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締め切りなどはありません。いつでも参加オッケー。
枠などもありません。
みなさんお好きな殺し屋に入ってください‼︎‼︎

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参加型! 圧倒的人手不足殺し屋 KAN

#13

最恐の男。

「だめだぜぇ〜。ちゃんと死んだの確認しなきゃ。」
さっき全身に強烈な毒が回り死んだはず。
しかし、ジョーカーは立ち上がって土埃を払った。
「なんで、死んだハズやろ‼︎‼︎」
「んー?あぁ、死んださ。すげぇいい毒だったぜ。」
「じゃあなんで今生きてるんや!!」
「簡潔に言うと、俺ゾンビなんだよね〜。」
ジョーカーが動揺して周りが見えなくなっている、るるめがけて投げナイフを投げた。
「るる!!避けぇ‼︎‼︎」
「‼︎ごめんッ‼︎あもっ。動揺しとった」
「大丈夫るる。あとここはボクに任せて。鴉と合流して」
「なんでや‼︎このままじゃ負けるで!!」
「負けるわけないやろ。」
その言葉がどれだけ頼り難い言葉だったか。
「おいおい、そんな雑魚の言葉信じるのか?るる。俺はこいつのこと瞬殺できんぜ」
「黙れ!!ウチ、仲間しか信用せんから!!」
「るる、」
るるは在最の言葉を信じて鴉の元へと向かった。

「お前名前なんつーの?」
「あも、だ。」
「ふーん。なんか馬鹿っぽくて雑魚そうだな。」
準備体操をしながら在最に聞く。
「はっ、それはどうやろなぁ」
「あっそ!!!!」
顔にジョーカーの強烈な一撃が入る。
そのまま在最は50メートル先のこのフロアの壁に飛ばされた。
頭からは血が出てる。
きっとあの衝撃で背骨も折れているだろう。
「はい、瞬殺。全然大したことねぇぁあ!!!!!!」
ぐったりと壁に座り込んでしまった在最に止めを誘うとナイフをクルクル回しながら近づく。
「はい、お疲れさん。」
ドスッと在最の頭を刺した。
そう思ったが。
頭を刺した瞬間ナイフが壊れた。と言うか。
ナイフが崩壊した。
「は?」
「ボク馬鹿やからわかんねぇけど、馬鹿やからわかんねぇわ‼︎」
「何を言ってんだ?」
在最はジョーカーの手を掴んだ。
その時ジョーカーの腕が壊れ始めた。
「⁉︎?んだぁ?コレッ‼︎」
ジョーカーが一旦距離を取る
「ボクの能力は破壊。その名の通り破壊の能力者や。」
「破壊の能力か、ってかそれよりもなんでテメェは立ってられるんだぁ?さっき痛めつけたハズだろ。」
「バカは風引かんってゆうやろ。そやからボク馬鹿やから痛みもなくやねんで」
そう言って今度は在最から速攻で近づいて攻撃を仕掛ける。
在最の勝利条件は触れること。
ゾンビってのは死ぬことがない生き物のこと。
でもそんなゾンビでも殺せる方法がひとつある。
それは全てを破壊すること。
破壊とは「殺す」ではない。その形そのものを壊す。
だからゾンビであるジョーカーにとっては在最は天敵であった。
「破壊か、めんどくせぇなあ‼︎」
両手を振り上げ地面を破壊した。
地面が崩れ、地面の瓦礫と共に在最は落ちていく。
瓦礫が邪魔でジョーカーの姿が見えない。
「全部破壊したる」
全ての瓦礫に触れジョーカーの姿を見つけようとしたがどこにもいなかった。
そのままさっきまでいた五階の下の四階へと落ちて行った。
すぐさま戦闘体制に入った。
「どこや」
「俺はひとつ考えた。痛み感じねぇならよ、自分の怪我のレベルもわかんねぇだろ。例えば致命傷を負ってんのも気づけねぇんだろうな。」
「そんなのどうだってイイっしょ」
破壊の能力を使うことによって痛みを忘れるが
メリットとデメリットがあった。
メリットとは痛みを知らないまま戦えるので怯むことがない、がデメリットは致命傷に気づかないことだ。
「さぁぁ!!!!!!殺し合い続けようぜ‼︎‼︎」
斧を鎖に繋げて30メートル離れた先から攻撃してくる。しかも遠心力が追加されるからさらに加速する。
「ッ‼︎ぶねぇなぁ!!!死んだらどないすん‼︎」
「殺し合いなんだから死ぬのは当然だろぉ!!バカか」
カトレフの速さは平均銃口初速秒速500m運動エネルギーは600 J程度。貫通力、威力は最高峰の拳銃だ。
それに対してジョーカーは鎖に斧をつけて遠心力を頼りに振り回す時の時速は回転する斧が3kgで回転半径が
80cm、回転速度が3rpsのため遠心力による速さは
時速54kmとなる。
しかしカトレフの秒速500mを時速に直すと
時速1,800kmとなる。
要するに速さ勝負で言ったらカトレフ、在最の勝利だが
鎖武器の特権は途中で軌道を変えれることだ。
武器、能力の観点から見た在最が優勢だ。
「もう、体力無くなってきたんちゃう?」
「あははっ‼︎テメェもだろ‼︎」


一方その頃。
「ナイトメアまで、何がどうなっているんだ。」
ビルから飛び出た鴉とジュリは屋上に立っている笹丸と虎牙、蓮に言った。
「全部説明してやんよ、ジュリ‼︎鴉‼︎」



