宏・幸歌視点

〝私は夢を見た〟


宏『ほっ…宝屋敷さん…！』
宏『僕は、この屋敷に来る前から宝屋敷さんのことがずっと好きでした！』
幸歌『田中君…』


そして、田中君と手を繋いで脱出の扉が開いて脱出する夢を見た…。


幸歌（あのときは、ただの夢だと思っていたけど…)


夢にしてはあまりにも現実的な体験でもあった…。


それになりより裏付ける証拠があった…。


〝それは共同生活が始まってから四日目にあった出来事の夢だったからだ〟


幸歌（それも踏まえると、この夢はただの夢じゃなくって、〝正夢の可能性が高い〟という結論に至ったわけになった…！)


だけど、どうしても不可解な点があった…。


幸歌（何故田中君が告白したときに私は、泣いていたのかが、分からなかった…)


幸歌（それが分かるのは〝明後日〟になってからじゃないと…！)


次の日…。

清孝「君達諸君、手を合わせてください！」
みんな「いただきまーす！」とみんなと言って食べ始めた。

ジョナ「このお料理とってもおいしいわね!誘麗愛君！」
誘麗愛「はい、そうなんですよねえ！」
誘麗愛「厨房にある食材が、数え切れないくらいに種類が豊富で一体どんな料理を作るのかが、結構悩むんだよねえ〜♪」
幸歌（その割には嬉しい顔をしていますけど…)


それから朝食を終えたときにー、


司会者「皆さん、ホールに集まってください〜！」とモニターから映し出された司会者がそう言った。


ホール

順道「全員集まったが、今から何を話すんだ?」
司会者「それはですねー…｣
司会者「今から「射撃打ちゲーム」をしようと思いますので、そのステージに移動しますね」と司会者がそう言って、手に持っていた装置のボタンを…。


司会者「ポチッ」と押した。


みんな「うわあぁあぁあぁあぁあ〜…」

続く…。