参加型! 圧倒的人手不足殺し屋 KAN
「Zzzz〜。」
豪華客船の最高級ルームで。
髪が白くて水色の不思議な髪型をした少女がふかふかのベットの上で寝ていた。
コンコンと誰かが戸を叩く音がする。
「ん?……..誰?」
体を起こし眠たい目を擦りながら扉を開ける。
「あっ。レイジだ。どうしたの?」
扉の目の前には猫の着ぐるみを被った変質者のような人物、レイジが立っていた。
「「姫。そろそろ向かいましょう。ぺぺ直々のご依頼ですので。」」
レイジは自分では話さずSiriのような機械音声を使って話していた。
「もう、そんな時間?仕方がない。なら行こうか。」
「「姫。お荷物は」」
「そんなの要らないよ。どうせ壊れちゃうから」
ふふっと微笑しながら少女は言う。
少女はブカブカのパーカーを着て部屋を出て行った。
長い道を進んでいくと誰かがいた。
「ねぇレイジ。あれ誰?」
目の前には壁にもたれかかりながらきっと折れているであろう足を引き摺りながら近づいてきた少女がいた。
その少女は黒髪で赤メッシュが入っていて
筋肉質でドレスを着ていた。
「おい、レイジ。まだ、話し合いは終わってないだろう。」
レイジのことを睨むように見つめてくる。
少女は痛みに耐えながら近づいてきた。
「「その足でよくここまできたな。ジュリ」」
目の前にいた少女はジュリだった。
「いいから。こっちはまだ、真実を聞かされてないんだ。早く教えろ。」
「あっ…ジュリぃ〜。久々。」
少女はジュリに微笑んで手を振った。
しかし、
「ん、誰だ貴様。」
「……あっ…………」
想像していた回答と違ったのか思わず声が出てしまった。
「うわっ!!」
レイジが少女のことをお姫様抱っこした。
「「とにかく、俺らは今急いでる。またなジュリ。」」
窓ガラスを割り飛び降りてあらかじめ仲間に用意しておくよう伝えた脱出用ボートに飛び乗った。
「っ!!まてっ!!!!」
ジュリが割れた窓ガラスから顔を出して叫ぶ
脱出用ボートから少女がジュリに向かって言う
「ねぇ、ジュリちゃん。私の名前は知ってる?」
「は?知るわけがないだろう!初対面なんだから」
そりゃあ当然だ。ジュリと少女は初対面なんだから。
「私の名前、メイリスって言うの!覚えておいて!!また会おうね!!ジュリちゃん。」
メイリスはジュリに自分の名前を叫んだ。
そして、メイリスとレイジを乗せたボートはもうジュリから見えないくらい遠くへ行ってしまった。
「お嬢!!大丈夫か!」
ジュリの元に烏丸が駆け寄る。
「……………」
ジュリはメイリスが去って行った方向を向いてずっとボーッとしていた。
「お嬢?お嬢!大丈夫かよ。」
「…………..みや…..か。….大丈夫だ。少し考えていただけだ。」
「….ならいいけど。早く手当てしろ。お嬢。」
烏丸がジュリを支えながら戻って行った。
ルーカス&哭軌VS鰲海。
「あ?ムゲン?何言ってんだお前。」
「んー。俺も詳しくは把握してないんすよね。あっ。でも白鉄なら知ってるっすよ多分。」
ニコニコしながら鰲海がルーカスと哭軌に
向かって言う。
「あ?どう言うことだそりゃあ。」
「そんなのどうでもええよ。ルーカス。とりあえず、能力がわからない以上、近づくのは危険や。」
ルーカスの肩に手をおいて哭軌が耳元で言う。