2日前、ナイトメア。
「おい、蓮、虎牙。俺がパチパチ、パソコン打ってたら、とある殺し屋サイトに引っかかってな。」
2日前、笹丸は自分の椅子に座り、虎牙と蓮はその前で正座させられていた。
「もう飽きたんで刀手入れしてきていいですか?」
手を挙げて虎牙が聞く
「ダメだ。お前、一回研ぎ始めると止まんないだろ。」
あっ、虎牙が不貞腐れた。
「それで、とある殺し屋って?」
「「8s:エイトズ」って言う、殺し屋だったんだ。俺もこの字を見た時は何も怪しいなんて思わなかった。だがな、花街の防犯カメラの映像をハッキングしてたらな、そのエイトズって奴らが能力を使って殺してる映像を見つけた。」
能力持ちの殺し屋は全て、ナイトメアかアサシンか
鴉にしかいないハズだった。
「でも、エイトズって殺し屋は俺らが所属してる
KAN の殺し屋一覧に載ってなかったんだ。」
「野良の殺し屋か、」
「ん?のら?どう言うことですか?」
刀を抱きしめ、あぐらをかきながら虎牙は言った。
「バカには結論から言うか、蓮虎牙よく聞か」
「なんですか?」

「つまりだな、その殺し屋が拡大し勢力を広める前に根絶やしにする。」
手をグッと握り締め結論を言った。
「でも、どうするんだ。俺ら結構能力持ち少ないぞ。」
「そこでだ。」
「そのエイトズと協力をし、鴉にもアサシンにも協力してもらうようにするんだ。」
一瞬二人とも固まったが蓮はすぐさまに理解したが、
虎牙は何がなんだかさっぱりな様子だった。
「何を言ってるか分かりませんので、私はもう、刀の手入れしてきます」
虎牙、わからなすぎて離脱‼︎
「おい、虎牙ッ‼︎まぁいっか、蓮お前の能力を使って頼みたいことがある。」
「なんだ?」
「俺らの情報はあまり世に出回ってない、それがナイトメアだ、しかしこれでエイトズと協力して情報漏洩でもしてみろ、俺ら終わるぞ。」
 ため息をつきながら言う
「だったらどうやって協力を申し出る。」
「唯一情報脳筋チームがあんだろ。そうだアサシンだ。お前、能力【変身】だろ。」
「あぁ。」
「そこでだ、ジュリに変装してエイトズに協力申請をしてこい。協力申請の内容は「ナイトメアと鴉の壊滅」って言え。」
「ん?エイトズにあの殺し屋たちを壊滅させちゃっていいのか」
「ちげぇよ、口実だよ、口実。あのエイトズは映像を見る限り実力者が何人もいた。だから壊滅を目的としてたくさん殺し屋が集まる場所に誘き出して一気に叩く。」
笹丸の言っていることは理解できる。しかし 
「そこまでして壊滅させなきゃ行けない連中なのか?」
「あぁ、特にエイトズのリーダー。白鉄は特にやばい。壊滅させなきゃ。日本、いや世界までも乗っ取られる」
「そんなやばい奴との協力申請なんてうまくいくのか?変身もバレそうだ。」
「【変身】誰にもバレないんだろ?そんでそのままエイトズ打倒作戦当日までアサシンに潜入してほしい」
腕を組んで蓮は考えた。
「分かった、やる。そこで一つ質問がある、アサシンに潜入してる間ジュリはどうする」
「俺がうまく引き止めておく、エイトズ打倒作戦開始日になったら鴉もアサシンも集まる。だからそこで真実を話して協力してもらおうって言う作戦。」
「敵対関係なのに協力してもらえるのか」
確かにそうだ。ナイトメアと鴉とアサシンはバチバチにライバル関係にある。
「協力するさ。きっといや、絶対。」
「じゃあ。今回の殺人暗殺以来の名前は何にするんだ、大規模っぽい名前じゃないと鴉は動かないぞ。」

「そうだな、「花街の殺人鬼の暗殺」なんでどうだ?」
「分かった。じゃあ早速行ってくる。8sの位置情報だけくれ。」
「分かった。頼んだぞ蓮。」
そこにはもう、蓮はいなくて、ジュリがいた。



ー現在ー
「って言うことだ!!!蓮が急に攻撃仕掛けて悪かったな鴉‼︎あれは白鉄騙すためにやったんだ。」
屋上から自信満々に笹丸が言う。
「なげぇよ!!!てか、その白鉄って奴はどこに行った‼︎」
「おい、麻里音奴はどこだ?」
『はっ、廃墟ビルの中を移動中、この、ままだと逃げられます。』
焦ってる麻里音の声がこちらにも聞こえる。
「ジュリ。どうする。」
笹丸の言っていることが本当なら確かに今ここで殺しておいた方がいい。だが、しかし嘘だったら。
「私は協力する。てか、そもそも私は既に計画の全貌を聞かされていたからな。」
「、、ジュリが協力すんなら俺もする。」
笹丸はニヤッと笑った。
「おい、笹丸‼︎ちなみに今回の暗殺対象は??」
「ジョーカーと白鉄この二人だ‼︎‼︎」
そして、鴉とジュリは通信機を取り出して。
『全鴉に次ぐ‼︎目的が変わった。今アサシンやナイトメアと一時協力することになった。攻撃の手を止めろ。
今はジョーカーという男と白鉄という男の抹殺を遂行しろ‼︎質問禁止ッ‼︎』

『全アサシン。よく聞け‼︎直ちに攻撃をやめてその場の鴉やナイトメアと協力し、白鉄とジョーカーを抹殺しろ。先ほど麻里音が撮ってくれた顔写真を転送する‼︎』

作者メッセージ

次回
一夜限りの協力

作者追記
疲れた。

2025/01/10 23:38

チョキチョキ ID:≫4pZYbucUEC/ZE
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