君だけしか愛せなかった
いなくなった。そう言うと詳細が伝わらない。
「せんせー。いなくなったってどういうこと?」
僕にはわかった。
「.....................亡くなったんです。」
僕をいじめていたクラスメイトは死んだ。
教室が一気にざわめく。嘘だと信じないものや、泣きわめくもの、
そして、笑ってるものが二名
僕ときみ、
カレンだった。
こういう場面普通は、驚いたり泣いたりするものだろう。でも
アイツは僕の腕が折れるまで階段から落とし続けたり。物を捨てたり。僕の住所や電話番号をSNSサイトに投稿したりしていた。
八つ当たりのサンドバックとして使われてきた。
そんなやつ死んで当然だ。
死んで当然だ。ようやく普通に生きられる。そう思うだけで笑みがこぼれた。
カレンも僕の方を見て笑ってくる。
「いじめられないね。良かったね。」
のそういう笑顔じゃなかった。
カレンの笑顔は見続けるほど不気味に見えてきて。まるで
深い海に引きずり込まれる感覚だった。
お昼休み
屋上
「ねえ。カレン。なんで朝僕の方を見て笑ってきたの。」
「.............え?だって、ようやく君がいじめられなくなったんだもん。死んじゃったのは悲しいけど裕貴がもう二度といじめられないって考えたら嬉しんだもん。
」
この笑顔を見て僕は安心した。僕の中からたった一つの最悪な答えが消えた。
でも完全に消えたわけじゃなかった。
1週間後
僕は僕をいじめて来た人間を殺したんじゃないかって疑ってきた奴らが僕のことをいじめて来た。
「せんせー。いなくなったってどういうこと?」
僕にはわかった。
「.....................亡くなったんです。」
僕をいじめていたクラスメイトは死んだ。
教室が一気にざわめく。嘘だと信じないものや、泣きわめくもの、
そして、笑ってるものが二名
僕ときみ、
カレンだった。
こういう場面普通は、驚いたり泣いたりするものだろう。でも
アイツは僕の腕が折れるまで階段から落とし続けたり。物を捨てたり。僕の住所や電話番号をSNSサイトに投稿したりしていた。
八つ当たりのサンドバックとして使われてきた。
そんなやつ死んで当然だ。
死んで当然だ。ようやく普通に生きられる。そう思うだけで笑みがこぼれた。
カレンも僕の方を見て笑ってくる。
「いじめられないね。良かったね。」
のそういう笑顔じゃなかった。
カレンの笑顔は見続けるほど不気味に見えてきて。まるで
深い海に引きずり込まれる感覚だった。
お昼休み
屋上
「ねえ。カレン。なんで朝僕の方を見て笑ってきたの。」
「.............え?だって、ようやく君がいじめられなくなったんだもん。死んじゃったのは悲しいけど裕貴がもう二度といじめられないって考えたら嬉しんだもん。
」
この笑顔を見て僕は安心した。僕の中からたった一つの最悪な答えが消えた。
でも完全に消えたわけじゃなかった。
1週間後
僕は僕をいじめて来た人間を殺したんじゃないかって疑ってきた奴らが僕のことをいじめて来た。