その時、ルーカスの肩にもう一つ手が乗った。
哭軌じゃない。
「あ?」
「えっ?ラヴ⁉︎⁉︎」
ラヴが瞬間移動で二人の元に来て二人に触れ。
「ちょっとこい。お前ら。」
二人を連れて何処かへ瞬間移動した。
「ん?どこ行ったんすかね」
「ただいま〜。」
どこからか突然ラヴが現れた。
「おっ。ラヴおかえり。今玲奈とダウトしてた。こいつ超強いよ〜。」
「あっ、いや僕はそんなに強くないよ。」
なんて嬉しそうに玲奈は答える。
二人は崖に生成していた空洞でダウトをしていた。
すぐそばには海がある。
「あ?おい、てめぇここどこだ?海?」
「わぁ、僕の能力最大限に活かせるやん。」
哭軌が嬉しそうに海の方向を見る。
「そうだ。俺らの戦ってる敵がちょっと厄介で、お前らに協力して欲しい。」
ラヴがスマホを取り出して先ほどこっそりとっていたオルロフの戦闘動画を見せた。
「あぁ。これは僕が適任だね。」
哭軌が体育座りをしながらラヴのスマホを見る。
「で。俺らの戦ってた敵はどーすんだ。」
ルーカスはヤンキー座りをしながらタバコを吸っていた。
「一旦おいておけ。」
「あっそ。」
「で、そのオルロフをどうやってここに連れてくるん?」
哭軌が手を上げて質問した。
「俺が瞬間移動で連れてくる。作戦は単純だろ。瞬間移動で連れてきた瞬間から戦闘開始だ。だったそれだけ。分かったか?」
全員に質問するようにラヴが聞く。
「ダウト!!」
「んー!なんでわかるの〜。」
「えへへっ。ちょっと前の仕事でこう言う人の感情見抜く力が上がっちゃって。」
「へぇー。」
「………………聞いとけよ。」
ラヴはもう完全に呆れていた。
「あでっ。」
「いたっ。」
玲奈とスフェに一発、拳骨を入れた。
蓮&瑠奈VS睦月紅葉
「僕の名前は睦月。ねぇ、君たちKANの殺し屋でしょ⁉︎」
手を後ろに組み前屈みになりながら聞いた。
「それがなんだ。」
「一回戦ってみたいなぁって。だって、君たちあの神崎さんの傘下でさ、強いんだよねきっと。それでそれで、メイリスさんと同じ会社なんでしょ。あっあと………」
「うるせぇ。喋んな。」
銃声が何回か響き、弾丸は金属音を伴って乱れ飛ぶ。
しかし睦月はそれを容易に刀で真っ二つにしてしまう。
「チッ。」
「僕と仲良くしよ。」
一気に距離を詰めてきた。
瑠奈の首を狙った一太刀は吸い込まれるほど綺麗な軌道だった。
だか、瑠奈は体を後ろにそらした。
その体制のまま後転ブリッジで
力強く刀を蹴った足で。
そのまま一度距離をとった
刀と銃じゃ部が悪い。
すぐ瑠奈は銃を捨て
「!」
繰り出された
睦月の一太刀をナイフで受け止めた。
一足一刀の間合いに入る。
一歩踏み出せば刀の攻撃が相手に入り
一歩引けば刀を避けることができる。
それくらいの距離間にあった。
聴覚を引き裂くような激しさで耳に響く。
瑠奈が一手。
睦月の重たい攻撃によろけてしまった。
「ッ!」
その一瞬の隙に刀を鞘に納め
ーーーー「嘉辰令月」
抜刀‼︎
超高速の居合。
瑠奈は反応はできた。
が。
一歩足を引くのが遅れた。
刀の先端で斬られた
が大きな怪我とはならなかった。
「瑠奈しゃがめ!!」
睦月の後ろから蓮の声がした
蓮は斧を睦月の背後から
回転するよう
投げた。
ーーーー!!
