参加型! 圧倒的人手不足殺し屋 KAN
「アサシンか‼︎悪いが簡単に状況を説明する。」
「いいや、大丈夫っす。もう、ジュリから全部聞いたんで。」
汐音がライフルに球をセットしながら15秒経った後の戦闘に備える。
時間を停止している間は相手への干渉が不可能とされている。
「残り8秒。クソっ見えにくくなってきた。」
「そういうことなら。」
居合の体制を笹丸は取る。
渥莉も鉄扇を構える。
「3秒2秒、」
全員に緊張が走る。
時が進み出した瞬間。
「0‼︎」
「神威‼︎」
笹丸の神威が先手をとった。
土埃で相手が見えない。
「……..。」
土埃がなくなった瞬間。
そこにはもう白鉄はいなかった。
「は?どこ行った!!!!!!」
笹丸が辺りを見回す。
「これ、もしかして帰れるやつ?」
烏丸が期待しながら言った。
「んなわけないでしょ。」
汐音がツッコミを入れる。
「もっ、…もしかして、に…….っ…逃げ、られた」
着鹿が手を振るわせながら言った。
「そんなことはないと思うけど。」
愛依が頬に手を当てながら言った。
『おい!!廃墟ビルの外に待機中の虎牙!蓮!白鉄はどこ行った⁉︎⁉︎』
『こちら、虎牙‼︎今全力で追いかけています‼︎』
虎の脚力を持ってようやく追いつけるくらいの速さで
白鉄は緻密な重力操作を行い移動していた。
「おいっ!こ、がっ!!!はなせっ!!!ふく!破ける!!」
虎牙は蓮を運びながら移動していた。
『今からデータを転送します。早くきてください‼︎』
「分かった。おい、藤ノ宮、アサシンの奴‼︎協力しろ!!今から白鉄を追う‼︎」
「もう、……まに、あわないと。」
「できる。私に策がある。」
壁に力をかけ足を引き摺りながらこちらへ
舞白がきた。その後ろには舞白を手当てしてくれたんであろう麻里音がいた。
「まっ、舞白さんっ!!まだあっ、歩かないで‼︎」
「すまない、麻里音。」
「んで策ってなんだ?お嬢。」
「かなり危険な作戦だが乗ってくれるか?」
「大丈夫だよ。ジュリ。あいつを殺すためならなんでもする。」
そう鴉が言った。
このいい発言とも思えるこの言葉は後に皆に恨まれる発言であることを知る由もなかった。
「ではみんなこのロープに捕まれ。」
『へ?』
「うわぁぁぁあっがぁぁあ!!!!!まいしろぉぉぉぉぉてめぇぇぇえ!!!!!!」
笹丸が舞白にブチ切れるがその言葉はF-1レースのように大きくなったり小さくなったりした。
舞白は常に脳筋であった。本当に世界で一番脳筋であった。
そのため舞白の考え出した策とは。
全員をロープにくっつけて
それを全力で白鉄のいる方向にぶん投げることだった。
「おじょぉぉおぁぁぁぁ!!!!」
「nt#k@pjguphtt@gausnt)⁉︎⁉︎⁉︎」
(舞白さん脳筋すぎます⁉︎⁉︎)
愛依に関してはもう何を言ってるかわからなかった。
「俺スナイパーでよかったー」
スナイパーなどの後援タイプの殺し屋は
白鉄の方には送らず後方支援となる。
「手荒ですまない!!これが最善策だった。」
「どぉぉぉこがぁぁだよぉぉおじょぉぉぉ!!!!」
「それでは後は任せた‼︎」
「じゅりいいぃぃぃぃぃぃいいい!!!!」
「落雷一閃!!!!!!」
雷を伴う超高速移動のアレを今ロープを投げることに使用した。
轟音と共に落雷の速さ+舞白の筋肉でものすごい速さで飛ばされた。
「はぁっはぁっ‼︎」
(まずいです。このままだと逃げられる‼︎)
虎牙は追いかけながらそう思った。
けどそんなことは超杞憂だった。
「ぁぁぁぁああああああああああああああ‼︎」
「⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎」
上を見上げると
………….。
なんて言ったらいいんだろう。
大量に人が降ってきた。
「もう、しつこいですね‼︎」
