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参加型! 圧倒的人手不足殺し屋 KAN

#22

ヴァイラ、鰲海。



「もう大丈夫だ。あとはナイトメアに…..」
蓮が学生たちを落ち着かせ避難させようとしたが。
「うわぁぁ!!」「俺が先に出る‼︎」
「どけっ!!」「嫌だ!死にたくない」
蓮が敵だと思い皆んな余計にパニックになってしまった。
「は?おい。俺は味方だぞ。」
「怪しい奴ほどそう言うんだよ!!」
生徒の中から真っ当な言葉が飛び交った。
もうこうなってしまった以上収集はつかない。
「はぁー。瑠奈頼む。」
「はいよー。「皆んな。落ち着いて。」」
瑠奈がどこからメガホンを取り出して生徒全員に優しく声をかけた。
不思議なことに生徒全員は落ち着きを取り戻し
順調に避難していった。
これが瑠奈の能力。人の気を操ることができる。こういった集団においては最強の能力だ。
「ふぅ。疲れた。で、ここからだよな。」
水を飲みながら瑠奈は蓮にいった。
「あぁそうだ。」



ーナイトメアの作戦ー
笹丸が全員に言う。
「いいか。再度確認するぞ。」
まず今回の目的を確認する。今回の目的は生徒の救出じゃない。8Sの部下を殺すことが目的だ。勘違いするなよ。
ボスが送ってきた写真じゃあ体育館に看守がたくさんいる。そこでだ。蓮その看守に変身して今回の8Sの幹部の情報を少しでもいいから聞け。
次に情報を聞き終わったら冷の出番だ。
校内のカメラ映像俺らに共有しつつ、養成学校にある防災システムをハッキングして武器庫を解放しろ。結構、武器あるから。
武器庫開けたら手の空いてるやつに、まぁ虎牙にしか頼めないが。
で、武器庫に入ったら俺の愛刀が、ある。結構錆びついてんだ。それを研いで持ってきて欲しい。
そんで。椿。玲奈。俺、スフェ。ラヴ。ルーカス、虎牙。哭軌。
8S幹部と遭遇次第戦闘に移行しろ。
そんで、蓮、瑠奈、冷。お前らはなるべく交戦を避けろ。お前ら3人はとにかくサポートに回れ。まぁ万が一遭遇したら戦ってもらうしかないが。
分かったか?
まぁ、あとはあれだ。

絶対死ぬなよ。




in車内。
カチカチとパソコンを叩く音が聞こえる。
冷が車の中で学校の防災システムをハッキングしていたのだ。
「ふーん。結構、いいプログラムだね。」
冷のパソコンに膨大な数が出てきた。
でも冷に取ってはただのゲームのようにしか思えなかった。
多分この殺し屋界で上位の方で頭脳がいい。
「はい。おしまい。」
enterを強く叩いた。

