうな表情で水色がかった白髪の彼女が聞いてくる。
雪「絶対に全て言わないといけないの?」
明日華「いや、そんな事ないよ。言いたくない事は言わなくて良いよ。」
私がその言葉に答える前に、アホ毛の彼女が答えてくれる。その言葉に、納得気に頷いた後、少し呆れた様に赤髪の彼を見つめる。そして、少し諦め気味に告げる。
雪「まぁ、でも戦って知ってるわね。私は冷刃 雪。年齢は19歳。能力は【氷冷呪法】で魔法適正は無し。」
壱河「僕の名前は病咲 壱河てす。年齢は23歳で能力は【病毒支配】です。属性は毒です。」
秦「俺も言うか。帯課 秦。年齢は37歳で能力は【神剣桜華】で魔法適正は無し。よろしく。」
彼女に続き、白髪の彼や黒髪の彼も自己紹介をすると、ずっと真顔で、少し不機嫌気な双子の2人も反応する。
「…お前が言うなら…僕の名前は双山 玖易(そうやま くい)。年齢は18歳。能力は【絶対服従】。属性は闇。」
「僕の名前は双山 玖会(そうやま くあ)。年齢は18歳。能力は【絶対服従】。属性は闇。お前らは?」
2人も自己紹介を終えると、私達に話を振ってくる。そういや、確かにしてなかった。でもどうしよ…能力言うべきかな?…あ〜、でももう使っちゃったし、隠しても意味ないか…。
永遠「私の名前は空音 永遠で17歳。能力は…【生死裁決】で属性は全属性。よろしくね。」
そう話すと、明日華も零も驚いた様子もなく、普通に反応する。やっぱ知ってたのかな?
零「私の名前は空音 零。16歳。能力は【創霊死舞】。属性は闇と虚無。よろしくお願いします。」
ほぇ〜…そんな能力名だったんだ〜。
明日華「私の名前は空音 明日華。15歳。能力は【万物創造】で属性は風と光です。よろしく。」
多岐「僕の名前は羽咲 多岐で25歳です。能力は【万里鵬翼】で属性は風です。よろしくお願いします。」
この2人は隠し事なしだね。分かりやすッ。全員の自己紹介が終わったけど…どうしよう…覚えられる気がしない。まぁ仕方ないか。(諦め)
その後、本題を思い出す。そういえば、元々の疑問が解消されてないじゃん。そう思って、オッドアイの彼女の方を向いて、聞き直す。
永遠「でさ、なんでレデェス国から攻めたいの?」
零「ん〜…じゃあ、分かる人はいるかしら?」
少しの考える様な動作をした後に、彼女は私の奥や周りを向いて、そう聞く。勿論私は分からない。
多岐&玖易&玖会&壱河&秦「分かる/るぞ/ります。」
凄…分からんだ…まぁ分からないメンバーは納とk…え、雪さん?が分からないのは意外かも。
そんな事を考えていると、オッドアイの彼女は直ぐに問いかける。
零「じゃあ、玖易、玖会、言ってみて。」
玖易「レデェス国の目標は領土拡大。…というか世界征服だ。この事から僕らと狙いが近いことが分かる。」
玖会「つまりレデェス国はこの世界に革命を起こしたがっている。なら協力すべきだと言うことだ。」
真顔でそう告げる。真顔。ホントに感情が見えなさすぎない?
明日華「でも協力を受け入れるか分からなくない?」
アホ毛の彼女の言葉は納得のいくものだった…けど、そこまでちゃんと考えてるのって、成長すぎない?お姉さん感動。
玖易&玖会「レデェス国は内部も改革派と停滞派に分かれている。それを後押しする存在は欲しいはずだ。…納得か?」
明日華「なるほど〜。」
ほぇ〜。
明日華と同じ様な反応になっていると、オッドアイの彼女は言葉を返す。
零「80点くらいね。まぁ及第点でしょう。他の理由…壱河…は分からなさそうだし、秦は分かる?」
そう問いかけると、黒髪の彼は愚問だと言いたげな表情で答える。
秦「もちろんだな。レデェス国は能力持ちや魔法の使い手が多い。それは多くの強者がレデェス国に同意していることの証だ。だからこそ、芯が通った革命への思いがあると分かるんだ。」
零「満点ね。異論はあるかしら?」
満足気に頷く彼女に対して、異論を言う人は1人もいなかった。そっか、良いイメージが無い国でも…それぞれに思いがあるんだ。
それぞれがそれぞれのやり方で革命を願っている。
その証明が大国と小国の差だろう。
大国は強い権利を持ち、小国は大国に従わなければならない。
そりゃそうだ。最初から勝敗が決まっている勝負に挑むなら従う方が良いに決まっている。
大国が世界を支配しているとも言えるだろう。
この不平等は…どうすれば覆るのだろうか。
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零の言葉に私達は驚いた。思わず目を見開く。
だって零が言ったレデェス国は超大国。この世界の3代大国の1つだったのだから。
ここでレデェス国について説明しよう。レデェス国は国の中でも約200年前にできた新しい国であり、国土は世界の7分の1。人口は他の大国に比べると少ない約1億4000万でここ、桜の王国よりも低いが能力持ちは脅威の8割。魔法の使い手に関してはまさかの100%、全員である。また、この国はもともと何国かあったものを統一した国だ。だから貧富や差別も激しいらしく内戦とかも起こってるらしい。けどそん中でも戦闘では勝ち目がない…らしい。しかも今も領土拡大を狙って戦争をしている国だ。
うん…なんでこの国?!絶対他の国味方にしてからの方が良いって…。と、そんなことを考えていても、淡い青と鮮やかな赤はそんな事を気にも留めない様子で、話を続けようとしていた。
明日華「なんでレデェス国?!他の国からの方が良くない?」
そんな矢先にアホ毛の彼女がそう言う。よく言った明日華。その通りすぎるだろ。そう心の中で同意すると、私と戦っていた双子も同意の声を漏らす。
『僕もそう思う。』
永遠「だよね!えっとー…」
その言葉に同意する…けど、名前が思い上がらない。てか、知ってるっけ?