「しつけぇのは、てめぇだろ!!!さっさとくたばれや。もうこの編は十話以上もやってんだよ。」
笹丸がまたしてもすぐに白鉄と近接線に持ち込んだ
「ガシャ髑髏‼︎肋で囲め‼︎」
そうしてガシャ髑髏の骨によって戦場は囲まれた。
「もう逃げられないよ。」
ガシャ髑髏の手の上に乗りにこっと笑いながら鴉が言った。
またしても一コンマ一コンマの戦いが始まるが。
「⁉︎⁉︎」
目の前にはジョーカーがいた。
「は?何故」
「嘘だよ、ばーか。」
蓮だった。蓮は舌をべっと出して煽った。
(‼︎油断した‼︎)
前方からは笹丸の斬撃が。
後方からは首元に着鹿の、鉄扇の攻撃が入った。
「カハッ‼︎」
二人とも白鉄に一呼吸させる瞬間も与えなかった。
「このっ!!!」
笹丸と、着鹿の心臓にナイフが刺さる、それもそうだ
防御を捨てて攻撃のみに集中しているからだ。
二人とも血を吐きつつも攻撃の手は一切止めない。
そして。
一瞬轟音がした
そうして上を見上げると
星が落ちてきた。
「星っ!!??」
しかしその星はふわっと消える。
「私の能力ですよ‼︎」
愛依、相手に幻覚を見せることができるので
一コンマ一コンマの瞬間的な戦いにおいてはかなり厄介な能力だった。
何が本当で何が幻かわからなくなるため相手に隙を与えてしまうからだ。
「チッ‼︎」
星が幻だと知りまた前方と後方の着鹿の攻撃とまた捌き始める。
もう何時間と戦っていたダージが蓄積されてきた。
「笹丸‼︎絶対に巻き戻しは使わせるな‼︎」
「分かってるっつーの!!!!!!」
その瞬間
一瞬の会話で生まれた本の、一瞬の隙に
今、地表にいた人間の重力が一気に重くなる。
「超重力‼︎」
「な……..っ、なん、ですかっ??…..コレ」
「おいお前ら絶対逃すな‼︎烏丸いけるか⁉︎」
笹丸が超重力に耐えながら言った。
「今使うと両目見えなくなる!!!!!!」
「クソっ‼︎」
ミシミシと音がする。このままじゃ全員潰されておしまいだ。
重力に負けまいと足に力を入れるがその度に
筋肉血管が破れたり皮膚に切り傷が入ったりする。
白鉄はこの隙に逃げるつもりだ。
(どうする‼︎考えろ!!ジュリも後方支援もきっと影響を受けてるハズだ。この場で誰か動ける奴は‼︎)
鴉がそう考えてた瞬間。
「わっ‼︎ぁぁっ!!!」
上から声がする。
「「龍翔虎臥」!!!!!!」
超重力が発動する前高くジャンプし攻撃を上から振り落とそうとした
虎牙がいた。
虎牙の強烈なパンチが白鉄の頭に思いっきり当たった。
「ガッ!!!!!!」
超重力が解除された。
しかも、先ほどの虎牙のパンチで白鉄は気を少し失っている。
その瞬間を誰も見逃さずすぐさま武器をとった。
「いけぇぇぇぇ!!!!」
虎牙が思いっきり叫ぶ。
「羅生門!!!!」
笹丸が右肩から胴にかけて刀で深い一撃を入れる。
そして、蓮も槍で心臓を突いた。
烏丸も左肩から胴にかけてハルバードで深い一撃を入れた。
「ああぁっ!!!!」
愛依と着鹿が白鉄の両腕を思いっきり切り落とした。
「ガシャ髑髏‼︎」
そして
ガシャ髑髏が白鉄を持ち上げた。
「はぁはぁ。どうだ鴉、死んでるか?」
笹丸は息切れしている。
いいや全員だ。
もう全員疲れ切っていた。
「うん、死んでる。みんなお疲れ様。任務完了だ。」
任務完了その言葉をやっと聞くことができると思い。
みんな油断した。
「え?白鉄負けてる。まぁしょうがないか。」
ポニーテールの女の子が鴉の後ろにいた。
「うわぁー。結構叩きのめしたね。」
「誰⁉︎⁉︎」
愛依がもう疲れ切った声でそう言った。
「あぁ、安心して私もう帰るから。あぁ名前?」
「私の8sの幹部。ヴァイラ。よろしく〜。」
そう言ってヴァイラは消えた。
「なんだ、今の。」
笹丸がさっきまでヴァイラがいたところを見ながら言った。
「兎にも角にも。これで終わったんだ。よかったじゃないか。」