ー虎牙ー
『虎牙聞こえる?』
冷から連絡がきた。
「はい!冷さん!もしかしてもう開けましたか?」
虎牙は校舎の裏口で待機していた。
『うん。今から位置情報を転送するけど。』
言葉がここで止まった。
「ん?どうしたんですか?」
『まずいな。8S幹部、恐らくヴァイラだろう。武器庫へと向かっている』
ヴァイラは多分武器庫が開いた音が不思議に思い武器庫へと向かっているのだろう。
『…..ごめん笹丸。ちょっと作戦変更。』
「作戦変更?何をですか?」
『おい、椿聞こえるか?今から虎牙を武器庫へと向かわせる。その間8Sと遭遇する可能性が高い。だから虎牙の援護を頼む。』
椿の声は聞こえなかったが恐らく椿は承諾しただろう。
「これ、もう行っていいですよね。」
『あぁ、行くなら爆速で。』
これはバレないように爆速で武器庫まで走れと言う意味だったが
虎牙は強く扉を開けた。扉は金属製のため大きな音が鳴った。
『てめぇ!!バレないようにしろって言っただろう!!』
そんな冷の怒りの言葉は通用しなかった。
虎牙はいま。走ることだけに集中した。
虎牙のいるところから武器庫まではかなり距離があるがその間8Sと遭遇しないルートのはずだった。しかし8Sと遭遇する可能性が出てきた以上最短を通らなければならなかった。
目の前には壁があるが虎牙は
「虎拳!!!」
目の前の障害物を全て破壊して最短ルートを通った。
『!?!?』
監視カメラで見ていた冷もその脳筋さには驚いた。
しかし想定していた最悪の事態が起こる。
「あーあ。こんな壁壊して。鰲海聞こえる?こっちは戦闘開始するからあとは任せたよ。」
ポニーテールでスーツにコートと不思議な格好をした高校生くらいの少女が目の前に立っていた。
彼女こそがヴァイラだ。
「ねぇ、君。なんだっけ。ナイトメアの子だよね。どうしたの?そんなに急いで」
敵意が全く感じられなかった。
もしかするとヴァイラは虎牙を敵としてまだ見ていないのかもしれない。
まだ。
「武器庫に急いでるんです!!どいてください!!」
『虎牙、、、おい。言っちゃダメだろ』
通信機越しに冷の死んだ声が聞こえる。
「ふーん。武器庫ね。なら」
一瞬の隙に距離を詰めてきた
攻撃することはできなかったが虎牙は首に当たる寸前のナイフをギリギリ刀で受け止めた。
「敵だね。」
「私からしたら貴方も敵です‼︎」
「そ。「魂変化」」
ナイフが変形する。
「え?」
ナイフが変形してあり得ない形になった。
何になったかと言うと。
ナイフは大剣へと変化した。
その重みに耐えきれず大剣を刀で受け流した。
力が急に抜けたせいで大剣は地面に叩きつけられ。地面は抉れた。
「なんなんですか。その武器。」
「あぁ、これね。私の能力。まぁ教えてないけど。」
大剣を肩に当てながらヴァイラは答えた。
『魂変化』
物には全て、魂が魂があると仮定した場合。
ヴァイラは全ての魂の形を変化させることができる。ただの石ロコでも魂があるとすれば。
変化させて、拳銃にもできる。また、そのものに魂を付与することも可能だ。
例えばぬいぐるみに魂を付与すればぬいぐるみは自我を持ち。動く。そう言った仕組みだ。
「でも、一対一だったら私が勝ちますね。」
虎牙が自信満々に答える。
「なんで?」
「さっきのを見る限り、私の虎の方がパワーが上だからです!!」
「???。そう、よかったね。」
ちょっと困惑した様子だった。
「なら、六対一は?」
「ん?」
先程地面をえぐった時に発生した瓦礫。
「魂付与。起きて皆んな」
瓦礫が一気に宙に浮かび自我を持ち始めた。
「よーしやるぞ!」
「ヴァイラいい匂いする。」
「一ニ、一ニ。」
「なんだ、あの虎バカそうだな」
「勝てるかな」
「殺してやる!!」
本当に人間のように話している。
本当に魂が付与されたんだ。
高速で飛び交う瓦礫たちをなんとか殴って破壊しようと試みたが
砕けてもさらに分裂させて増えるだけだった。
「ふーん。君。刀と拳なんだ。武器。」
ニヤッと不気味な笑みをこぼした。
「だった、なんですか!!」
「私は魂の形を変えられる。つまりね。」
ヴァイラの手が虎牙に触れようとしていた。
瓦礫に集中しすぎてヴァイラへの警戒が緩んでしまった。
「人も形を変えられるんだよ?」
触れようとしたとき。

「「雪蛇丸」喰え!!!」

ヴァイラの手がどこから現れたかわからない大蛇に喰われた。
「誰?」
『虎牙いまだ!!武器庫へ!!!!』 
冷は一瞬の隙を見て虎牙を武器庫へと向かわせた。
「あっ待って!!まだ殺してないじゃん!!」
瓦礫たちが虎牙を追おうとしたが。
大蛇に喰われてしまった。
「ふぅ、虎牙ちゃん。大丈夫かな、」
階段から誰かが来る。
「誰君。」
「ん?私?」
先程の大蛇が小さくなりその女性の首元に帰還する。
「私、門宮椿、まぁよろしく。まぁもう二度と会うことないだろうけど。」


一方その頃。
「おい。てめぇ、足引っ張んなよ」
「分かってるし。私を誰だと思ってるん?」
ルーカスと哭軌は鰲海と遭遇した。
「ヴァイラ。こっちも戦闘開始するっす。」

作者メッセージ

次回!!
ルーカス。哭軌VS鰲海!!
椿VSヴァイラ。
頑張れ虎牙!!急いで刀を研ぐんだ!!!!

2025/01/18 14:16

チョキチョキ ID:≫2pw9LKohZAUF6
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