君だけしか愛せなかった
僕らは中学生になった。僕らの通う中学校は中高一貫校なので高校受験をする必要がなかった。青く晴れた空。
そして。
「暑いね〜。帰りにアイスでも買って帰ろっか。」
出会った頃からずっと変わらない君が横にいる。
きっとこれ以上幸福なことはないだろう。君がいればどんなことだって怖くもないし。君がいれば僕は何にだってなれる気がした。
そう、何にでもなれると思った。
「お前さぁ、陰キャのくせして何カレンと関わってるわけ?」
僕は真ん中の個室に入っていた。この暑い夏にとって冷水をぶっかけてくれることは感謝すべきなのかな?
でも、いじめじゃん。これ。
決して妬んでるわけじゃないけど。カレンは美人で頭も良くてスポーツ万能。おまけにどんな人に対しても優しい。そんなカレンは男子にモテまくりだ。そんな彼女にいっつもくっついている僕が気に入らなくていじめ始めたんだろう。
僕はカレンのことを心配させないように、この事実を隠した。けど長くは続かなかった
そして。
「暑いね〜。帰りにアイスでも買って帰ろっか。」
出会った頃からずっと変わらない君が横にいる。
きっとこれ以上幸福なことはないだろう。君がいればどんなことだって怖くもないし。君がいれば僕は何にだってなれる気がした。
そう、何にでもなれると思った。
「お前さぁ、陰キャのくせして何カレンと関わってるわけ?」
僕は真ん中の個室に入っていた。この暑い夏にとって冷水をぶっかけてくれることは感謝すべきなのかな?
でも、いじめじゃん。これ。
決して妬んでるわけじゃないけど。カレンは美人で頭も良くてスポーツ万能。おまけにどんな人に対しても優しい。そんなカレンは男子にモテまくりだ。そんな彼女にいっつもくっついている僕が気に入らなくていじめ始めたんだろう。
僕はカレンのことを心配させないように、この事実を隠した。けど長くは続かなかった