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僕らはすべてを忘れたかった

#13

天野四葉

君は私の味方でしょ?

「おい、俊二今そういう冗談言うな。何だ味方って」
後ろからそう聞こえた。俊二がふざけていったのだろう。そう思った。
「は?何いってんだよ、景。」
後半の内容は殆ど入ってこなかった、でも確かに聞こえた。
俊二じゃないなら誰だって言うんだ?
頭が痛い。
この家から離れろ。
そう頭の中に響いたと同時に俺は天野さんの家と逆方向へと走った。
逃げろ。
本能がそう言ってる。
何も考えないまま走った。
「え?おい!!景!!」
俊二の言葉も俺には聞こえなかった。

どれほど走っただろう。
僕は住宅地にいたはずなのにいつの間にか天野の家から2km離れた駅の近くまで来ていた。
正気を取り戻したと同時に呼吸音と心臓の振動音が一斉に聞こえる。
頭も締め付けられる感覚がする。
覚悟を決めてあの家に向かったのに。結局逃げてきてしまった。
記憶を思い出そうとしたとき頭が痛くなって記憶を取り戻せるって思ったけど、
本能が邪魔をしてくる。
思い出すな、逃げ続けたままでいい。
考えすぎて更に呼吸が苦しくなってしまう。
..............俊二のところへ帰ろう。
そのとき
「大丈夫か?水いる?」
誰かが俺を心配してくれた。それにしても聞き覚えのある声。
「あ........ありがとうございま........す」
「お前、景じゃん」
「雅人!?なんでこんなところに」
「さっきアイツがお前を見つけるよう電話かけてきたんだよ」
「アイツって?」


「俊二だよ」

作者メッセージ

修正いたしました。

2025/01/06 22:59

赤佐田奈 ID:≫4pZYbucUEC/ZE
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