僕らはすべてを忘れたかった
「..........っおもい...だした」
痛いみぞおちを抑えながら僕は言った。
「お前らが......不登校にしたんだ....俊二のこと。」
口が鉄の味する。血が出てんだろう。手当しなきゃ。
「なんでそこだけ思い出すんだろう。」
りんが言った。また足を上げて僕のことをけろうとしたとき
「もうやめようぜ。ふたりとも」
「なに雅人。いい子のフリしてんじゃないよ」
「ノリわるくな〜い???」
「うるせんだよ。てめえらいつまで経っても子どもかよ。」
雅人。声色的に多分怒こってるんだろうな。
「いつからそんな優等生気取りになったんですか〜あ」
「そんなんじゃ、いつまで経っても忘れられないぞ。」
「チッ..........うぜ〜〜。なんでコイツの味方すんのかね。意味不」
「もういいよ。帰ろうりん。もうコイツとは絶好だ。」
二人は捨てぜりふを残しながら去っていった。
「大丈夫か?」
あの記憶さえ見なければ雅人もいいやつに見えたんだろうね。
でも
「なんで、俊二のこといじめたの?」
「.............あいつは許されないことをした。」
「たとえそんなことしてても、いじめちゃだめだろ」
雅人は簡易的な手当を僕に施してくれた。
「たしかにそうだな。」
「ねえ、雅人。僕は記憶を取り戻したほうがいいと思う?」
「しらね。自分で決めろ」
天野四葉の失踪。
俊二のいじめ
なんでこれらが起きてるかはもっと記憶を取り戻さないと。
「なあ、雅人」
「なんだ?」
「天野よつは、って人知ってるか?」
痛いみぞおちを抑えながら僕は言った。
「お前らが......不登校にしたんだ....俊二のこと。」
口が鉄の味する。血が出てんだろう。手当しなきゃ。
「なんでそこだけ思い出すんだろう。」
りんが言った。また足を上げて僕のことをけろうとしたとき
「もうやめようぜ。ふたりとも」
「なに雅人。いい子のフリしてんじゃないよ」
「ノリわるくな〜い???」
「うるせんだよ。てめえらいつまで経っても子どもかよ。」
雅人。声色的に多分怒こってるんだろうな。
「いつからそんな優等生気取りになったんですか〜あ」
「そんなんじゃ、いつまで経っても忘れられないぞ。」
「チッ..........うぜ〜〜。なんでコイツの味方すんのかね。意味不」
「もういいよ。帰ろうりん。もうコイツとは絶好だ。」
二人は捨てぜりふを残しながら去っていった。
「大丈夫か?」
あの記憶さえ見なければ雅人もいいやつに見えたんだろうね。
でも
「なんで、俊二のこといじめたの?」
「.............あいつは許されないことをした。」
「たとえそんなことしてても、いじめちゃだめだろ」
雅人は簡易的な手当を僕に施してくれた。
「たしかにそうだな。」
「ねえ、雅人。僕は記憶を取り戻したほうがいいと思う?」
「しらね。自分で決めろ」
天野四葉の失踪。
俊二のいじめ
なんでこれらが起きてるかはもっと記憶を取り戻さないと。
「なあ、雅人」
「なんだ?」
「天野よつは、って人知ってるか?」