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運命の赤い糸

#3


「何すか、忙しいんですけど。」

溜まった嫌悪感を隠すこともなく表に出す。

本当なら見下したいが、身長の問題的にそれは不可能なため、下から担任を睨め付ける。

「……お前、仮にも俺センコー(先生)だぞ。」

ぐ、と眉間にしわを寄せ、まるで信じられないと言うような顔をしながら言う三浦。
その表情が更に私を苛つかせた。

「そうでしたね、すいませんでした。それじゃ。」

掴んでいた袖を振り払い、足早に去る。
彼の姿が見えなくなった所で私は声を出した。

「う″っあ″ぁ~!!!最ッッ悪!!!無理無理無理無理!!」

頭を抱え、呻く。

「あんなクソ野郎でも教師になれるのかよ。今どきの教育学部どうなってんだよ……。」

内心舌打ちをし、三浦をボコボコにする妄想をして何とか荒ぶる心を鎮める。

そりゃあ、マジで殴ったら校長室行きだからね。
思想は自由だから…。

何処の誰とも分からない相手に言い訳をしていると、そのうち教室に着いた。

「えっと、次の授業は――」

日程表を見ながら呟くとその声が不意に途中で途切れる。

「……数学。」

終わった、最悪だ。よりによって三浦かよ。

「自習になれ自習になれ自習になれ―」

三浦がお腹下して1時間ずっとトイレに籠もりますように。
そして!!!自習に!!!なりますように!!!

そんな夢のようなお願い事は勿論叶うはずも無く。

「はーいそれじゃ授業始めるぞ。」

チャイムと共に始まる[漢字]授業[/漢字][ふりがな]地獄[/ふりがな]。

今朝のこともあり、担任と本当に顔を会わせたくない。もうこんな状況で取れる選択はただ一つ。

「……ここでxを代入して――おい天井?授業開始早々に寝んな。」

(げ、早速見つかった。)「……寝てないです。瞼の裏を見てただけです。」

「そんなローランドみたいな言い訳すんな。……こりゃお手上げ侍だな。」

「おい天井。寝てる暇あったらこの問題説いてみろ。」

「え…、マジで?」

「……大マジ。」

2025/03/09 10:41

なつめ ID:≫ 380oc/xthzvmY
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