少女に明日を
人は慣れる生き物だ。
かかる時間は違えどいつかは慣れていく。
だからこそ、作戦で重要なのは敵を慣れさせない事だ。
慣れた瞬間にはもう…攻略は完了しているのだから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
零「2人目。次に行きましょうか。」
桜ノ王国は5人の桜ノ使者と10人の幹部が戦闘の鍵となっている。ちなみに桜ノ使者の中にも順位があり、最上位の剣神、二位の眠夢、三位の病毒、四位の氷冷、最下位の雷火だ。私が突破したのは使者の三位1人、幹部1人だろう。幹部は正味“あの人”でなんとかなる。つまり、私が倒すべきは桜ノ使者か。桜ノ使者はどうしても目立つ。少し探してみようか。
零「見つけた。」
燃え盛る炎に落ちる雷。十中八九雷火だな。駅の方か。民衆を威嚇、抵抗する者は重症化。まるでルールに沿った行動。これは自分で考えてないな。つまり馬鹿って事か。近寄ってみよう。
「ようよう、子供が何の様だ?ここはお前が立ち入る場所じゃねぇんだわ!降伏しやがれ!」
零「はぁ、あなたは馬鹿なのね。私の名前は空音 零よ。聞き覚えないかしら?」
「んっ?空音 零……眠夢がなんか言ってた気もするな。ってか、名前一方的に知ってるのも癪だな。」
やっぱり情報が漏れてる。ところで癪とか何言ってんだこいつ。
「俺の名前は炎雷 佐須羅(えんらい さすら)だ。しっかり覚えやがれ!」
零「へぇー。そうなんですねー。(二つ名とほぼ同じ苗字じゃん。)ところで何でこの国に従うんですか?」
佐須羅「ん?理由なんかいるか?国があるから従うんだよ。よく分からんが取り敢えず…殺り合おうぜ!なぁ!」
【雷火炎砲】『落雷』
落ちた雷は零の腕に当たるはずだった。
虚無魔法『物質無化』
一瞬で雷が消える。
佐須羅「なんだ?!今のすげぇ!じゃあこれはどうだ!」
【雷火炎砲】『業火』
零「はぁ、学習しませんね。」
虚無魔法『物質無化』
佐須羅「おぉ!じゃあ魔法はどうなんだ!」
雷魔法『雷鳴空間』
とてつもない量の雷が空間一帯に落ちてくる。
虚無魔法『魔法無効』
だが、無意味だ。
佐須羅「まだまだぁー!」
火魔法『火炎連加』
次は炎の連続攻撃。
虚無魔法『魔法無効』
私に触れた途端一瞬で消える。
佐須羅「なるほどなぁ!なら、本気を出してやる!」
【雷火炎砲】『不知火』
突如、私の腕に火が付くその火は燃え広がり、炎となり私を焦がす。
佐須羅「その炎は対象の命尽きるまで消えないんだよ!ちと俺にも負担がかかるがな!分かったら諦めやがれ!」
零「…嗚呼、ずっと感じていた違和感はこれか。病咲もこいつも能力を扱いきれてないんだ。だから、魔法の方が威力が出たりする。能力本来の力はこんな物が何発も打てると言ったところか。…だが、甘いな。」
虚無魔法《真髄解放》『能力無効』
私がそれを唱えた瞬間…炎が消えた。
佐須羅「なるほどな、俺はお前を気に入った!」
零「はぁ?」
佐須羅「俺はお前に付くぜ!」
零「…嬉しい誘いだが良いのか?」
佐須羅「全然良いぜ!」
これで良いのか桜ノ王国。まぁ、完全に信用できるわけではないが、馬鹿なこいつがそんな罠張れる気がしない。少し情報を引き出すか。
零「炎雷、他の桜ノ使者がどこにいるかわかるか?」
佐須羅「佐須羅でいいぜ!えーと、一位と二位は政府の建物内部だろ!で三位が中央通り!で四位がショッピングモール!で俺が駅って感じだ!」
零「佐須羅、ありがとう。佐須羅の腕を見込んでお願いがあるんだけど…」
佐須羅「おう!なんだ?」
零「幹部を片付けて欲しいんだ。私の仲間2人が頑張ってくれているんだけど心配で…」