「ごめん。」
「自己紹介忘れてた。」
2人が無表情のままそう告げると、黒髪に白い瞳の彼も同意する。
秦「確かに自己紹介してない奴も多いな。」
永遠「よーし、恒例行事の時間だー!」
自己紹介…即ち、恒例行事である。楽しみ!って感情を表に出しながらそう言うと、白髪の彼が不思議そうな表情で聞いてくる。
壱河「恒例行事って?」
あ、確かに恒例行事って言っても、普通は伝わらないか。急いで補足する。
零「自己紹介よ。ただ普通の自己紹介じゃなくて、普段言わない能力とか魔法属性とかを言うのよ。」
佐須羅「へぇ、楽しそうだな!俺は炎雷 佐須羅だ!21歳、能力は【雷火炎砲】!属性は雷と火だ!よろしくな!」
私の言葉に素早く反応したのは、赤髪のなんか馬鹿…素直そうな彼。そして、少し嫌そうな表情で水色がかった白髪の彼女が聞いてくる。
雪「絶対に全て言わないといけないの?」
明日華「いや、そんな事ないよ。言いたくない事は言わなくて良いよ。」
私がその言葉に答える前に、アホ毛の彼女が答えてくれる。その言葉に、納得気に頷いた後、少し呆れた様に赤髪の彼を見つめる。そして、少し諦め気味に告げる。
雪「まぁ、でも戦って知ってるわね。私は冷刃 雪。年齢は19歳。能力は【氷冷呪法】で魔法適正は無し。」
壱河「僕の名前は病咲 壱河てす。年齢は23歳で能力は【病毒支配】です。属性は毒です。」
秦「俺も言うか。帯課 秦。年齢は37歳で能力は【神剣桜華】で魔法適正は無し。よろしく。」
彼女に続き、白髪の彼や黒髪の彼も自己紹介をすると、ずっと真顔で、少し不機嫌気な双子の2人も反応する。
「…お前が言うなら…僕の名前は双山 玖易(そうやま くい)。年齢は18歳。能力は【絶対服従】。属性は闇。」
「僕の名前は双山 玖会(そうやま くあ)。年齢は18歳。能力は【絶対服従】。属性は闇。お前らは?」
2人も自己紹介を終えると、私達に話を振ってくる。そういや、確かにしてなかった。でもどうしよ…能力言うべきかな?…あ〜、でももう使っちゃったし、隠しても意味ないか…。
永遠「私の名前は空音 永遠で17歳。能力は…【生死裁決】で属性は全属性。よろしくね。」
そう話すと、明日華も零も驚いた様子もなく、普通に反応する。やっぱ知ってたのかな?
零「私の名前は空音 零。16歳。能力は【創霊死舞】。属性は闇と虚無。よろしくお願いします。」
ほぇ〜…そんな能力名だったんだ〜。
明日華「私の名前は空音 明日華。15歳。能力は【万物創造】で属性は風と光です。よろしく。」
多岐「僕の名前は羽咲 多岐で25歳です。能力は【万里鵬翼】で属性は風です。よろしくお願いします。」
この2人は隠し事なしだね。分かりやすッ。全員の自己紹介が終わったけど…どうしよう…覚えられる気がしない。まぁ仕方ないか。(諦め)
その後、本題を思い出す。そういえば、元々の疑問が解消されてないじゃん。そう思って、オッドアイの彼女の方を向いて、聞き直す。
永遠「でさ、なんでレデェス国から攻めたいの?」
零「ん〜…じゃあ、分かる人はいるかしら?」
少しの考える様な動作をした後に、彼女は私の奥や周りを向いて、そう聞く。勿論私は分からない。
多岐&玖易&玖会&壱河&秦「分かる/るぞ/ります。」
凄…分からんだ…まぁ分からないメンバーは納とk…え、雪さん?が分からないのは意外かも。
そんな事を考えていると、オッドアイの彼女は直ぐに問いかける。
零「じゃあ、玖易、玖会、言ってみて。」
玖易「レデェス国の目標は領土拡大。…というか世界征服だ。この事から僕らと狙いが近いことが分かる。」
玖会「つまりレデェス国はこの世界に革命を起こしたがっている。なら協力すべきだと言うことだ。」
真顔でそう告げる。真顔。ホントに感情が見えなさすぎない?
明日華「でも協力を受け入れるか分からなくない?」
アホ毛の彼女の言葉は納得のいくものだった…けど、そこまでちゃんと考えてるのって、成長すぎない?お姉さん感動。
玖易&玖会「レデェス国は内部も改革派と停滞派に分かれている。それを後押しする存在は欲しいはずだ。…納得か?」
明日華「なるほど〜。」
ほぇ〜。
明日華と同じ様な反応になっていると、オッドアイの彼女は言葉を返す。
零「80点くらいね。まぁ及第点でしょう。他の理由…壱河…は分からなさそうだし、秦は分かる?」
そう問いかけると、黒髪の彼は愚問だと言いたげな表情で答える。
秦「もちろんだな。レデェス国は能力持ちや魔法の使い手が多い。それは多くの強者がレデェス国に同意していることの証だ。だからこそ、芯が通った革命への思いがあると分かるんだ。」
零「満点ね。異論はあるかしら?」
満足気に頷く彼女に対して、異論を言う人は1人もいなかった。そっか、良いイメージが無い国でも…それぞれに思いがあるんだ。
それぞれがそれぞれのやり方で革命を願っている。