僕らはすべてを忘れたかった
「なんで俊二が雅人に.....?」
だってとり戻した記憶では俊二は雅人にいっぱい蹴られてたりしていじめられてたんじゃなっかたのか?
いじめっ子がいじめてる相手に電話をかけることは納得できる気がするけど。
いじめられてた人がわざわざ自分をいじめてた相手に電話をかけるか?
もうわけがわからない。
「............そうだな。俊二が来るまで休んで待ってようぜ。そんで話す。全部白状する。何もかも」
俺等は駅ビルの店の中で休んで俊二を待っていた。
「ねえ。なんで俊二をいじめてたのになんでアイツが電話をかけてきたんだ?」
飲み物を飲みながら話す。
雅人は少しの沈黙の後こういった。
「もう和解したんだよ。」
「いじめって和解できるのか?」
「そうだな。お前が記憶を取り戻さない範囲で話す。それでいいか」
雅人もきっと俺に記憶を取り戻してほしくないんだろう。
俺は黙って話を聞いた。
「俺らはな」
小学校からずっと友達だったんだ。
1年前
ちょうど中学を卒業する頃だった。俺と俊二は同じ高校を受験して受かった。
そんで高校生活を楽しみにしてた頃だ。その時まではまだ仲が良かった。
でも全ての始まりは高校に入学してきてからだった。
俺と俊二は同じクラスだったんだ。1−2組な。そんでそこからだ。
「あっ、俊二〜!!久しぶり。」
黒髪で美人な女子。
「えっと..........。誰だっけ」
「え〜〜忘れちゃった?」
「私だよ。天野四葉だよ。」
だってとり戻した記憶では俊二は雅人にいっぱい蹴られてたりしていじめられてたんじゃなっかたのか?
いじめっ子がいじめてる相手に電話をかけることは納得できる気がするけど。
いじめられてた人がわざわざ自分をいじめてた相手に電話をかけるか?
もうわけがわからない。
「............そうだな。俊二が来るまで休んで待ってようぜ。そんで話す。全部白状する。何もかも」
俺等は駅ビルの店の中で休んで俊二を待っていた。
「ねえ。なんで俊二をいじめてたのになんでアイツが電話をかけてきたんだ?」
飲み物を飲みながら話す。
雅人は少しの沈黙の後こういった。
「もう和解したんだよ。」
「いじめって和解できるのか?」
「そうだな。お前が記憶を取り戻さない範囲で話す。それでいいか」
雅人もきっと俺に記憶を取り戻してほしくないんだろう。
俺は黙って話を聞いた。
「俺らはな」
小学校からずっと友達だったんだ。
1年前
ちょうど中学を卒業する頃だった。俺と俊二は同じ高校を受験して受かった。
そんで高校生活を楽しみにしてた頃だ。その時まではまだ仲が良かった。
でも全ての始まりは高校に入学してきてからだった。
俺と俊二は同じクラスだったんだ。1−2組な。そんでそこからだ。
「あっ、俊二〜!!久しぶり。」
黒髪で美人な女子。
「えっと..........。誰だっけ」
「え〜〜忘れちゃった?」
「私だよ。天野四葉だよ。」