藤ノ宮が全員に優しい言葉をかけ
全員の肩の力が抜けて
座り込んだり寝たりするものがいた。
後にすぐ殺し屋専門の救急班が来た。
「怪我人でてこいやぁぁぁ!!!!」
救急班はいつも荒れている。
「ぶははっ!!舞白ダッサ!!松葉杖って笑笑」
「絶対殺す。」
「アサシンのおねぇちゃん。きらるもナグモ嫌い。」
ナグモときらるも、もう無事に回復していた。
「るるぅ!!!!!大丈夫だったか⁉︎⁉︎」
「兄ちゃん!!!!!!」
るるとゆうは感動の再会ごっこなんてものをしている。
「俺ら出番なかったな。」
「汐音、君。もっ、もしかして、落ち込んでる?」
「はぁ?落ち込んでねぇーし‼︎//////このバカ麻里音」
「ひっ!!」
「在最!!お前生きてたか。通信取れなかったから不安だったんだぞ‼︎」
「あっ、ごめん。忘れてた。」
在最は鴉に怒られている。
鴉、アサシン、ナイトメア。この三つのグループの
殺し屋によって花街の殺人鬼の暗殺依頼は無事遂行できた。
「ありがとなジュリ、笹丸。」
「はっ、こっからはもう敵どうしだ。馴れ馴れしくすんな。俺はもう寝る。」
「そうだな。私も帰って寝る。」
「……また戻る気はない?」
「……….」「…………」
鴉の一言に、二人が反応する。
「ねぇーよ。」
「私も同感だ。」
「そっか、じゃあ。バイバイ。また生きてたらどこかで殺し合おうね。」
朝日とともに三つの最強の殺し屋は帰って行った。
これにて花街の殺人鬼編
閉幕
in 8s
「ねぇー。白鉄のコピー体弱すぎ。なんもできないよアレ。」
ヴァイラが不貞腐れながらゲームをやりながら言う。
「まぁいいでしょう。所詮コピーです。それよりもいい戦闘画像データが手に入りましたね。」
「あっ、もう次の作戦に行くの?」
「はい。まず手始めに。」
「私たちを裏切ったナイトメアを崩壊させましょうか」
白鉄は不気味な笑顔だった。
作者追記。
ifストーリー青春編もよろしくね‼︎
「いいや、大丈夫っす。もう、ジュリから全部聞いたんで。」
汐音がライフルに球をセットしながら15秒経った後の戦闘に備える。
時間を停止している間は相手への干渉が不可能とされている。
「残り8秒。クソっ見えにくくなってきた。」
「そういうことなら。」
居合の体制を笹丸は取る。
渥莉も鉄扇を構える。
「3秒2秒、」
全員に緊張が走る。
時が進み出した瞬間。
「0‼︎」
「神威‼︎」
笹丸の神威が先手をとった。
土埃で相手が見えない。
「……..。」
土埃がなくなった瞬間。
そこにはもう白鉄はいなかった。
「は?どこ行った!!!!!!」
笹丸が辺りを見回す。
「これ、もしかして帰れるやつ?」
烏丸が期待しながら言った。
「んなわけないでしょ。」
汐音がツッコミを入れる。
「もっ、…もしかして、に…….っ…逃げ、られた」
着鹿が手を振るわせながら言った。
「そんなことはないと思うけど。」
愛依が頬に手を当てながら言った。
『おい!!廃墟ビルの外に待機中の虎牙!蓮!白鉄はどこ行った⁉︎⁉︎』
『こちら、虎牙‼︎今全力で追いかけています‼︎』
虎の脚力を持ってようやく追いつけるくらいの速さで
白鉄は緻密な重力操作を行い移動していた。
「おいっ!こ、がっ!!!はなせっ!!!ふく!破ける!!」
虎牙は蓮を運びながら移動していた。
『今からデータを転送します。早くきてください‼︎』
「分かった。おい、藤ノ宮、アサシンの奴‼︎協力しろ!!今から白鉄を追う‼︎」
「もう、……まに、あわないと。」
「できる。私に策がある。」
壁に力をかけ足を引き摺りながらこちらへ
舞白がきた。その後ろには舞白を手当てしてくれたんであろう麻里音がいた。
「まっ、舞白さんっ!!まだあっ、歩かないで‼︎」
「すまない、麻里音。」
「んで策ってなんだ?お嬢。」
「かなり危険な作戦だが乗ってくれるか?」
