〇〇回目の転生と死
#1
私は二日前に死んだ、いや殺された。
通り魔に刺されて。
泣き叫んでも誰も止まってくれなかった。
なんでだと思う?それはねぇ・・
彩芽「ふふふ、これで八回目!我を崇めよ!」
奏飛「はははすごーい(棒)」
私がもともと幽霊だったからなのですっ!
[水平線]
彩芽「ねぇ、かなくーん。今回で何回目だと思う?」
奏飛「八・・・十五回目」
彩芽「なんでわかったの?死んだ回数じゃなくて転んだ回数って」
奏飛「心が読めますので」
彩芽「私は生き返れるけど?」
私は彩芽、苗字はない、だって何回も変わるから。
私は幽霊だけどこの世に生き返る、ていうか大体はそうなっている。
でも私の場合生き返って、、いや現世に戻って幽霊の状態で人間を驚かそうとしても霊感が強い犯人にすぐ殺されるからまたすぐ死ぬ。
今回もそのうちに入る、これで八回目。
奏飛「先輩、そろそろ諦めたらどうですか?」
彩芽「何を?色々やってるから何を諦めるか詳しく言ってくれないとわからなーい。」
奏飛「現世に戻って何人人間驚かせるかゲーム」
彩芽「あぁそれね・・。まぁ確かにそのせいで私は今まで八回も死んでるわけだもんね」
奏飛「百回現世に戻ると死神になるんですよ?」
彩芽「まだ九十二回も残ってるじゃない。それに死神の方が良いよ、ゆきに会える。」
奏飛「ゆき・・あぁ、一回目人間の状態で殺された時の彼氏、綾瀬雪斗ですか。」
彩芽「うんうん・・、ゆき、あの後死神になったんだよね。」
奏飛「へぇ、愛の力っていうのは弱いもんですね」
彩芽「バーカ、私がこっちで暮らしたかっただけ。最後の我儘って。」
違うよ、かなくん、まだゆきといると悲しくなっちゃうと思ったから、死神にならなかったのは自分が恐ろしくなったから。
まだ・・私の心臓は動いているよ、ゆき。
通り魔に刺されて。
泣き叫んでも誰も止まってくれなかった。
なんでだと思う?それはねぇ・・
彩芽「ふふふ、これで八回目!我を崇めよ!」
奏飛「はははすごーい(棒)」
私がもともと幽霊だったからなのですっ!
[水平線]
彩芽「ねぇ、かなくーん。今回で何回目だと思う?」
奏飛「八・・・十五回目」
彩芽「なんでわかったの?死んだ回数じゃなくて転んだ回数って」
奏飛「心が読めますので」
彩芽「私は生き返れるけど?」
私は彩芽、苗字はない、だって何回も変わるから。
私は幽霊だけどこの世に生き返る、ていうか大体はそうなっている。
でも私の場合生き返って、、いや現世に戻って幽霊の状態で人間を驚かそうとしても霊感が強い犯人にすぐ殺されるからまたすぐ死ぬ。
今回もそのうちに入る、これで八回目。
奏飛「先輩、そろそろ諦めたらどうですか?」
彩芽「何を?色々やってるから何を諦めるか詳しく言ってくれないとわからなーい。」
奏飛「現世に戻って何人人間驚かせるかゲーム」
彩芽「あぁそれね・・。まぁ確かにそのせいで私は今まで八回も死んでるわけだもんね」
奏飛「百回現世に戻ると死神になるんですよ?」
彩芽「まだ九十二回も残ってるじゃない。それに死神の方が良いよ、ゆきに会える。」
奏飛「ゆき・・あぁ、一回目人間の状態で殺された時の彼氏、綾瀬雪斗ですか。」
彩芽「うんうん・・、ゆき、あの後死神になったんだよね。」
奏飛「へぇ、愛の力っていうのは弱いもんですね」
彩芽「バーカ、私がこっちで暮らしたかっただけ。最後の我儘って。」
違うよ、かなくん、まだゆきといると悲しくなっちゃうと思ったから、死神にならなかったのは自分が恐ろしくなったから。
まだ・・私の心臓は動いているよ、ゆき。
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