佐須羅「おう!分かったぜ!俺に任せとけ!」
佐須羅と取り敢えず解散した。ちなみに最悪の場合の為に監視もしている。じゃあショッピングモールに行くか。着いたが…氷に覆われている。魔法だと必要魔力が多すぎる。つまり、能力だろうな。
零「…初めまして。桜ノ使者四位氷冷さん。」
「えぇ、初めまして。空音 零さん。私の名前は冷刃 雪(れいは ゆき)。そして、さようなら。」
【氷冷呪法】『氷漬け』
雪「みんな何で油断するのでしょうか。最初に能力を使う。それだけで勝てる。先手必勝です。…(何かがおかしい。何かが…。)」
闇魔法『漆黒世界』
雪「は?」
零「能力や魔法は口に出す物ではない。脳で使う物よ。あなたも能力を扱い切れていない。詰めが甘いんじゃないかしら。」
雪「っっ、まだ!」
そう言いながら拳銃を取り出す。
(バン!)
命中率はなかなかね。でも、あなたを一目見た時点で拳銃を持っていたのは知っている。対策するのは当たり前でしょう。
次の瞬間、雪の視界を闇が塞ぐ。
零「…チェックメイト。」
【ーーーー】『霊魂支配』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さてと、もう取れるピースは揃った。あとは終わらせるだけよ。ねぇ、今頃勝利を確信しているのでしょうね。その慢心があなたの敗因よ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
地下に入ってきた敵は倒せた。もしものことがあっても俺が守り切るだけだ。このーーーーの名にかけてな。この国は渡さない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーー『守りたくば/奪いたくば、玉座に来い!』
かかる時間は違えどいつかは慣れていく。
だからこそ、作戦で重要なのは敵を慣れさせない事だ。
慣れた瞬間にはもう…攻略は完了しているのだから。
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零「2人目。次に行きましょうか。」
桜ノ王国は5人の桜ノ使者と10人の幹部が戦闘の鍵となっている。ちなみに桜ノ使者の中にも順位があり、最上位の剣神、二位の眠夢、三位の病毒、四位の氷冷、最下位の雷火だ。私が突破したのは使者の三位1人、幹部1人だろう。幹部は正味“あの人”でなんとかなる。つまり、私が倒すべきは桜ノ使者か。桜ノ使者はどうしても目立つ。少し探してみようか。
零「見つけた。」
燃え盛る炎に落ちる雷。十中八九雷火だな。駅の方か。民衆を威嚇、抵抗する者は重症化。まるでルールに沿った行動。これは自分で考えてないな。つまり馬鹿って事か。近寄ってみよう。
「ようよう、子供が何の様だ?ここはお前が立ち入る場所じゃねぇんだわ!降伏しやがれ!」
零「はぁ、あなたは馬鹿なのね。私の名前は空音 零よ。聞き覚えないかしら?」
「んっ?空音 零……眠夢がなんか言ってた気もするな。ってか、名前一方的に知ってるのも癪だな。」
やっぱり情報が漏れてる。ところで癪とか何言ってんだこいつ。
「俺の名前は炎雷 佐須羅(えんらい さすら)だ。しっかり覚えやがれ!」
零「へぇー。そうなんですねー。(二つ名とほぼ同じ苗字じゃん。)ところで何でこの国に従うんですか?」
佐須羅「ん?理由なんかいるか?国があるから従うんだよ。よく分からんが取り敢えず…殺り合おうぜ!なぁ!」
【雷火炎砲】『落雷』
落ちた雷は零の腕に当たるはずだった。
虚無魔法『物質無化』
一瞬で雷が消える。