後ろから感じた大きな殺気。
「っぶな。」
斧が避けた睦月の毛先を切る。
睦月は一瞬後ろを振り返る。
そのまま投げられた斧は
「ナイス。」
ーーー瑠奈が素早くキャッチした。
「あっ。」
振り返るともう。
睦月の首元にはあった。
斧の刃が。
「やっぱりKANは強いなぁ。さすがだよ。」
両手を上げて穏やかに笑う。
「お前、状況わかってんのか。」
蓮が頬に銃口が押しつける。
「あっははは。わかってるさ。」
目を細めて笑った。
その時。
どこかで火山が噴火したような爆発音と熱風がくる。
「なんだ!?」
「あぁ、オルロフか。久々だなぁ。」
「は?オルロフ?今回の仲間は何人だ。」
瑠奈がさらに刃を近づける。
「教えないよ〜。僕もバカじゃないんだ。」
「へぇ。お前。つまんな。」
そのまま首を切り落とそうとした
その時
「ッ‼︎…..あれ。睦月だ。どしたん?殺されかけてんじゃん。」
どこからか吹っ飛ばされてきたヴァイラが地面にナイフを刺しながら減速さしていた。
ヴァイラの目の前には巨大な白蛇がいた。
「あれ〜?瑠奈、と蓮じゃん。」
蛇の口の中から椿がこんにちわしていた。
「椿。無事だったか。」
安心したように蓮は椿の方向を向いて言う。
その一瞬の隙に
「⁉︎」
自分の頬に押し付けられていた銃の引き金を
睦月自身で引いた。
睦月は引くと同タイミングでしゃがみ
銃弾は睦月を挟んで目の前にいた
瑠奈の肩に当たった。
「っ!!ごめん!瑠奈!!無事か」
「ふーっ。大丈夫。これくらい。」
椿も蛇の中から出てきた。
「二人ともまだいけるよね。」
「あぁ。」
「当たり前。」
一方虎牙
「……い…..おい!!虎牙!!」
「うわっ!なんですか冷さん。」
冷は車から降りて直接現場にきた。
「研ぎ終わった?」
虎牙は研ぎ始めてから一時間以上が経過していた。
「はい。もうだいぶ鋭く研げました。人生で一番綺麗にできた気がします。」
その刃は
美しく。
綺麗な青色をしていた。
そんな、二人の元に
8sが近づいているなんて
知る由もなかった。
一方笹丸。
「あっ。こんにちわっす。」
鰲海は校内を走っていた。
「誰だお前。」
そこで鰲海、笹丸が鉢合わせになった。
豪華客船の最高級ルームで。
髪が白くて水色の不思議な髪型をした少女がふかふかのベットの上で寝ていた。
コンコンと誰かが戸を叩く音がする。
「ん?……..誰?」
体を起こし眠たい目を擦りながら扉を開ける。
「あっ。レイジだ。どうしたの?」
扉の目の前には猫の着ぐるみを被った変質者のような人物、レイジが立っていた。
「「姫。そろそろ向かいましょう。ぺぺ直々のご依頼ですので。」」
レイジは自分では話さずSiriのような機械音声を使って話していた。
「もう、そんな時間?仕方がない。なら行こうか。」
「「姫。お荷物は」」
「そんなの要らないよ。どうせ壊れちゃうから」
ふふっと微笑しながら少女は言う。
少女はブカブカのパーカーを着て部屋を出て行った。
長い道を進んでいくと誰かがいた。
「ねぇレイジ。あれ誰?」
目の前には壁にもたれかかりながらきっと折れているであろう足を引き摺りながら近づいてきた少女がいた。
その少女は黒髪で赤メッシュが入っていて
筋肉質でドレスを着ていた。
「おい、レイジ。まだ、話し合いは終わってないだろう。」
レイジのことを睨むように見つめてくる。
少女は痛みに耐えながら近づいてきた。
「「その足でよくここまできたな。ジュリ」」
目の前にいた少女はジュリだった。
「いいから。こっちはまだ、真実を聞かされてないんだ。早く教えろ。」
「あっ…ジュリぃ〜。久々。」