「大丈夫だよ。ジュリ。あいつを殺すためならなんでもする。」
そう鴉が言った。
このいい発言とも思えるこの言葉は後に皆に恨まれる発言であることを知る由もなかった。
「ではみんなこのロープに捕まれ。」
『へ?』
「うわぁぁぁあっがぁぁあ!!!!!まいしろぉぉぉぉぉてめぇぇぇえ!!!!!!」
笹丸が舞白にブチ切れるがその言葉はF-1レースのように大きくなったり小さくなったりした。
舞白は常に脳筋であった。本当に世界で一番脳筋であった。
そのため舞白の考え出した策とは。
全員をロープにくっつけて
それを全力で白鉄のいる方向にぶん投げることだった。
「おじょぉぉおぁぁぁぁ!!!!」
「nt#k@pjguphtt@gausnt)⁉︎⁉︎⁉︎」
(舞白さん脳筋すぎます⁉︎⁉︎)
愛依に関してはもう何を言ってるかわからなかった。
「俺スナイパーでよかったー」
スナイパーなどの後援タイプの殺し屋は
白鉄の方には送らず後方支援となる。
「手荒ですまない!!これが最善策だった。」
「どぉぉぉこがぁぁだよぉぉおじょぉぉぉ!!!!」
「それでは後は任せた‼︎」
「じゅりいいぃぃぃぃぃぃいいい!!!!」
「落雷一閃!!!!!!」
雷を伴う超高速移動のアレを今ロープを投げることに使用した。
轟音と共に落雷の速さ+舞白の筋肉でものすごい速さで飛ばされた。
「はぁっはぁっ‼︎」
(まずいです。このままだと逃げられる‼︎)
虎牙は追いかけながらそう思った。
けどそんなことは超杞憂だった。
「ぁぁぁぁああああああああああああああ‼︎」
「⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎」
上を見上げると
………….。
なんて言ったらいいんだろう。
大量に人が降ってきた。
「もう、しつこいですね‼︎」
「しつけぇのは、てめぇだろ!!!さっさとくたばれや。もうこの編は十話以上もやってんだよ。」
笹丸がまたしてもすぐに白鉄と近接線に持ち込んだ
「ガシャ髑髏‼︎肋で囲め‼︎」
そうしてガシャ髑髏の骨によって戦場は囲まれた。
「もう逃げられないよ。」
ガシャ髑髏の手の上に乗りにこっと笑いながら鴉が言った。
またしても一コンマ一コンマの戦いが始まるが。
「⁉︎⁉︎」
目の前にはジョーカーがいた。
「は?何故」
「嘘だよ、ばーか。」
蓮だった。蓮は舌をべっと出して煽った。
(‼︎油断した‼︎)
前方からは笹丸の斬撃が。
後方からは首元に着鹿の、鉄扇の攻撃が入った。
「カハッ‼︎」
二人とも白鉄に一呼吸させる瞬間も与えなかった。
「このっ!!!」
笹丸と、着鹿の心臓にナイフが刺さる、それもそうだ
防御を捨てて攻撃のみに集中しているからだ。
二人とも血を吐きつつも攻撃の手は一切止めない。
そして。
一瞬轟音がした
そうして上を見上げると
星が落ちてきた。
「星っ!!??」
しかしその星はふわっと消える。
「私の能力ですよ‼︎」
愛依、相手に幻覚を見せることができるので
一コンマ一コンマの瞬間的な戦いにおいてはかなり厄介な能力だった。
何が本当で何が幻かわからなくなるため相手に隙を与えてしまうからだ。
「チッ‼︎」
星が幻だと知りまた前方と後方の着鹿の攻撃とまた捌き始める。
もう何時間と戦っていたダージが蓄積されてきた。
「笹丸‼︎絶対に巻き戻しは使わせるな‼︎」
「分かってるっつーの!!!!!!」
その瞬間
一瞬の会話で生まれた本の、一瞬の隙に
今、地表にいた人間の重力が一気に重くなる。
「超重力‼︎」
「な……..っ、なん、ですかっ??…..コレ」
「おいお前ら絶対逃すな‼︎烏丸いけるか⁉︎」
笹丸が超重力に耐えながら言った。
「今使うと両目見えなくなる!!!!!!」
「クソっ‼︎」
ミシミシと音がする。このままじゃ全員潰されておしまいだ。
