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僕らはすべてを忘れたかった

#7

天野 四葉

『やっほー。けーちゃん。俺のこと考えてた?♡』
流石に鳥肌がたったので通話を切った。今日はただの土曜日。僕は、雅人とりんと、こうじで映画を見に行く予定だ。
前回の話で書き忘れていたんだごめん。
『何できるんだよ!!』
「だってキモかったから。」
『ん〜〜事実。』
「用がないなら切るよ」
『あ〜!待ってよ。失踪した少女の捜索の作戦を伝えようと思って』
「確かに忘れてた。」
『んっんん〜。えー発表します。まず彼女の名は 天野 四葉です』
「............。何も起こらなかった。頭痛もなかった。」
『まあ。名前だけだしね。前回はなんで頭が痛くなったんだっけ?』
「忘れた」
『冷たすぎ〜〜。』
「ていうかお前なんで俺に記憶を思い出させたくないんだ?」
『.......................』
プツン
マジでなん何だこいつは。
そういえば不思議に思う事がある。なんで俊二は俺なんかじゃなくて警察に捜索依頼を頼まなかったんだろう。
ていうか、探す以前にその天野さんが生きてるかどうかすらもわからないんだから。
あいつは何考えてるんだ?

映画館
「うおおおおおお!!!マジで駅から映画館遠すぎ!なありん、こうじ、景」
雅人は子供っぽく叫んだ。正直恥ずかしい。
「ねね、まっつーこの映画懐かしくない??」
僕らが見る映画は再上映している、「ヒステリーという流れ」という映画だ。
「初めて見る映画なのになんか懐かしい感じがする。」
「まあ、前も実際見に来てるしね。」バリッ。ジャクジャク。
こうじにすごくツッコみたい。まだポップコーンも勝手ないのになぜポップコーンがある
「ねー早く行こ!せきなくなる〜」
僕らは一番うしろの席に四人で座った。
映画は正直言ってそこそこだった。でもみんなで食べたポップコーンも美味しかったし。プリクラも楽しかった。
僕はきっと記憶を無くす前もこんな感じで楽しかったんだろうな。


思い出してみたいな


記憶。












僕はまだこの時きっとしらなかったんだろう。


僕は記憶がないからこの街の構造もわからない。だから三人について行く。
細い道を通る。
人気のないところに来た。
「もしかして。道に迷った?」


「もうそーゆーのいいよ、まっつー」
突然押し倒されて僕はゴミ箱の中にもたれかかった。
「.....え?りん?」
「お前記憶ないんだろ?じゃあ思い出させてやるよ!!」
「ッッ!!...うっ...」
みぞおちを蹴られた。痛い吐き気がする。
りんと、こうじは僕のことをずっと蹴ったり、殴ったりしている。
痛い。

「まさと...助けて.....」
雅人は何も助けてくれない。傍観者だ。
なんで僕が蹴られてる。
頭がいたい。
蹴られたりしてないのに
頭が痛い。


『おまえ!!死ねよ!!死ね!!死ね!!!!』
りんが怒りながら殴ってる。誰かを。なんで?
『お前さえいなければよかったのに‼️』
『ごめんなさい。ごめん。ごめん。.....っ.....』
『謝ったって済まされねえよ‼️』
雅人も加担してる。


『......助けて.....』



『景』



俊二が僕に助けを求めた。






思い出した。







僕と俊二はいじめられてたんだ。

作者メッセージ

ミセスさんの楽曲っていいですよね

2025/01/05 22:25

赤佐田奈 ID:≫4pZYbucUEC/ZE
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