宏・幸歌視点

みんな「……」僕達はしばらく現実を受け入れるのに少しの間にかかった。


姫莉「あの…」とみんなの中で一番低身長と思われる女の子がこういった。


姫莉「皆、改めて自己紹介をしたらどうですか?」
清孝「確かに田中君と宝屋敷さんは、まだ自己紹介をしていないからな！」
暾「では、まず最初に一組目から自己紹介をしていく流れでよろしいでしょうか?」と私市先輩が提案をしてくれた。

勝郷「それで良いんじゃないのか?」とリーゼントの男性が言った。

清孝「では、まず最初の一組目から自己紹介を頼みます!」
宏（一組目は僕と宝屋敷さんだ!)
宏「僕の名前は田中宏です」
幸歌「私の名前は宝屋敷幸歌です…」
宏・幸歌「よろしくお願いします」と同時に言った。

清孝「次は、二組目の自己紹介を頼みます!」
涼太「俺の名前は忽滑谷涼太だ!」
涼太「それと一つ年上の暾兄貴も居る」
宏「えっ…」
宏「えっー!?」と僕は思わず驚いてしまった…。

宏「本当なんですか！？私市先輩！？」
暾「それは、また後で自己紹介をするときにお話をしますね」
宏（気になる…！)
六花「私の名前は月山六花です！」
涼太・六花「よろしくお願いします！」

清孝「次は、三組目の自己紹介を頼みます!」
龍王「僕の名前は吾郷龍王だ…」
奏美「私の名前は藤堂奏美じゃ」
龍王・奏美「よろしくな…なのじゃ」
　　　　　　　　　　
清孝「次は、四組目の自己紹介を頼みます!」
勝郷「俺の名前は不二原勝郷だ!」
姫莉「私は幸徳姫莉です」
勝郷・姫莉「よろしくな!お願いします」

清孝「次は、五組目の自己紹介を頼みます!」
信次「俺の名は明居信次だ!」
信次「因みに俺は宏の幼馴染でもあるんだ!」
幸歌「…えっ？」
クルッ
幸歌「…田中君って、幼馴染が居たんですか…？」
宏「…そっ…そうですけど…？」
幸歌（本当なんだ…!)
幸歌「…おっ…教えてくれてありがとうございます…｣
宏「…どういたしまして？」
響香「あたしの名前は礼堂響香だ!」
信次・響「覚えろよな!すっよ!」と息ぴったりの二人であった。

清孝「次は、六組目の自己紹介を頼みます!」
暾「私の名前は私市暾です」
暾「さっき涼太も言ったとおりで、涼太の兄となります」
暾「何故、〝涼太と苗字が違うのか〟については、私も詳しくは知らないので、気になった人はすみませんね」
宏（やっぱり、本当ことだったんだ…！)
聖歌「私の名前は唐津聖歌です…」
暾・聖歌「よろしくお願いしますします…」

清孝「ようやく僕と誘麗奈さんの番が来たな!」
誘麗奈「そのとおりですわね」
清孝「僕の名前は福溜清孝だ!」
誘麗奈「わたくしの名前は朱鷺田誘麗奈です」
清孝・誘麗奈「よろしくお願いします！しますわ!」

清孝「では、八組目の自己紹介を頼みます!」
ジェルノン「僕の名前はジェルノン・ペルガルトです！」
撫子「私の名前は里上撫子…」
ジェルノン・撫子「よろしくお願いします！します…｣

清孝「次は、九組目の自己紹介をお願いします！」
誘麗愛「私の名前は朱鷺田誘麗愛です！」
誘麗愛「誘麗奈ちゃんの兄でもあります！」と僕と宝屋敷さんは驚いた顔をした。

宏・幸歌「男性なんですか！？」
誘麗奈「初めて会った人達からは、いつも驚ろかれるんですよね…｣と少しこまった顔をして言ってくれた。

ジョナ「私の名前はジョナ・アルコンよ！」と嬉しそうな顔をした。

誘麗愛・ジョナ「よろしくね！」
清孝「では、最後の十組目の自己紹介を頼みます!」
順道「俺の名前は私市順道だ」と私市先輩と同じ苗字だったので思わず…。

宏「…あれっ？兄弟じゃないんですか…？」と質問をしてしまった…。

順道「…苗字がたまたま合っていただけだ…」と冷たい態度で答えてくれた…。

宏「教えてくれてありがとうね…」
順道「ふん」と無視された…。

祈「私の名前は如月祈です!」
順道・祈「よろしく頼みます!」

清孝「これで、皆の自己紹介が終わったな！」
誘麗奈「それでは、今日は色んなことがありましたので、司会者さんが与えてくださった個室で休みましょうか」と誘麗奈さんが提案をしてくれて、僕達は個室で休んだのであった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１章に続く…。