重力に負けまいと足に力を入れるがその度に
筋肉血管が破れたり皮膚に切り傷が入ったりする。
白鉄はこの隙に逃げるつもりだ。
(どうする‼︎考えろ!!ジュリも後方支援もきっと影響を受けてるハズだ。この場で誰か動ける奴は‼︎)
鴉がそう考えてた瞬間。
「わっ‼︎ぁぁっ!!!」
上から声がする。
「「龍翔虎臥」!!!!!!」
超重力が発動する前高くジャンプし攻撃を上から振り落とそうとした
虎牙がいた。
虎牙の強烈なパンチが白鉄の頭に思いっきり当たった。
「ガッ!!!!!!」
超重力が解除された。
しかも、先ほどの虎牙のパンチで白鉄は気を少し失っている。
その瞬間を誰も見逃さずすぐさま武器をとった。
「いけぇぇぇぇ!!!!」
虎牙が思いっきり叫ぶ。
「羅生門!!!!」
笹丸が右肩から胴にかけて刀で深い一撃を入れる。
そして、蓮も槍で心臓を突いた。
烏丸も左肩から胴にかけてハルバードで深い一撃を入れた。
「ああぁっ!!!!」
愛依と着鹿が白鉄の両腕を思いっきり切り落とした。
「ガシャ髑髏‼︎」
そして
ガシャ髑髏が白鉄を持ち上げた。
「はぁはぁ。どうだ鴉、死んでるか?」
笹丸は息切れしている。
いいや全員だ。
もう全員疲れ切っていた。
「うん、死んでる。みんなお疲れ様。任務完了だ。」
任務完了その言葉をやっと聞くことができると思い。
みんな油断した。
「え?白鉄負けてる。まぁしょうがないか。」
ポニーテールの女の子が鴉の後ろにいた。
「うわぁー。結構叩きのめしたね。」
「誰⁉︎⁉︎」
愛依がもう疲れ切った声でそう言った。
「あぁ、安心して私もう帰るから。あぁ名前?」
「私の8sの幹部。ヴァイラ。よろしく〜。」
そう言ってヴァイラは消えた。
「なんだ、今の。」
笹丸がさっきまでヴァイラがいたところを見ながら言った。
「兎にも角にも。これで終わったんだ。よかったじゃないか。」
藤ノ宮が全員に優しい言葉をかけ
全員の肩の力が抜けて
座り込んだり寝たりするものがいた。
後にすぐ殺し屋専門の救急班が来た。
「怪我人でてこいやぁぁぁ!!!!」
救急班はいつも荒れている。
「ぶははっ!!舞白ダッサ!!松葉杖って笑笑」
「絶対殺す。」
「アサシンのおねぇちゃん。きらるもナグモ嫌い。」
ナグモときらるも、もう無事に回復していた。
「るるぅ!!!!!大丈夫だったか⁉︎⁉︎」
「兄ちゃん!!!!!!」
るるとゆうは感動の再会ごっこなんてものをしている。
「俺ら出番なかったな。」
「汐音、君。もっ、もしかして、落ち込んでる?」
「はぁ?落ち込んでねぇーし‼︎//////このバカ麻里音」
「ひっ!!」
「在最!!お前生きてたか。通信取れなかったから不安だったんだぞ‼︎」
「あっ、ごめん。忘れてた。」
在最は鴉に怒られている。
鴉、アサシン、ナイトメア。この三つのグループの
殺し屋によって花街の殺人鬼の暗殺依頼は無事遂行できた。
「ありがとなジュリ、笹丸。」
「はっ、こっからはもう敵どうしだ。馴れ馴れしくすんな。俺はもう寝る。」
「そうだな。私も帰って寝る。」
「……また戻る気はない?」
「……….」「…………」
鴉の一言に、二人が反応する。
「ねぇーよ。」
「私も同感だ。」
「そっか、じゃあ。バイバイ。また生きてたらどこかで殺し合おうね。」
朝日とともに三つの最強の殺し屋は帰って行った。
これにて花街の殺人鬼編
閉幕
in 8s
「ねぇー。白鉄のコピー体弱すぎ。なんもできないよアレ。」
ヴァイラが不貞腐れながらゲームをやりながら言う。
「まぁいいでしょう。所詮コピーです。それよりもいい戦闘画像データが手に入りましたね。」
「あっ、もう次の作戦に行くの?」
「はい。まず手始めに。」
「私たちを裏切ったナイトメアを崩壊させましょうか」
白鉄は不気味な笑顔だった。
作者追記。
ifストーリー青春編もよろしくね‼︎