今は深夜でほとんど建物の電気はついていない。僕はナイフついた赤い液体を拭き取り、鞄に戻した。そして下を見てみると僕が殺した死体がある。別にこの人に復讐をしたいわけではないが、[太字]仕事だから[/太字]殺さないといけないから。この人は僕をずっと恨むだろうね。…………こんなこと思っても仕方ない。そう思い微笑み、あとは処理隊に任せ、ある建物に歩いた。
[水平線]
　ある建物＿＿＿クリエイティブルームの建物に着いた。ドアを開けると色々な部屋に繋がっているドアが6つある。例えば、海の部屋、マジックの部屋とか。その部屋はトップ6が使う部屋らしい。……トップ6といえば、僕をここに入れてくれた人がいたな〜。確か、死莵っていう[太字]背が低い[/太字]人。でも一年たったら、もう十分強い、とかの理由で下から2番目の地位に就いた。高くもない低くもないくらい。だからこれ以上関わることはないと思う。歩いていると同僚たちがいた。

「夏夢、仕事終わったん？」

　この人は姫鬼　にこ。そして隣にいるのは花野井　風香。

「終わったよ〜。にこ達はどこに行くの？」

「ええ〜とどこやったっけなぁ？」

「なんか、なっつ連れてこいみたいなことだったと思う」

「ああ〜！そうやったわ！ほんなら夏夢、着いてきてや！」

そう言い、にこが手招きしながら走っていった。…………せっかく休めると思ったけど行かなきゃ。