？「[小文字]な……で…[/小文字]」

？「なんで…？」
？「なんで敦君の記憶が戻ってきてるの……？」
？「太宰さんも……少し思い出しそう…？」
？「乱歩さんは大丈夫みたいだけど…」
ーー何処かの一室で黒髪の少年が顔を俯いているーー

？「なんでよ……」
ｶﾞﾁｬｯ(ドアが開く)
蓮「……どうした？

●●」

すると、男に呼ばれた黒髪の少年ーーー基、●●が顔を上げる

●●「……なんでもないよ…蓮」
蓮「そうか……何かあったら言えよ？お前もまだ子供だ」
●●「……子供扱いしないでもらえる…？」
蓮「子供だから言ってんだよ」
蓮「お前、まだ''12''歳だろ」
●●「……一応表では18歳なんだけど？お酒も飲んでも良いでしょ？」
ﾊﾞｺﾞｯ(蓮が●●を殴る)
●●「いっっっっった！？」
蓮「お前が気に入ってる奴は飲んでるかも知れねぇが、お前は中身は12歳だし18でも未成年飲酒だ」
●●「ﾑｯ…ケチ……」
蓮「ケチで結構！」
●●「蓮だって18のくせしてお酒飲んでるじゃん！敦君と同い年じゃん！表の僕と同じ年じゃん！」
蓮「ｺﾞﾌｯ( ^o^)・:∴」
ﾃﾚﾚﾝｯ♪蓮に攻撃がクリティカルヒット☆
蓮「それとこれは別だろっ！お前は12だろ！」
●●「ｶﾞﾌｯ( ^o^)・:∴」
ﾃｯﾃﾚﾝ♪●●にもクリティカルヒット☆
蓮「そもそもっ！酒に『お』が付いてる時点で子供だろ！」
●●「人それぞれじゃん！」
蓮「(╬⊙д⊙)あぁん？やんのか？」
●●「やってやるよ！(｢ ΦДΦ)｢ ｼｬｰｯ」


ーーーー実に単純である。●●は煽りに少し弱い。
「決して単細胞ではない！」と本人は主張するが、案外そうかもしれない。


ｶﾞﾁｬｯ(ドアが開く)
？「……何やってんの……？」

蓮「え」
●●「ｹﾞｯ(⊙⊙)」
？「●●……」