[大文字]魔王「勇者だったんだ。」[/大文字]
社員「え〜！！」
有紗「ならどうしてそんな噂が？」
魔王「勇者がいなくなった世界は崩落するんだ。みんなが混乱し、なにかに怯えたように部屋に閉じこもる人や、何もしていない人を無差別に傷つけたり。
そのようなことが起きる理由が今まで解明されていなかった。勇者だった人はわかるけれど、教えちゃいけないって、誰かに言われたような気がするから教えちゃいけなかったんだよ。」
花「誰なのかもわからないのか…怖」
紫織「魔王になったからわたしたちに言ってもいいのか！」
有紗「勇者にどうにか戻ったら事実をみんなに伝えることができるのかな？勇者から魔王になって勇者になったからそのシステムみたいなのが流石に反応しなくなるんじゃないかな？そんな事するとは思わないだろうし」
花「どこかに魔王を勇者に治せる薬みたいなのがあるかもしれない！」
紫織「うーん…浄化のポーションとか？」
有紗「きいたことある！魔法の森の魔女が持ってるらしいよ！」
花「優しいって聞いたから分けてくれたりしないかな…？」
紫織「商談みたいなこと良くしてるし行けるんじゃない？」
魔王「僕にそこまでしてくれるの！？ありがとう！でもとおいよ？」
花「ブラック企業精神舐めないでよ！遠い場所に行くより仕事をするほうがよっぽど疲れるもん！体力いっぱいだよ☆」
紫織「そう言ってる花ちゃんはあんま仕事してないんだよな…」
魔法の森へレッツゴ〜！