モブA「ねぇ、瑠奈って最近調子乗ってない？」
モブB「わかるｗ芸能活動やってるからってさ調子乗ってるよね〜ｗ」
うるさい...黙れゴミカス
[太字]母「なんで私が育てたのに売れないのよっ！！！！！」[/太字]
「きっと品がないのだろう。瑠奈（あいつ）が芸能活動しても意味ないのだろう」
じゃあ芸能事務所いれんなよ

「はぁ...いちいちうざぁー...」
ここは、私が一番居て安心する場所
歩道橋だ。
「あ、そうだそうだ」
瑠奈は、スマホをポケットから取り出し
Xの裏アカウントに家族や同級生の悪口を書き込んだ
「えっと...ハッシュタグは、「今日の愚痴」っと」
瑠奈の投稿は、あっという間にいいねで埋め尽くされていた
だけど当の本人は、納得がいく投稿では、なかったらしい
「はぁ〜...ここから飛び降りてみたいな」
歩道橋の手すりに座って足をバタバタさせながらそう言った
その瞬間
[大文字]「きゃっ！？」[/大文字]
瑠奈は、手すりから落ち、そのまま下に落下しそうになった
あ...これ私死ぬかも。
やっとイライラから解放される
瑠奈は、目を閉じ落下を試みていたが
あれ.....痛くない。
瑠奈が目を開くと
瑠奈の手を掴み上に引き上げようとする人がいた
[大文字]「早まるな!!!!!!」[/大文字]
「え....」
「よいしょっ...」
瑠奈は、一瞬のことでよくわからない表情をしている
「大丈夫か...怪我は？」
「な、ないです...」
「ならいい」
「あ、助けてくれてありがとうございます。」
本当は、助けなくても良かったのだが
「てか、なんで飛び降りようとしたん？」
「飛び降りた訳では、なくて...滑っただけです」
「うわぁｗまじか〜ｗアホだなーｗｗｗ」
「普通そんなに笑います！？」
「ごめんってｗ」
「あ...お礼がしたいので名前教えてください」
「いいよｗ例なんていらんよ」
「お礼が嫌なら、せめて名前だけでも....」
「ヨイショと」
彼は、いきなり立ち上がり瑠奈の方を見た
「名乗るほどのものじゃないよ。じゃあね」と彼は立ち去った
「あ、行っちゃった」
名前聞きたかったな...
名乗りたくないなら仕方ないか
瑠奈は、立ち上がり家へと帰って行った

次回もお楽しみに