少女はジュリに微笑んで手を振った。
しかし、
「ん、誰だ貴様。」
「……あっ…………」
想像していた回答と違ったのか思わず声が出てしまった。
「うわっ!!」
レイジが少女のことをお姫様抱っこした。
「「とにかく、俺らは今急いでる。またなジュリ。」」
窓ガラスを割り飛び降りてあらかじめ仲間に用意しておくよう伝えた脱出用ボートに飛び乗った。
「っ!!まてっ!!!!」
ジュリが割れた窓ガラスから顔を出して叫ぶ
脱出用ボートから少女がジュリに向かって言う
「ねぇ、ジュリちゃん。私の名前は知ってる?」
「は?知るわけがないだろう!初対面なんだから」
そりゃあ当然だ。ジュリと少女は初対面なんだから。
「私の名前、メイリスって言うの!覚えておいて!!また会おうね!!ジュリちゃん。」
メイリスはジュリに自分の名前を叫んだ。
そして、メイリスとレイジを乗せたボートはもうジュリから見えないくらい遠くへ行ってしまった。
「お嬢!!大丈夫か!」
ジュリの元に烏丸が駆け寄る。
「……………」
ジュリはメイリスが去って行った方向を向いてずっとボーッとしていた。
「お嬢?お嬢!大丈夫かよ。」
「…………..みや…..か。….大丈夫だ。少し考えていただけだ。」
「….ならいいけど。早く手当てしろ。お嬢。」
烏丸がジュリを支えながら戻って行った。
ルーカス&哭軌VS鰲海。
「あ?ムゲン?何言ってんだお前。」
「んー。俺も詳しくは把握してないんすよね。あっ。でも白鉄なら知ってるっすよ多分。」
ニコニコしながら鰲海がルーカスと哭軌に
向かって言う。
「あ?どう言うことだそりゃあ。」
「そんなのどうでもええよ。ルーカス。とりあえず、能力がわからない以上、近づくのは危険や。」
ルーカスの肩に手をおいて哭軌が耳元で言う。
その時、ルーカスの肩にもう一つ手が乗った。
哭軌じゃない。
「あ?」
「えっ?ラヴ⁉︎⁉︎」
ラヴが瞬間移動で二人の元に来て二人に触れ。
「ちょっとこい。お前ら。」
二人を連れて何処かへ瞬間移動した。
「ん?どこ行ったんすかね」
「ただいま〜。」
どこからか突然ラヴが現れた。
「おっ。ラヴおかえり。今玲奈とダウトしてた。こいつ超強いよ〜。」
「あっ、いや僕はそんなに強くないよ。」
なんて嬉しそうに玲奈は答える。
二人は崖に生成していた空洞でダウトをしていた。
すぐそばには海がある。
「あ?おい、てめぇここどこだ?海?」
「わぁ、僕の能力最大限に活かせるやん。」
哭軌が嬉しそうに海の方向を見る。
「そうだ。俺らの戦ってる敵がちょっと厄介で、お前らに協力して欲しい。」
ラヴがスマホを取り出して先ほどこっそりとっていたオルロフの戦闘動画を見せた。
「あぁ。これは僕が適任だね。」
哭軌が体育座りをしながらラヴのスマホを見る。
「で。俺らの戦ってた敵はどーすんだ。」
ルーカスはヤンキー座りをしながらタバコを吸っていた。
「一旦おいておけ。」
「あっそ。」
「で、そのオルロフをどうやってここに連れてくるん?」
哭軌が手を上げて質問した。
「俺が瞬間移動で連れてくる。作戦は単純だろ。瞬間移動で連れてきた瞬間から戦闘開始だ。だったそれだけ。分かったか?」
全員に質問するようにラヴが聞く。
「ダウト!!」
「んー!なんでわかるの〜。」
「えへへっ。ちょっと前の仕事でこう言う人の感情見抜く力が上がっちゃって。」
「へぇー。」
「………………聞いとけよ。」
ラヴはもう完全に呆れていた。
「あでっ。」
「いたっ。」
玲奈とスフェに一発、拳骨を入れた。
蓮&瑠奈VS睦月紅葉
「僕の名前は睦月。ねぇ、君たちKANの殺し屋でしょ⁉︎」