佐須羅「なんだ?!今のすげぇ!じゃあこれはどうだ!」
【雷火炎砲】『業火』
零「はぁ、学習しませんね。」
虚無魔法『物質無化』
佐須羅「おぉ!じゃあ魔法はどうなんだ!」
雷魔法『雷鳴空間』
とてつもない量の雷が空間一帯に落ちてくる。
虚無魔法『魔法無効』
だが、無意味だ。
佐須羅「まだまだぁー!」
火魔法『火炎連加』
次は炎の連続攻撃。
虚無魔法『魔法無効』
私に触れた途端一瞬で消える。
佐須羅「なるほどなぁ!なら、本気を出してやる!」
【雷火炎砲】『不知火』
突如、私の腕に火が付くその火は燃え広がり、炎となり私を焦がす。
佐須羅「その炎は対象の命尽きるまで消えないんだよ!ちと俺にも負担がかかるがな!分かったら諦めやがれ!」
零「…嗚呼、ずっと感じていた違和感はこれか。病咲もこいつも能力を扱いきれてないんだ。だから、魔法の方が威力が出たりする。能力本来の力はこんな物が何発も打てると言ったところか。…だが、甘いな。」
虚無魔法《真髄解放》『能力無効』
私がそれを唱えた瞬間…炎が消えた。
佐須羅「なるほどな、俺はお前を気に入った!」
零「はぁ?」
佐須羅「俺はお前に付くぜ!」
零「…嬉しい誘いだが良いのか?」
佐須羅「全然良いぜ!」
これで良いのか桜ノ王国。まぁ、完全に信用できるわけではないが、馬鹿なこいつがそんな罠張れる気がしない。少し情報を引き出すか。
零「炎雷、他の桜ノ使者がどこにいるかわかるか?」
佐須羅「佐須羅でいいぜ!えーと、一位と二位は政府の建物内部だろ!で三位が中央通り!で四位がショッピングモール!で俺が駅って感じだ!」
零「佐須羅、ありがとう。佐須羅の腕を見込んでお願いがあるんだけど…」
佐須羅「おう!なんだ?」
零「幹部を片付けて欲しいんだ。私の仲間2人が頑張ってくれているんだけど心配で…」
佐須羅「おう!分かったぜ!俺に任せとけ!」
佐須羅と取り敢えず解散した。ちなみに最悪の場合の為に監視もしている。じゃあショッピングモールに行くか。着いたが…氷に覆われている。魔法だと必要魔力が多すぎる。つまり、能力だろうな。
零「…初めまして。桜ノ使者四位氷冷さん。」
「えぇ、初めまして。空音 零さん。私の名前は冷刃 雪(れいは ゆき)。そして、さようなら。」
【氷冷呪法】『氷漬け』
雪「みんな何で油断するのでしょうか。最初に能力を使う。それだけで勝てる。先手必勝です。…(何かがおかしい。何かが…。)」
闇魔法『漆黒世界』
雪「は?」
零「能力や魔法は口に出す物ではない。脳で使う物よ。あなたも能力を扱い切れていない。詰めが甘いんじゃないかしら。」
雪「っっ、まだ!」
そう言いながら拳銃を取り出す。
(バン!)
命中率はなかなかね。でも、あなたを一目見た時点で拳銃を持っていたのは知っている。対策するのは当たり前でしょう。
次の瞬間、雪の視界を闇が塞ぐ。
零「…チェックメイト。」
【ーーーー】『霊魂支配』
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さてと、もう取れるピースは揃った。あとは終わらせるだけよ。ねぇ、今頃勝利を確信しているのでしょうね。その慢心があなたの敗因よ。
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地下に入ってきた敵は倒せた。もしものことがあっても俺が守り切るだけだ。このーーーーの名にかけてな。この国は渡さない。
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ーーー『守りたくば/奪いたくば、玉座に来い!』