手を後ろに組み前屈みになりながら聞いた。
「それがなんだ。」
「一回戦ってみたいなぁって。だって、君たちあの神崎さんの傘下でさ、強いんだよねきっと。それでそれで、メイリスさんと同じ会社なんでしょ。あっあと………」
「うるせぇ。喋んな。」
銃声が何回か響き、弾丸は金属音を伴って乱れ飛ぶ。
しかし睦月はそれを容易に刀で真っ二つにしてしまう。
「チッ。」
「僕と仲良くしよ。」
一気に距離を詰めてきた。
瑠奈の首を狙った一太刀は吸い込まれるほど綺麗な軌道だった。
だか、瑠奈は体を後ろにそらした。
その体制のまま後転ブリッジで
力強く刀を蹴った足で。
そのまま一度距離をとった
刀と銃じゃ部が悪い。
すぐ瑠奈は銃を捨て
「!」
繰り出された
睦月の一太刀をナイフで受け止めた。
一足一刀の間合いに入る。
一歩踏み出せば刀の攻撃が相手に入り
一歩引けば刀を避けることができる。
それくらいの距離間にあった。
聴覚を引き裂くような激しさで耳に響く。
瑠奈が一手。
睦月の重たい攻撃によろけてしまった。
「ッ!」
その一瞬の隙に刀を鞘に納め
ーーーー「嘉辰令月」
抜刀‼︎
超高速の居合。
瑠奈は反応はできた。
が。
一歩足を引くのが遅れた。
刀の先端で斬られた
が大きな怪我とはならなかった。
「瑠奈しゃがめ!!」
睦月の後ろから蓮の声がした
蓮は斧を睦月の背後から
回転するよう
投げた。
ーーーー!!
後ろから感じた大きな殺気。
「っぶな。」
斧が避けた睦月の毛先を切る。
睦月は一瞬後ろを振り返る。
そのまま投げられた斧は
「ナイス。」
ーーー瑠奈が素早くキャッチした。
「あっ。」
振り返るともう。
睦月の首元にはあった。
斧の刃が。
「やっぱりKANは強いなぁ。さすがだよ。」
両手を上げて穏やかに笑う。
「お前、状況わかってんのか。」
蓮が頬に銃口が押しつける。
「あっははは。わかってるさ。」
目を細めて笑った。
その時。
どこかで火山が噴火したような爆発音と熱風がくる。
「なんだ!?」
「あぁ、オルロフか。久々だなぁ。」
「は?オルロフ?今回の仲間は何人だ。」
瑠奈がさらに刃を近づける。
「教えないよ〜。僕もバカじゃないんだ。」
「へぇ。お前。つまんな。」
そのまま首を切り落とそうとした
その時
「ッ‼︎…..あれ。睦月だ。どしたん?殺されかけてんじゃん。」
どこからか吹っ飛ばされてきたヴァイラが地面にナイフを刺しながら減速さしていた。
ヴァイラの目の前には巨大な白蛇がいた。
「あれ〜?瑠奈、と蓮じゃん。」
蛇の口の中から椿がこんにちわしていた。
「椿。無事だったか。」
安心したように蓮は椿の方向を向いて言う。
その一瞬の隙に
「⁉︎」
自分の頬に押し付けられていた銃の引き金を
睦月自身で引いた。
睦月は引くと同タイミングでしゃがみ
銃弾は睦月を挟んで目の前にいた
瑠奈の肩に当たった。
「っ!!ごめん!瑠奈!!無事か」
「ふーっ。大丈夫。これくらい。」
椿も蛇の中から出てきた。
「二人ともまだいけるよね。」
「あぁ。」
「当たり前。」
一方虎牙
「……い…..おい!!虎牙!!」
「うわっ!なんですか冷さん。」
冷は車から降りて直接現場にきた。
「研ぎ終わった?」
虎牙は研ぎ始めてから一時間以上が経過していた。
「はい。もうだいぶ鋭く研げました。人生で一番綺麗にできた気がします。」
その刃は
美しく。
綺麗な青色をしていた。
そんな、二人の元に
8sが近づいているなんて
知る由もなかった。
一方笹丸。
「あっ。こんにちわっす。」
鰲海は校内を走っていた。
「誰だお前。」
そこで鰲海、笹丸が鉢合わせになった。